2017.11.12

越後湯沢「雪国ガストロノミー」でキノコ狩り

越後湯沢「HATAGO井仙」が提案する、地元の食文化体験ツアー

こんにちは。LEON.jp食いしん坊代表の秋山 都です。
晩秋のある日、新潟県は越後湯沢へ行ってまいりました。「雪国ガストロノミー」と称して、雪国の食を満喫するツアープログラムを提案しているお宿「HATAGO井仙」のお招きにより、初キノコ狩りに挑戦するためです。
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越後湯沢は東京から新幹線で1時間30分。駅から20分ほどクルマに乗るだけで美しい森の光景を望める里山です。
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キノコは、こんなカゴをもって山へ分け入っていきます。さあ、採れるかな? 
さっそく発見! まずはナメコです。ナメコはこんな風に枯れ木や倒木に生えることが多いのだそう。だんだん目が慣れてくるうちに見つかるようになり、「あれは?」「これは?」と小野塚さんにお伺いをたてれば「あれはダメです」「こっちはイケます。おいしいですよ」と、食べられるか否か判断してくれるから安心。
キノコは土や倒木にばかり生えているのではなく、樹の上でも育つとは今回初めて知りました。釣り竿を改良した専用ツールでこそぐようにして採取します。
こうしてみんなで採ったきのこが今夜のおかずになりました。「HATAGO井仙」メインダイニングの「むらんごっつお」で料理長が目の前で料理してくれます。
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「旬の食材を実際に収穫しながら、地域に根付いた食文化『雪国ガストロノミー』を満喫してほしい」と語る「HATAGO井仙」井口智裕社長。
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新潟といえば日本酒が有名。ここでしか飲めないお酒もあり、みな興奮気味。
さあ、待ちに待った乾杯タイム。この一瞬のためにみんな頑張りました。地元産の食材を中心に、素材の味を活かしたお料理の数々にみな盃が進む、進む(笑)。
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この日採取したキノコが3種の前菜になりました。食用菊とゴマ酢であえたスギエダダケ、おいしかったなぁ。
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目にも美しい晩秋の口取り。
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越後妻有(つまり)はおいしい豚肉の産地でもあります。柔らかい妻有ポークをジューシーなローストにして。
食卓に地元で採れた、フレッシュな食材、それも自分で採ったキノコが並ぶとは、なんて贅沢なことなんでしょう。豪雪で知られる越後湯沢の人たちが、冬本番を迎える前にキノコを楽しむ様子の一端が垣間みられたことは、今回の旅の大きな収穫となりました。
この雪国ならではの食文化「雪国ガストロノミー」を知る体験型のツアープログラムは秋のキノコ狩りと春の山菜採りで年に2回開催予定というから、春にもぜひ参加したいものです。
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温泉で身体を温めたら、ふかふかのお布団でぐっすりzzz。ありがとう、越後湯沢。また来ます。
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◆ HATAGO井仙

住所/新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2455
予約・お問い合わせ/0120-850- 039
●全16室。1泊2食付き2名ひとり16,000円(税別・サ込み)

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