と言ってもかつての厳ついダウンヒルマシンや全身カーボンの激軽ロードレーサーじゃありません。今回のマイブームはなんと「ママチャリ」!
断っておきますが、僕にとっての「ママチャリ」とは本来の意味での「荷物を満載できるカゴつきの、女性(=この場合は特にお母さん)がスカートでも乗車できる低いトップチューブをもつ生活用自転車」ではなく、最後の一語に集約される「生活用自転車」のこと。
つまりカゴがなくてもスカートで乗れなくても、生活の中で足になってくれれば立派な「ママチャリ」なのですな。ただ、生活の中で使う以上はスタイリッシュでなくてはいけませんし、メインテナンスが大変とか、そもそも漕いでいて疲れちゃうとかあっちゃいけないわけです。
で、この3つの条件をクリヤするのが、「ピスト」。

しかも変速ギヤがないから漕ぐのも重くて…。と、そんなネガティブ要素をぜ〜んぶ払拭したのがこちらの仕様。

ブレーキは、ケーブルをハンドルの中に通してスッキリさせて、固定(フィックス)ギヤはフリーギヤに替えて誰でも乗れる仕様に。見た目はブリブリのレーサーですが、乗っている本人の気分は「ママチャリ」なのです。
しかも!このスタイル、アメリカ西海岸や東海岸のストリートピストの発祥地では最先端のスタイルとして流行中。インスタグラムやフェイスブックではライザーバー仕様のピストの写真が無数にアップされています。
追ってレポートしようと思いますが、ファッションがモード&スポーティに急速に移行する今、洒落た移動はいまどき「ママチャリ」が絶対的にオススメです。