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2020.10.16

イメージどおりのイメージ戦略。ボルボXC40からアレが消えた!

紅葉の季節到来。クルマ担当のワタクシ、近藤は、紅葉したら最高のスポットである箱根へ、ひと足早くドライブへ。その目的はボルボ——。

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文/近藤高史(LEON)

スウェーデン第2の都市、ボルボの本社があるイェーテボリコンサートホールの特等席を再現した音が聞こえるというスピーカー設定。シカや動物が急に飛び出してきても感知できる安全支援装置。良くも悪くも、どこまでもユーザーの抱く北欧・スウェーデンのイメージを崩さない自動車ブランド、それがボルボです。

もしかしたら、やんちゃで腕白というイメージのLEONとは真逆のクルマ作りをしているのかもしれない。ならば、この目で確かめてみなければと、クルマ担当のワタクシ、箱根で行われた試乗会にお邪魔してきました。なぜならこの度、ボルボ社が、さらにイメージどおりのイメージ戦略に舵を切ると聞いたからです。
で、試乗させていただいたのはVOLVO XC40 B4 Momentum。2.0リッター直列4気筒ターボエンジン+電気のいわゆるハイブリッドカー。エンジン始動や発進加速をマイルドにアシストしてくれる、静かで大人な乗り心地の一台でした。そのデザインはというと、ルーフ部分のカラーが選べるので、ブルーグレーのまるで雪をかぶった富士山みたい!

タイヤホイールは面が大きいデザインで、特に夜道などではキラキラしてキレイなのでしょう。などと思い巡らせながら、ぐるりクルマのまわりを一周していざ乗り込んでみると……。な、ない! アレがないのです!!
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“アレ”とはパドルシフトのこと。不思議に思っているワタクシに、ボルボの広報担当者・Nさんが笑顔で答えてくれました。

「パドルシフト、なくしたんですよ。もうね、ボルボはもはやそういう(パドルシフトを必要とする)走らせ方をするようなユーザーは求めていないということの表れなんです。すでに発表したとおり、ボルボは今後生産するすべてのクルマの制限速度を時速180㎞としています。そんなクルマにパドルシフトは必要ないということなんです笑」。という。

さらに「全世界で、500万人の愛好者、ボルボユーザーがいてくれれば、我々のような小規模の会社はやっていけるという判断。だから、いかにその500万人が受け入れてくれるクルマを作るかが、我々の使命なんです。どうです? 日本でもウケると思いますか?」。

疑問形ではあるものの、どこか自信すら感じさせるNさんの言い方に思わず納得。たしかに、日本人のイメージするボルボ=北欧の自動車ブランドは、どこまでもクリーンで優しく紳士的というモテるオヤジさんそのものではないか、と。もちろん、やんちゃで腕白でどこかハラハラするオヤジさんもモテるのだけど、清潔感や安心感があって頼りになるオヤジさんもモテるなと。

冒頭でワタクシ、LEONとは真逆のイメージのクルマ作りと申しましたが、実はその逆で、モテるクルマ作りをしていることに気が付いた次第。
実際、箱根のワインディングや湖畔を走らせても、踏み込めば走りも十分楽しめるし、、穏やかに走らせようとすればそれはもう自然と一体になれたかのよう。森や山や湖といった背景は北欧出身であることを思えば当然のようにお似合いだし、実にドライブの楽しくなるクルマでした。
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VOLVO XC40 B4 Momentum

全長×全幅×全高:4425×1875×1660㎜
車重:1670㎏
エンジン:2.0リッター 直列4気筒ターボチャージャー+電気
479万円~/ボルボ

お問い合わせ
ボルボ・カスタマーセンター 0120-922-662

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