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2020.10.04

これは事件です! 庶民派「サッポロ一番」がラグジュアリー美女にへん~しん!!

虎ノ門ヒルズに出来た話題の飲食スポット「虎ノ門横丁」。そのポップアップストアとしてインスタント麺「サッポロ一番」を人気シェフがアレンジした高級ラーメンが食べられる「サッポロ一番劇場@虎ノ門横丁」が人気です。こちら、ディナーで提供しているコースもすごいんです。

CREDIT :

文/森本 泉(LEON.JP)

こんにちは。子供の頃からインスタントラーメンと言えば「サッポロ一番」が好きだったLEON.JPのモリモトです。

皆さん、虎ノ門横丁はご存知でしょうか? 今年の6月に虎ノ門ヒルズのビジネスタワー3階に出来た新たな飲食スポット。26店舗が軒を連ね、まさに「横丁」の名にふさわしく、仕切りのないオープンな造りの店が通路に沿って並び、まるで屋台街をはしごしているような実に楽しい場所なのであります。

しかも出店しているのは東京中の名だたる名店ばかり。予約の取れない人気店や超一流店の味を比較的リーズナブルな価格で楽しめるとあって、コロナ禍の今も連日盛況が続いています。
実はこの横丁にはポップアップスペースもありまして、いまは「サッポロ一番劇場」という店が出店中なのです。こちらではフードジャーナリストのマッキー牧元さんプロデュースのもと、中華の名店「Renge equriosity」(銀座)の西岡英俊シェフと、人気イタリアン「mondo」(自由が丘)の宮木康彦シェフが、なんと「サッポロ一番」の「しょうゆ味」、「みそラーメン」、「塩らーめん」を使った高級アレンジラーメンを提供しているのです。

例えば「宮崎牛テールとトマトのラーメン 1300円」(西岡シェフ)とか、「モンサンミッシェル産ムール貝の混ぜそば 1000円」(宮木シェフ)とか(共に提供期間終了)、まぁ見たことも聞いたこともないグル麺!が食べられるとあって、ランチ時は行列が絶えない人気店となっているようです。

そのスペシャルなラーメンも魅力的なのですが、ディナータイムは、さらに一歩踏み込んだ企画として、お酒とともに楽しめるよう「サッポロ一番」を使ったオリジナル料理をコースで提供するというメニューとなっておりまして、こちらがまたスゴイ! 今回は、そのコースを頂いてきたのでご紹介いたします。
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ワタシの知らない「サッポロ一番」がここにあった

店はカウンターのみの9席。その作りは決してラグジュアリーでもゴージャスでもないのに、コースは全6皿で5500円(税込)とかなり強気の設定です。一瞬「元取れるの?」と貧乏くさい思いがよぎったりしますが、そんな心配はご無用。まずはひと皿目の登場から、「んん?」と引き込まれます。
▲「サッポロ一番塩らーめんのテッリーナ」
最初に出てきたのは「サッポロ一番塩らーめんのテッリーナ」。場にそぐわない繊細で美しい料理じゃないですか(笑)! 茹でた「サッポロ一番塩らーめん」と、CMソングでおなじみの「白菜・しいたけ・に~んじん♪」を組み合わせたテリーヌなのですが、野菜の旨みがスープと絡んで繊細で上品なお味です。上に乗ったアンチョビベースのクリームソースと合わせると、味わいが変化しさらに豊かな世界が広がります。

こちら、「お酒とともに楽しむ」というコンセプト通り、コースにはワインのペアリングも設定されています。オススメに従って最初の一杯はスペイン、カタルーニャのカヴァ(スパークリングワイン)をいただきます。酸味の控えめな爽やかな味わいで料理の味を引き立ててくれます。
▲「サッポロ一番の春巻き」
2皿めは「サッポロ一番の春巻き」。これはわかりやすく中華、なんですが春巻きの具に「サッポロ一番」が使われています。熱いのでハフハフ言いながら食べます。外の皮はパリパリ、中はジューシー。文句なしで美味い!
▲「発酵白菜と豚バラ肉のカルトッチョ」
3皿めは「発酵白菜と豚バラ肉のカルトッチョ」。カルトッチョは紙で包んでオーブンで焼き上げるイタリア料理ですが、こちら、イメージとしては豚バラの白菜鍋って感じでしょうか。発酵白菜の酸味がバラ肉と相性抜群です。「サッポロ一番」は白菜と豚バラの下に敷かれて、食感と味わいにおいて緩衝材的な役割を果たしています。ワインは2杯目のイタリア、シチリアの辛口白で。料理の酸味に負けない切れ味のいいリッチな味わいのワインです。
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▲「羊のムサカ」
4皿めは「羊のムサカ」。ムサカといえば一般的には子羊のひき肉の入ったグラタンのようなギリシャ料理ですが、個人的にはこれが一番感動しました。まず、なんとも濃厚で複雑な旨みが素晴らしい。上に載ったトマトの酸味も効いています。そして「サッポロ一番」を砕いて入れたことでひき肉、野菜の他にもう一つ食感が加わり、味わいに厚みが増しています。

ここでワインは3杯目、ジョージアの白に。白と言ってもブドウを皮ごと潰して醸造した、いわゆるオレンジワインと呼ばれる黄金色に輝くワインで、豊潤なアロマとしっかりした味わいは、味つけ濃い目の料理との相性もピッタリ。
▲「伊勢エビチリ」
そして5皿めは「伊勢エビチリ」。なんですか、この見た目(笑)。場にそぐわないゴージャスな一品です。肝心の「サッポロ一番」はエビの身の周りにくるくると巻かれて登場。外側はカラッと揚げてありますが、中はしっとり感が残って、エビの旨みが豊かに伝わってきます。

4杯目のワインはニュージーランドのしっかりした旨みのあるピノノワール。って我ながらよく飲むよな~。でも、料理との相性抜群なのでワインが進む進む。これ全部頼むと4500円になりますが、かなりのマニアックなセレクトで、実はリーズナブルではないかと。
▲「ポルチーニ茸のつけ麺」
そして〆の6皿めは「ポルチーニ茸のつけ麺」となります。これはもう、ごまかし用のないストレートなメニューですが、とにかくこの麺が美味しい。とてもインスタントとは思えない、というレベルの上を行ってます。重曹を入れてかなり複雑な手順で茹でているそうですが、素人的には、何をどうするとあの麺がこの味になるの?? まさに魔法としか言いようのない味わいです。
と、約90分かけて、じっくり味わったコースは、確かにすべての料理に「サッポロ一番」が入っているのですが、どの料理も麺は実に自然に溶け込んでいるので、まったく違和感なし。とにかく味のバランスが素晴らしく、しかも中華とイタリアン、両方の達人の必殺技が込められているので、単調になることなく、飽きずに楽しめました。

それにしても一流の料理人というのは本当に凄いなと。さらに彼らの独創的なアイデアに見事応えてここまで美味しくなる「サッポロ一番」のポテンシャルにも脱帽であります。ポップアップは10月10日(土)まで。ぜひこの想像を超えてラグジュアリーに変身する「サッポロ一番」との邂逅をご堪能くださいませ。

■サッポロ一番劇場  @虎ノ門横丁

場所/虎ノ門ヒルズビジネスタワー3F 虎ノ門横丁
営業時間/11:30~売り切れ終い、18:00~(LO 21:00)土日は17:30~
期日/~10月10日(土)
HP/https://www.toranomonhills.com/toranomonyokocho/1029.html
お問合せ/TEL 03-6406-6676

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