2020.09.16
「ディフェンダー」と「Gクラス」他のSUVとは一線を画す3つの共通点
3列7人乗りや4シーターの高級車まで。いま、SUV人気はとどまるところを知りません。が、本来SUVには悪路走破性の高さも求められていたはず。という点を追求すると、街乗りだっていけちゃうこの2台に敵う輸入車は見当たらないかも!?
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文/近藤高史(LEON本誌)
コロナ禍においてもクルマ移動は安心で安全。改めてクルマのありがたみがクローズアップされています。では、そんなクルマでどこへ行くのかというと……。
なるべく人がいない場所。そう、アウトドアではないでしょうか。砂浜や河原、あるいは山の中等々。ということで、今回は悪路をものともしない2台の輸入車のハナシを。それが、ランドローバーの新型ディフェンダーとメルセデスのGクラスです。どちらも軍隊にも採用されているという信頼度があり、悪路走破性が高いのは想像に難くありませんね。
そして何よりも5メートルを超える(リアのスペアタイヤもある)ボディサイズながら意外と取り回しも良いし、運転もしやすく、これはもうコロナ禍の衝動買いとしては最高の一台かと。
そしてそして、このディフェンダー、9月25日発売のLEON11月号に登場しますので、みなさま、ぜひ手に取って見てみてくださいまし。
変わらないものの大代表といえば、その丸目。そして垂直&水平貴重なデザイン。“ガチャ”という重厚感あるドアの開閉音……って、あれ?? これらすべて前出のディフェンダーと同じ!
そうです、2台の共通点って「丸目」「垂直&水平基調のデザイン」「タフであること」の3つなのですね。軍用車を彷彿させる四角いフォルム、どこか懐かしい可愛げさえ感じられる丸目、頑丈な作りや悪路をものともしない走破性能に基づくタフさ。この最後の“タフさ”がいま、もっとも重要視されているポイントかと。
かのルイ・ヴィトン メンズのデザイナーとしても有名なヴァージル・アブローです。そのコラボレーションGクラスが、当ブログのサムネイルのオフホワイト色のメルセデス。
厳正なる審査後、限られた者のみが参加できるオンラインお披露目会でめでたくご対面。このGクラスでは、およそアウトドアには行けなさそうだけど、こんなアイコニックなクルマで街を走ったら、さぞやモテるんだろうな……。
ちなみにこのGクラス。サザビーズのオンラインオークションに出品され、すべての収益は、国際的なクリエイティブコミュニティが芸術教育を継続できるよう、支援活動を行う慈善団体に寄付されるそうです。
ランドローバー ディフェンダー110
全長×全幅×全高:5018×2008×1967㎜
エンジン:2.0リッター 直列4気筒DOHCターボ
最高出力:300ps 最大トルク:400Nm
価格:589万円(税込)~/ランドローバー
HP/www.landrover.co.jp
メルセデス AMG G 63
全長×全幅×全高:4873×1984×1966㎜
エンジン:4.0リッター V型8気筒DOHCツインターボ
最高出力:585ps 最大トルク:850Nm
価格:2035万円(税込)~/メルセデス
HP/www.mercedes-benz.co.jp