2020.08.17

人間の尊厳を高める支援活動について考える

ブルネロ クチネリといえば、“カシミアキング”の異名をとるMr.クチネリ率いるラグジュアリーブランド。そんな彼がコロナ禍でサポートを必要とする人々に支援活動を始めたんです。人間性を大切にする氏の思いとは。今回はそこについてこのブログで触れたいと思います。

CREDIT :

文/堀川正毅(LEON副編集長)

こんにちは。LEON編集部フクヘンの堀川です。

今回はコロナ禍で困っている人々に対し、独自の「人道支援プロジェクト」を立ち上げたブルネロ クチネリについて綴らせていただきます。

ブルネロ クチネリは、創業当初から独自の経営方針を貫いてきたブランド。本拠地であるイタリア・ウンブリア州にあるソロメオ村は、美しい教会や公園、劇場がありますが、これらはすべてブルネロ クチネリが“再生”させたもの。

イタリア全土で進む郊外の劣化の波はソロメオも例外ではなかったのですが、クチネリ氏の「人としての道徳的尊厳と経済的尊厳を保持しつつ働くこと」という理念のもと、村を蘇らせ、そこで働く人々の生活を豊かにすることに注力してきました。

そんな会社、世界を見回しても他にありませんよね。商品の魅力はもちろんですが、こうした企業スタンスにブルネロ クチネリの素晴らしさが詰まっていると思うんですよね。
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で、本題です。ブルネロ クチネリが立ち上げた新しい人道支援プロジェクト、、内容がなかなかにユニークでして。社内に10名からなる理事会を発足し、コロナ禍で困っている人や団体に自社の製品を寄贈する、というんです。

「人生や社会に真摯に向き合い、取り組んでいた方」に製品に触れてもらい、心に再び灯が宿ることを願っているという、なんともブルネロ クチネリらしい取り組みなんです。本来なら、自社製品をチャリティにしたり、キャンペーンをうつなどして「お金」にしてから寄付するのが定石だと思うのですが、そうじゃないってところがポイント。

あえて「製品の価値を丸ごと寄贈する。その製品の価値を生み出した素材のサプライヤーや職人などの想いと技術をそのままギフトする」というやり方を選択したんですね。いやぁ、すごい。自社製品への自信や愛が詰まった取り組みだと思いませんか? もちろん、すぐにでも現金が必要な人もいるでしょうし、製品の寄贈が必ずしもベストソリューションになるかどうか、正直分かりません。

ただ、ブランドとして、モノを作る企業として、自社の製品を通して、世の中に何ができるか真剣に考えて行動できるって、とんでもなく素晴らしいことだと思うんです。

この取り組みを通じて、どんな人がどんなアイテムを手にするのか、気になるところではありますが、きっと本当に必要な人に本当に必要なものが届くのでしょう。素晴らしいモノ作りをする会社が、人々の生活をも素晴らしくする。そんなポジティブな世の中なら、コロナ禍でも頑張っていけそう! 気持ちを鼓舞してくれるプロジェクトだと思い、今回取り上げさせていただきました。

夏真っ盛り! 今週も頑張りましょ。

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