現代アート作家・NAOAKI OKAMOTO独自の“バブルアート”とは

どうも、LEONのアート担当、武田です。突然ですが、現代アート作家のNAOAKI OKAMOTOをご存知でしょうか？ 元の生業である映像制作のためにニューヨークへ渡りながら、現地で現代アートに触れたことで感銘を受け、独学で製作を開始。そうして独自の技法を用いた“バブルアート”を確立した人物です。

実は過日、神戸で開催した買えるLEONのポップアップにお越しいただき、対面。かねてより作品を拝見したいと思っておりました。その後、タイミング良く東京・世田谷のギャラリー「ALL DAY GALLERY」にて、個展『BUBBLE ART POSSIBILITY』が開催され伺ってきましたので、その作品を共有させていただきますね。

本展では、十八番のバブルアート作品を多数展示。そもそもバブルアートとは、インクの表面張力を利用した絵画技法であり、筆で描いたりスタンプを押したりする円とは別次元の美しさをもつもの。立体感がある絵画のため、光の当たり方や観る角度によって表情が一変するのです。

僕はご本人が在廊しているタイミングで伺ったため、1点ずつお話を伺いながら鑑賞することができましたが、その技法は謎のまま（笑）。判明したのは、この立体感を生むためには、とんでもない時間をかけていること。絵画ですが、ある種の立体作品でもありますから、非常に高度な技術を要するようであります。

写真ではお伝えしきれない魅力をもつ作品だけに、ぜひとも実際にご覧になっていただきたいと思います。

ニューヨークで作家活動を始めた氏は、アメリカですでに一定の評価を得ています。ご存知のように日本はアート後進国ですが、あえてそこで挑戦したいとの思いで帰国。献身的に創作活動を行い、定期的に展示の機会を設けているのです。

なお、次回は8/29(火)〜9/9(土)の期間、東京・墨田区の「Gallery Dalston」で個展を開催。バブルアートの可能性の広がりを感じられるよう、さまざまな角度からアプローチした作品が多数展示されます。

単色から色鮮やかな作品まで、色使いによる印象の変化も見ドコロ。初日と週末には作家本人も在廊するとのことなので、ぜひこの機会に鑑賞しに行ってはいかがでしょうか？

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