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2019.12.18

リストランテ/アルマーニで不死身になれそうなランチをいただく

ジョルジオ・アルマーニ氏自らのディレクションによるアルマーニ/銀座タワー。その10、11階に居を構える「アルマーニ/リストランテ」では北イタリアと日本の食材を使った至高の料理がいただけます。冬限定のランチメニューを試食してきました。

CREDIT :

文/森本 泉(LEON.JP)

こんにちはLEON.JPのモリモトです。
皆さんはジョルジオ・アルマーニ氏にどんなイメージをおもちでしょう。
この春、来日した御大が記者会見で弊誌編集長の「今の願いは?」という質問に「不死身になりたい」とお答えになったのは一部で有名な話。

彼はその時「自分の美意識にそぐわないものが視界にあると不快になる」とも仰っていたそうで、その中途半端を許さない絶対的な美と生命力への信仰こそ、アルマーニ“らしさ”なのかなと思う次第です。
▲ランチメニューから前菜「根セロリとタレッジョのクリーム ホッキ貝 カリフラワー ロマネスコ アンディーブのサラダ」。温かいバーニャカウダ的なお料理。
銀座のアルマーニ/リストランテの冬限定メニューを試食させて頂いた時に思ったのも、“ここではすべてがアルマーニなのだ”ということ。

普通、レストランはシェフのもの。一流のレストランほど、料理人の哲学や美学や技巧を味わいに行く場所だと思うのですが、ここアルマーニ/リストランテに限っては、料理人よりもアルマーニ氏の顔がまず思い浮かぶわけで、“アルマーニを食べに行く”という気分になるのです。
▲「リガトーニ 柚子風味のカチョエペペ ボッタルガ」。柚子の香りがふわっと鼻孔をくすぐる。もちもちしたパスタにボッタルガも良いアクセント。
PAGE 2
実はこの日、食事の後にシェフとパティシエにお会いして、彼らがいかに丹精込めて料理を作っているかを伺いました。

その真摯にして情熱的な語り口になるほど!と大変感心させられたのですが、しかしながら、多分、おふたりは客を満足させたいと思うのはもちろんのこと、一方で、頭の片隅には常にアルマーニ氏の顔を思い浮かべながら料理しているんだろうなと思ったりもするのです。
▲メインはお魚で。「鰆のソテー カブ ムール貝とコラトゥーラのソース イカ墨のマヨネーズ」。鰆の火の入り具合が絶妙! 何とも滋味あふれたお味。
いや、それは全然正しいことで、だからこそ、このリストランテは特別なのだと思うのですが。

ま、それはともかく。そんなことはまったく考えずとも、やはりこちらのお料理は文句なく美味しく、美しい。
もし、彼女と一緒に食事に来るチャンスがあったなら、ただただ本能の赴くままに「食欲」を共有して素晴らしい快楽の時間をお過ごしくださいませ。きっとふたりして不死身になれそうな気がしますよ。
ちなみに本日のランチは「ASSAGGI」という4皿のコースメニュー。アルマーニ御大も笑顔で「オッティモ!」と言ってくれるであろうこのコースが4500円でいただけるというのは、これはすごい贅沢だと思いますよ、本当に。
▲デザートは「ベリーとルビーチョコレートジェラートの赤いデザート」。花びらのようなのはラズベリーのチップ。イチゴの下にはローズのパンナコッタが。

■アルマーニ/リストランテ

住所/東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ/銀座タワー10F&11F
営業時間/11:30-15:00、18:00-23:00
定休日/月曜
予約・お問合せ/℡03-6274-7005
URL/https://www.armani.com/restaurant/jp/restaurant/armani-ristorante-ginza/
※冬限定ランチメニューは「ASSAGGI」(4500円)、「ARMANI」(8500円)、「INVERNO」(1万2500円)。サービス料10%。税別

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