2019.11.19

やっぱり京都は旨かった

京都といえば、名門料亭がひしめく激戦区。敷居も日本一高いんですけどね。そのなかでも、地元の方たちや通に愛される知る人ぞ知る名店、ミシュラン星付きの「祇園川上」さんに伺ってきました。

CREDIT :

文/高橋大(LEON.JP)

こんにちは。LEON.JPのタカハシです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は和食です。
そろそろ冬の足音が聞こえてきちゃっていますが、9月に訪れた京都のお話しを。
京都といえばお茶屋。祇園です。
その祇園のど真ん中で昭和35年から続く割烹があります。
それがこちら。「祇園川上」さんです。
案内してくれたのは、和の文化を広めるNPO法人和塾を主催する田中康嗣さん。
田中さんによれば、こちらは祇園の有名お茶屋がこぞって仕出しをお願いするそう。
そしてミシュランで星も獲得しているという名店。
そう、聞いてものすごく敷居の高い立派な門構えの料亭を想像していたら、とっても小粋な風情の店構えでした。
中に入ると、綺麗に手入れされた、くの字の白木のカウンターに10席ほどの椅子が並んでいます。
そのミニマムな設え、潔い感じにモダンな印象さえ受けました。
田中さんは、京都の出張に来たらかならず、ここに来てささっとカウンターで食事をするのだそう。
そのスタイルも潔くっていいなぁ〜と思います。

さて、本題。そのお料理をご紹介しましょう。
まずは、茄子と煮こごりのごま和え。これが、いきなりびっくりするほど美味しいんです。
なんというか、すべてが美しく調和していて、茄子なのか煮こごりなのかごまなのか、よくわからないくらい、ひとつの淡く、深い味になっているんです。
そして。
PAGE 2
しめ鯖のお寿司は。あぶりと二種で。軽めにしめているので、脂ののった鯖の味わいがまた格別。
酢飯の塩梅もほどよく上品。これだけで何個でもいけそうです。が、まだまだ。
八寸はこの迫力! どれも丁寧に仕込まれていて、すごく美味しかったんですが、特に淡路島の天然雲丹(中左)は、いままで食べたことのない味わいでした。そしてこの盛り付けも、お月見に見立てていたり。和食文化って素敵ですよね。
鱧と鯛。
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松茸の土瓶蒸し! 松茸がデカイ!
こんなに肉厚です!
鮎のうるか焼。日本酒が進んじゃいます。
PAGE 4
ここでまさかの春巻き登場です! 中身はなんとアワビ。悶絶です。
そして。
シメは卵かけご飯! たまりません!
これで完全にノックアウトでした。

今回ご紹介したのは、9月メニューなのが申し訳ないのですが、いつ行ってもその時期の最高の素材を使った素晴らしいお料理を堪能させてくれることは間違いありませんので、 京都に行かれたさいには、是非!
ではまた!

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