2019.03.16

サピエンスとテクニウム

AIが一般化しつつあるいま、IoTなどデジタルテクノロジーは、人が知覚しないところへと普及しつつある。そんな時代に、いま読むべき本をご紹介いたします。

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文/高橋大(LEON.JP)

こんにちは。
LEON.JPのタカハシです。

大人になるとなかなか文学作品に手を出しづらくなる。
時間を割くなら、実践的な情報を求めてしまうから? 余裕がないの、いやですね。

村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー「大聖堂」(中央公論社)
というわけで短編がいいかな。ちょいっと読めて。
で、これは村上春樹の翻訳。とても読みやすいのでオススメ。
ふっと時間軸を変えてくれて、ひととの関わりを一瞬立ち止まって考えさせられる。
バリバリ働いている忙しいひとに読んでもらいたい本。

「サピエンス全史」ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之 訳(河出書房新社)
大ベストセラーなので、読んだ方も多いでしょう。
今さらながら面白かった。
狩猟採取から農耕、認知革命、言語とコミュニケーション。
会社、国、宗教など、人間が生み出した虚構現実。
どの章も興味深いオピニオン。

さて、自らをホモサピエンス(賢い人間)と名乗る我々の行く末は?

「テクニウム/テクノロジーはどこへ向かうのか?」K.ケリー 服部桂 訳(みすず書房)

ケヴィン・ケリーはホールアースカタログに参加し、ワイヤードの創刊編集長をつとめた人。
いま意識の高いビジネスマンに人気の「ファクトフルネス」とか読んで目鱗になっている方におすすめしたい、なかなか衝撃的な本です。まだ読了していないのですが。

ざっくり言えばテクノロジーはかぎりなく生命のように進化をしている、的な。

なんだかSFチックな臭いがしますが、まじめなデータに基づいた論考です。

ケヴィン・ケリーさんのお話しはワイヤードウェブなんかでも見られますが、とても興味深い。

ホールアースカタログといえば忘れちゃならないのが、この方。
スチュアート・ブランド。

「地球の論点 ―― 現実的な環境主義者のマニフェスト」スチュアート・ブランド 仙名 紀 訳(英治出版)

この方の本のテーマは地球。もう結構前に出てたみたいですが。
まださわりしか読んでないので詳しくはまたの機会に。


世界の枠組みがものすごいスピードで再編されている時代にあって、自分の立ち位置を明快にとらえ続けることがいかに難しいのか?

を、様々なビッグシンカーが異口同音に発信している感。

つまり、いま必要な視点は俯瞰も俯瞰、「宇宙」くらい離れてみないと、ということか。

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