
【01】
スポーティとエレガントは、両立できるんです!

まず見どころは、ワイド化されたボディ。今回全体的なサイズとしてはコンパクト化されているものの、ワイド化されることでむしろ存在感が増したという声多し。確かに、後ろから見ると納得。いやはや、このオシリ、たまりません(笑)。見るからにダイナミックでパワフルです。
それじゃお顔拝見と前に回れば、バックシャンに続きフロントもシャン。これまたワイドなRSバンパーが装着され、さらにバックミラー越しでも迫力のあるハニカムグリルと大型エアインテークが。装備だけ聞くと威圧的な感じがしますが、トータルで見るとコンパクトサイズも相まって、“いかにもレーシー”じゃなく意外にも“エレガント”。魅力的な女性って、結構オトコっぷりが良かったりするものですが、まさしくそんなイメージです。
【02】
高速ではドヒューン! 街中ではしゃなりしゃなり

おっと、忘れてました。もうひとつ大事なアレ。そう、音。ダイナミックモード&RSパフォーマンスモードでは、当然迫力のサウンド。トンネルでシフトダウンしたくなるヤツです。一方、低速域では野太いサウンドが走りの鋭さを予感させつつも、アイドリング時は実にジェントルマン。閑静な住宅街でも安心です。なんでもエキゾーストシステムの可変フラップが、このエモーショナルなメリハリサウンドを実現しているそうですよ。
【03】
見て満足、触って興奮、走る姿はF1レーサー


今回、新たなオプションでRSランウェイ デザインのタコメーターが用意されているんですが、これがまた興奮モノ。まるで滑走路を想起させるスタイルで、通常とは反対方向に(最高値が手前、最低値が奥に)エンジン回転数が表示されます。
そしていざ走り出せば、RS専用のシフトインジケーター(マニュアルモードで作動)が、グリーン、イエロー、レッドと色を変えながら、まさにF1のステアリングのように点滅。理想的なシフトアップタイミングをドライバーに知らせてくれます。いくらカッコいいからって、凝視はダメですよ、凝視は。

【04】
もっと走りについて知りたい? ま、当然ですよね
新型RS 3は、サイズこそコンパクトながら、加速性能や最高速度においてはクラス最高の数値を叩き出しています。ちなみに先代比では、最大トルク20Nm増し、400PSの最高出力も発生回転域がさらに広がっています。

RSドライブモードは、自分好みに走りの性格を操作できる機能ですが、その中にRSトルクリヤというモードが。これ、実はドリフト専用モードで、選択すると先のトルクスプリッターがドリフト用セットアップになるんです。なので、断言します! 新型RS 3に乗ると、きっとサーキットに行きたくなります!

セダンとスポーツバックで選べる新型Audi RS 3


【主要諸元】〈アウディ〉RS 3 Sportback
● 全長×全幅×全高:4390×1850×1435mm
● ホイールベース:2630mm
● 最高出力:294kW(400PS)/5600~7000rpm
● 最大トルク:500Nm(51kgm)/2250~5600rpm
● 駆動方式:クワトロ(四輪駆動)
● 車両本体価格:799万円

【主要諸元】〈アウディ〉RS 3 Sedan
● 全長×全幅×全高:4540×1850×1410mm
● ホイールベース:2630mm
● 最高出力:294kW(400PS)/5600~7000rpm
● 最大トルク:500Nm(51kgm)/2250~5600rpm
● 駆動方式:quattro(四輪駆動)
● 税込み価格:818万円
■ お問い合わせ
アウディ コミュニケーションセンター 0120-598-106