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2018.01.20

TOKYO AUTO SALON 2018

弩弓マシンが集結? LEONレーシングも参加した東京オートサロン

モータースポーツとドレスアップカーのお祭り「東京オートサロン」が2018年1月12日から14日にかけて幕張メッセで開催された。その模様をジャーナリスト小川フミオがリポートする!

CREDIT :

文/小川フミオ

ブリヂストンのブースに置かれたLEON RACINGのメルセデスAMG GT3
ブリヂストンのブースに置かれたLEON RACINGのメルセデスAMG GT3

男だったら血が騒ぐレーシーなモデルが勢揃い

4348にのぼるブースが並び、31万9000人の来場者を集めた東京オートサロン2018。おなじみLEONレーシングも、メルセデスAMG GT3の2017年モデルを展示、来場者の注目を集めていた。
ブリヂストンのこのコンパニオンは60年代のレーシングカーを思わせるディテールを採用したコスチューム着用
ブリヂストンのこのコンパニオンは60年代のレーシングカーを思わせるディテールを採用したコスチューム着用
2018年の今回で36回目というアジア規模の人気を誇るオートサロン。特徴はモータースポーツ関連を中心に、ドレスアップ車両も並ぶ華やかさにある。
スバルと組んで2018年はスポーティなモデルを積極的に開発するというSTIの平川良夫代表取締役社長がBREEZEのメンバーとともにスバルVIZIV パフォーマンスコンセプトの横に立つ
スバルと組んで2018年はスポーティなモデルを積極的に開発するというSTIの平川良夫代表取締役社長がBREEZEのメンバーとともにスバルVIZIV パフォーマンスコンセプトの横に立つ
「昨今はモータースポーツのインスピレーションを採り入れるのがトレンド」。自動車メーカーの企画担当者がそう語るだけあって、男だったら血が騒ぐレーシー(レースカー的)なモデルが勢揃いしていた。
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1000psの公道用レーシングカーが登場

WEC参戦の「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成という「GRスーパースポーツコンセプト」
WEC参戦の「TS050 HYBRID」とほぼ同じ主要パーツで構成という「GRスーパースポーツコンセプト」
なかでも注目を集めたのはトヨタ自動車のガズーレーシングカンパニーがお披露目を行った「GRスーパースポーツコンセプト」。中身はWECマシンの公道用レーシングカーだ。
GRスーパースポーツコンセプトはツインターボチャージャー装着のV6を使ったトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載
GRスーパースポーツコンセプトはツインターボチャージャー装着のV6を使ったトヨタハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)を搭載
「現役のレーシングカーから、スポーツカーをつくる」。報道陣を前にスピーチを行ったガズーレーシングカンパニーの友山茂樹プレジデントは、自信たっぷりにそう語った。
スズキが提案するスペーシア・トールキャンパー
スズキが提案するスペーシア・トールキャンパー
ルマン24時間レースに代表されるWEC(FIA世界耐久選手権)で気を吐く、「TS050 HYBRID」のコンポーネンツを使用。2.4リッターV6エンジンに電気モーターを組み合わせて1000psを誇るとされている。
ホンダのブースに飾られたMUGEN RC20GT CIVIC TYPE R Conceptはチューンしたエンジン、軽量化された車体、レースカーのような操作類などを持つ
ホンダのブースに飾られたMUGEN RC20GT CIVIC TYPE R Conceptはチューンしたエンジン、軽量化された車体、レースカーのような操作類などを持つ
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トヨタ対メルセデスのバトル

あいにくというか、「発売時期と価格は未定」(友山プレジデント)とのこと。17年にメルセデスAMGが19年発売と発表した「プロジェクトワン」は、F1の部品を流用した3億円超のスーパースポーツなので、ガチンコが見てみたい。
5170mmの全長を持ちながら2列にして後席スペースをうんと拡大したメルセデス・ベンツ「V220dスポーツロング」は中国でバカ売れしているモデル
5170mmの全長を持ちながら2列にして後席スペースをうんと拡大したメルセデス・ベンツ「V220dスポーツロング」は中国でバカ売れしているモデル
会場に多かったのはレクサス「 LC」をベースにしたドレスアップと、「ヴェルファイア/アルファード」を使った豪華系のスペシャルだ。
メルセデス・ベンツV220dスポーツロングのいかにも快適そうな後席
メルセデス・ベンツV220dスポーツロングのいかにも快適そうな後席
メルセデス・ベンツはリアを2人乗りにした「Vクラス」を持ちこんでいた。現段階では参考出品だが、トヨタモデリスタが15年に発表したリア2人乗りの「ロイヤルラウンジ」を彷彿させる。ここでもトヨタ対メルセデスのバトルなのだ。
三菱自動車はエクリプス・クロスというコンセプトモデルを初公開
三菱自動車はエクリプス・クロスというコンセプトモデルを初公開
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女性をエスコートしても楽しめるショー

東京オートサロン2018には、三菱自動車が「エクリスプス・クロス」、ホンダが新型「CR-V」や2列シートの「ジェイド」といった、日本で発売予定の車両を展示。なにかと話題に事欠かないショーである。
若い層をターゲットにカスタムの提案するホンダ系のパーツメーカー、ホンダアクセスが提案してウケいた「けもフレ(ジャパリパーク)」仕様のフィット
若い層をターゲットにカスタムの提案するホンダ系のパーツメーカー、ホンダアクセスが提案してウケいた「けもフレ(ジャパリパーク)」仕様のフィット
というわけで面白さでいうと、かなりなものなのだ。女性をエスコートしても楽しめる内容である。次回は2019年の年初になるだろう。今年行けなかった人はぜひトライを。
ホンダアクセスが提案する新しい世代の2シーター軽自動車の提案はかつてのリライアントシミターGTEなどを連想させるスタイルでクルマ好きにおおいに評価されていた
ホンダアクセスが提案する新しい世代の2シーター軽自動車の提案はかつてのリライアントシミターGTEなどを連想させるスタイルでクルマ好きにおおいに評価されていた
ただし、美しくもセクシーなコンパニオンたちの艶姿に惹かれて集まってくる男性陣の熱気に、彼女が退かないようご注意を。欧米のようにブラックタイ着用の(チャリティ)プレビューなんてあっても、意外に合うかもしれない。
 
●小川フミオ

ライフスタイルジャーナリスト。慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。いわゆる文化的なことが得意でメカには弱く電球交換がせいぜい。

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