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2022.11.05

「いつかはクラウン」から「いますぐクラウン」へ!

注目の「トヨタ」『クラウン クロスオーバー RS “Advanced”』体感レポ

トヨタが満を持して発表した新型クラウンは、1955年の初代から数えて実に16代目。1983年、7代目のクラウンが発表された時のキャッチコピー「いつかはクラウン」はつとに有名ですが、この記事を読んだら”いつかは”なんて悠長なことは、もう言ってられないかもしれませんよ!?

CREDIT :

写真/長谷川直紀 文・編集/近藤高史(LEON)

初めて!? モテるクラウンが誕生

女性にクラウンのイメージを聞くと「お父さんの乗るクルマ」とか「警察車両」という答えが返ってくることが多い。そんな彼女たちのみならず、誰しも思い浮かべるのが、クラウンといえばセダンなボディ形状──。そうです、クラウンはセダンの代名詞といっても過言ではないクルマ。だが、敵もさる者。そんなことは百も承知のうえで、自社内にセダンに関する開発チームを作って研究を重ねたというトヨタ。クラウンをよく知るベテランから、若手女性メンバーまで幅広く参画したそのチームによって誕生したのが、16代目のクラウンなのだとか。
つまり、パッと見のデザインはなんだか若者の目を引くというか、従来のクラウンファンからしたら斬新に生まれかわったものの、ひとたび車内に身を置いてみるとその雰囲気、走り心地は実にクラウン! 否、クラウン以上! ということは、デザインに飛びついた若者オーナーには身の丈以上のクルマを実感できますし、クラウンクオリティを求めたオヤジさんオーナーにとっては若者から見ても格好いい近未来的な外観のクルマを手に入れられるというわけです。こんな世代を越えるところも文字どおりクロスオーバーなんだ、なんてことを考えながら筆者もドライバーズシートに身を沈めました。
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まず思ったのは、各所において実に無駄がないなということ。輸入車のメリットのひとつに、何世代にも渡って研究され続けているロングセラー車は、デザインもさることながら性能面や機能面において改良が重ねられた新型が本当にデキが良いという点。国産車でそこまで歴史のあるクルマってクラウンくらいですから、この部分において、16世代目というのは非常にポイント高いクルマ選びになるのです。
▲ 助手席右サイドにあるパワーシートスイッチ。上級者なら乗り込んでからではなく、乗り込む前にサッといじってあげましょう。
例えば助手席の右側面(つまりドライバーの手が届く側面)にパワーシートスイッチがある点。コレ、従来の使い方としては後席に座るゲストの足元と視界を広げるために、運転席から助手席を移動できるようになっているのですが、そこはモテるオヤジさんのこと。このクラウンは、助手席に座る彼女の体形や姿勢に合わせてスマートに動かしてあげることができるのです。

筆者も過去に助手席の女性と「ドアのところの、いや、その下。ソコを押すんじゃなくてスライドさせて……」などのやりとりを何度してきたことか! この運転席から助手席の移動ができるスイッチ、最近トヨタ車によく導入されていますが、このスイッチがある輸入車ですぐに思いつくのは、かのモテグルマ、アストンマーティンくらいですから、新型クラウンはとってもモテるクルマと言えましょう。
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▲ 乗員の天井部にはノイズや音を軽減するスピーカーが配置。ただでさえ静かなクルマが、さらに静音に。大人な室内環境が出来上がりです。
さらに、前後各席の頭の上の部分に小さなスピーカーが完備。コレ、ロードノイズや音を軽減するアクティブノイズコンロールを採用したスピーカーなのです。実際に週末の渋谷の雑踏を試乗したのですが、ロードノイズはもちろんのこと、街の音もぜんぜん気になりませんでした。クルマ自体が静音でジェントルだと気持ちが落ち着いてきて結果、穏やかに運転したくなるから不思議。でもコレ、助手席の女性目線ではとても重要なことかと。下手っぴな運転をする周囲のクルマがいたとしても、コレなら落ち着いたまま運転できるってものですからね。
▲ サイドミラーとボディの間の隙間が大きいのが一目瞭然かと。それでいてデザイン性を失っていないのがクラウンクオリティ。
そしてAピラーとサイドミラーのあいだ、Vの字になっている隙間も研究が重ねられた部位だとか。たしかに右左折時等、隙間が絶妙にあるため非常に見やすくて安全。それでもって折り畳み時にはデザイン的に外観を損ねることなく美しく折り畳めるのですよ。
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高級スポーツカーに匹敵するスペック

▲ 渋谷の街を試乗する筆者。交通量の多い夕暮れ時という条件のあまり良くないなかだったにもかかわらず、快適なドライビングが楽しめた。
今回試乗したのは『RS “Advanced”』モデル。2.4リッターターボ+モーターのハイブリッドで、システム最高出力は257kW(349PS)、最大トルク460N.m(エンジン)・292N.m(フロントモーター)・169N.m(リアモーター)というパフォーマンスを誇るクロスオーバー最上級グレード。コレが実際に走らせてみると、いざ! という時ほど安心して乗っていられるのです。
▲ エンジンルームはハイブリッドにしては思いのほか男らしい見た目に。普段は見えないトコロに男らしさを隠しもつって、モテるオトコそのもの!
具体的に言うと、速度の速い車列に合流した直後のアクセルレスポンスとかがそう。アクセルペダルを踏めば踏んだぶん、ハンドルを切れば切ったぶん、思いのままに挙動するクルマって文字どおり人馬一体となれるから、乗っていて疲れないし運転にも余裕が出て結果、助手席の女性にもジェントルに振る舞えたりと良いこと尽くし。
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ほかにも特徴で言えば、大きなタッチ画面はわかりやすいし、ハンドル回りのスイッチ類も直感的で実に使いやすい。
道路状況等に合わせて6段階のドライブモードを使いこなせば、ひとりで運転を楽しみたい時から大切な女性とドライブを満喫したい時まで、最高な走りを手に入れられるはず。
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『日本カー・オブ・ザ・イヤー』でLEONから選出されているモータージャーナリストの五味康隆氏にこのクラウン(クロスオーバー)の印象を聞くと、「これはクラウンだけでなくトヨタ車全般に言えることですが、運転支援は賢くなり、長距離でも疲れずに移動できる特性は強まりました。ことクラウンに関して言えば、クロスオーバーと考えたら上質な乗り味はあると思いますし質の高いアクティブなクルマを求める方にはピッタリと思います」とのこと。
フロントとリアともに印象的な水平基調なライトのデザインなど、一度見たら忘れられない外観もお迎え時にも好都合。乗る人のアイコングルマとなってくれそうです。トヨタが16代続くクラウンという名車に賭けた思い。走りも、見た目も、居住性もすべてを妥協なく追及したカタチがクロスオーバーと相成った理由が見えた気がしませんか?

■ <トヨタ>クラウン(クロスオーバー) RS“Advanced”

Spec
・ 全長×全幅×全高:4930×1840×1540mm
・ ホイールベース:2850mm
・ エンジン最高出力:200kW(272PS)/6000r.p.m
・ エンジン最大トルク:460 N.m(46.9 kgf・m)/2000~3000r.p.m
・ フロントモーター最高出力:61kW(82.9PS)
・ フロントモーター最大トルク:292 N.m(29.8 kgf・m)
・ リヤモーター最高出力:59kW(80.2PS)
・ リヤモーター最大トルク:169 N.m(17.2 kgf・m)
・ 駆動方式:電気式4輪駆動方式(E-Four Advanced)
・ 総排気量:2.393L
・ 車両本体価格:640万円(税込み)

お問い合わせ
トヨタ自動車 お客様相談センター 0800-700-7700(9:00~16:00)

詳しくはコチラ!

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