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2021.02.25

ブルガリが挑むラグジュアリースポーツの新境地

「ブルガリ」が、エレガントな薄型時計「オクト フィニッシモ」において“ラグジュアリースポーツ”の試みを見せたのは昨年のこと。その流れは一層加速し、今年は魅力的なクロノグラフが登場しました。

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文/柴田 充

オクト フィニッシモに、スポーティなクロノグラフが堂々のラインナップ

「ブルガリ」は昨年、コロナ禍にも関わらず魅力的な新作を連発しました。6度目の最薄世界記録を樹立したオクト フィニッシモ トゥールビヨン クロノグラフ オートマティック、日常使いに適したスペックを与えたオクト フィニッシモ オートマティック サテンポリッシュ、20年以上の時を経て復活したブルガリ アルミニウム──これらは、時代を超越したブランドの真価をアピールするとともに、ハイテクとクラシックが共存する、今の時計の面白さを教えてくれたのです。

そして今年はどんな感動を与えてくれるのか。ブルガリ ウォッチ デザインセンターのシニア・ディレクター、ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏は「今年のチャレンジは2つありました。まず、いかに美しい音を出すか。そして、いかに薄さと防水性を両立させるか。その成果がオクト ローマ カリヨン トゥールビヨンオクト フィニッシモ Sです」と語ります。

“時計愛好家を満足させるハイコンプリケーション”と、“マルチに着用できるラグジュアリースポーツ”という異なる開発ベクトルは今年も健在の様子。そしてそこにはブルガリ アルミニウムから学んだことも多かったようです。

「1998年のオリジナルの登場から長いブランクの間、多くのファンや販売店、ジャーナリストからも復刻のリクエストをもらっていましたが、20年以上の時を経て再び発売してみると、ブルガリ アルミニウムはスポーティな位置付けにも関わらず、その購入者の多くはオクト フィニッシモのオーナーでもあったのです。エレガントな薄さを極めたオクト フィニッシモとはファン層が異なると思っていましたが、時計愛好家にとってはいずれもブルガリが手がける時計であり、プライスレンジは購入の決め手ではないのだと気付かされました」

一見対極に思える2つのモデルの根底に等しくあるのが、ハイジュエラーとしてのデザイン力とマニュファクチュールの技術力。それこそが「ブルガリ」の魅力であり、腕時計愛好家たちはそれを正しく感じ取っているというわけです。

中でもオクト フィニッシモ Sは、薄さという魅力に、スポーティな防水性とマッシブな存在感を併せ持つ注目作であり、ラグジュアリースポーツの未来を示唆するモデルと言えるでしょう。
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◆ オクトフィニッシモ S

洗練を極めるワントーンなラグスポ

▲ 「オクトフィニッシモ S」自動巻き、SSケース(40mm)×ブレスレット。100m防水。2021年5月発売予定。132万円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
▲ 「オクトフィニッシモ S」自動巻き、SSケース(40mm)×ブレスレット。100m防水。2021年5月発売予定。132万円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
精悍なブルーダイヤルでデビューしたオクト フィニッシモ オートマティック サテンポリッシュに、新たにワントーンバージョンが加わりました。サテンポリッシュ仕上げのケースと縦方向のブラッシュ加工を施したシルバーダイヤルの組み合わせは、一体型ブレスレットとも相まって都会的なコンテンポラリーを演出します。

現行モデル同様、6.4㎜の薄さを誇る精緻なケースに100m防水性能を備え、大人のラグジュアリースポーツの風格に溢れます。

◆ オクトフィニッシモ S クロノグラフ GMT ステンレススティール

端正なフェイスはスーツの腕元にも最適

▲ 「オクトフィニッシモ S クロノグラフ GMT ステンレススティール」自動巻き、SSケース(43mm)×ブレスレット。100m防水。2021年6月発売予定。182万円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
▲ 「オクトフィニッシモ S クロノグラフ GMT ステンレススティール」自動巻き、SSケース(43mm)×ブレスレット。100m防水。2021年6月発売予定。182万円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
昨年発表されたオクト フィニッシモ オートマティック サテンポリッシュに続き、新たにクロノグラフを加え、薄さとスポーティを両立したSシリーズへと拡充させました。

2019年登場のクロノグラフGMTをベースに、厚さ3.3㎜のムーブメントBVL318をサテンポリッシュのSSケースに搭載。ねじ込み式リュウズを採用し100m防水を実現しつつ、ケース厚は従来の6.9㎜に対し、8.75㎜に抑えます。
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◆ オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム

ラバーストラップでさらにスポーティに

▲ 「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム」自動巻き、チタンケース(42mm)、ラバーストラップ。2021年6月発売予定。187万円(予価)/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
▲ 「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム」自動巻き、チタンケース(42mm)、ラバーストラップ。187万円/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)
オクト フィニッシモにおいてもスポーティへの試みが見られました。6.9mmという極薄の極みが味わえるクロノグラフ GMTに、よりスポーティなブラックオパーリンダイヤルと同色のラバーストラップ仕様が登場したのです。

特にストラップは、ラバーには見えないコーデュラのテクスチャーに加え、薄型ケースとの一体感を損なわないよう、構造から新設計したほど。軽量のチタニウムケースと組み合わせることで、より高いフィット感と躍動感ある付け心地が楽しめます。

● ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ

ブルガリ ウォッチ デザイン センター シニア・ディレクター。1971 年イタリア・ナポリ生まれ。国立デザイン大学ローマ校(ISIA)でインダストリアル・ デザインを専攻後、イタリア・トリノのフィアット・スタイル・ センターに入社。2001年にブルガリのウォッチ デザインチームに加わり、2007年より現職。

※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

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