今時グレースーツを格上げするなら、薄型ラグスポ時計を！

ファッションが全体的にカジュアル化しつつある昨今ですが、やはりここぞなビジネスシーンではスーツは欠かせません。なかでも大人の落ち着きをもち、幅広いシーンで活用できる一着となると、無地のグレースーツは鉄板です。特にダブルブレステッド型は、控えめさと同時に成熟した色気を感じさせることから昨今注目を浴びています。

ただし定番の範疇ゆえ、どこかにエッジを添えないとフツーに見えてしまうことも。そこで取り入れたいアイテムがラグジュアリースポーツウォッチ。グレー味に通じるスチールのブレスレットモデルの一本なら、腕元だけが突出することなく、しかしキチンとステイタス感あるスーツスタイルが完成するのです。

ラグスポ時計はその名の通りスポーティな要素を持つことから、ドレッシーでありつつ快活な洒落感がスタイルに備わるところも大きな魅力。旬なグレースーツの選びとこなし方、そして、そんな装いに相性抜群の最新ラグスポ時計をご紹介いたします！

その昔はドシっとした重厚感が特長だったダブルスーツ。しかし、昨今では男らしさはそのままに、非常に軽い仕立へと進化しています。また、サイズ感やシルエットが以前よりもややゆったりしてきているのも特徴です。その軽快さ、いい意味でのゆとり感を生かす意味でも、合わせるアイテムもライト感あるモノがベスト。

例えば、ネクタイは芯地を排したセッテピエゲなど。スカーフのごとき軽やかな七つ折りのタイを、小剣をズラしつつ締めれば軽妙なVゾーンが完成します。また、シューズはシューレース式ではなくモダンなモンクタイプの革靴を合わせて都会的なスマートさを意識。

そんな旬なグレースーツの仕上げとなるラグスポ時計は、薄型ケースが理想です。

スポーティな軽快さを添えながらも、シャツに難なく収まってビジネスシーンに最適ですし、何より薄型時計は身に付ける人を知的に見せてくれますから。本スタイルに合わせたのは、ブルガリのオクト フィニッシモです。

ラウンドと八角型を巧みにブレンドさせたケースを持つブルガリのオクト。建築的かつ重層的な美観を誇るデザインをベースに、薄型にこだわったのがオクト フィニッシモです。

ラグスポ時計らしく100m防水性能を備えつつ、厚さ2.23mmと極薄の自動巻きムーブメントを内蔵し、エレガントな迫力と羽根のような付け心地を獲得しています。

ケースバックはシースルー式であり、精緻なテンプの振動に加え、マイクロローターの動きまで観賞可能。シルバーグレーに統一されたモデルを選ぶことで、グレースタイルがより品良くスマートに引き立ちます。

耐磁など優れた機能性で知られるIWCのインヂュニア。本作はグリッドデザインの文字盤やビス留めされたベゼル、ブレスレット一体型のケースなど、巨匠ジェラルド・ジェンタが手掛けたインヂュニアSLのデザインコードをしっかり継いだ現代版モデルです。

しかも、この新作はほど良く小ぶりの35mmケース。控えめかつプレーンなルックスゆえに、ビジネススタイルとも相性抜群です。ホワイトシルバー文字盤を選べば、シックにしてクリーンな印象もアピールOK。

全体的に穏やかなモノトーンカラーですが、シースルーバックからは輝くゴールドのローターを鑑賞することもできます。

ラグスポ時計の頂点モデルとして、世界の高級時計ファンから支持を得るロイヤル オーク。時代に則して進化を続ける名作ですが、この一本は力強いビス留め八角ベゼルやグランドタペストリー文字盤、それにブレスレット一体型ケースかつ三針式など、1972年のデビューモデルを彷彿させる大定番。

内蔵される自動巻きムーブメントCal.5900は、ロイヤルオーク50周年記念のタイミングで打ち出された熟成機械であり、60時間のパワーリザーブや高振動化、それに薄型化にも成功しています。

特に37mmケースの本作は、日本人の手首にも美しくフィットする絶妙なサイズです。

スイスのラグジュアリーウォッチ＆ジュエリーメゾンとして長い歴史を持つショパール。1980年代に打ち出したブランド初となるスポーツウォッチサンモリッツを、現代的に再定義し作り上げた渾身のモデルがアルパイン イーグルです。

特徴的なビス留めベゼルや堅牢でフィットに優れたケース一体型ブレスレットといった、DNAを強く引き継いだデザインがポイントです。

また、このモデルはケース素材にショパール独自のルーセントスティール™を採用しており、深い光沢をもち低刺激性かつサスティナブルであるのも見逃せません。さらにムーブメントにはCOSC認定の高精度機械を搭載。ルックスだけでなく機能的にもトップクラスです。