セイコーのダイバーズの別注モデルが、完売続出なワケ

海に山にとアクティブに遊び倒す大人に相応しい腕時計はやっぱりダイバーズ。突発的な雷雨が多い夏の日本でもっとも信頼できるジャンルも、結局のところコレでしょう。

中でもよりLEON.JP読者好みのスタイルにすんなり馴染み、なおかつさりげなく時計に対する造詣の深さまで見せつけることもできる１本をお探しなら、セイコーの「プロスペックス ダイバー スキューバ LOWERCASE プロデュースモデル」は見逃せません。

こちらのベースデザインは、そのガシッと見た目から“ツナ缶”の愛称で呼ばれるセイコー伝統のプロ用ダイバーズ。それを数々の著名ブランドのコンサルテーションを務めるLOWERCASEの梶原由景氏の監修で街中仕様にぐっとコンパクトにアレンジされたものなんですね。

このシリーズは発売以来大人気で、そのファッション性の高さから各セレクトショップもこぞって取り扱いを開始。最近では別注作も続々登場し、上で紹介した２本も左はユナイテッドアローズ、右はシップスの新作別注なんです。以下で詳細を説明しますので、よりスペシャルな１本を求める人は是非狙ってみてくださいまし。

ユナイテッドアローズの別注は、インデックスと針の形状をセイコーが1965年に発売した国産初のダイバーズをベースに、よりクラシックな雰囲気を高めているのがポイント。さらにベゼルやケース、さらにリューズや外胴プロテクターを留めるビスをゴールドカラーとしたことでどこかリッチな雰囲気も高まっています。いかにも日焼けした腕に映えそうな１本ですね。

オリジナルの“ツナ缶”よりもぐっとコンパクトかつスリムな設計となっているため手首へのフィット感も上々。それでいて伝統の外胴プロテクター構造を踏襲し、きっちり200m防水を実現しているのが素晴らしい。

シップス別注は、コーポレートカラーであるネイビーを文字盤とベゼルに採用。デニムや白パンに合わせたくなる爽快な色合いながら、ブラックのプロテクターやストラップとなかなかシックなコントラストを見せており、ジャケパンやスーツのハズシにも絶好の１本となっています。お値段も手頃ですし、青ダイバーズが１本欲しいなぁ、なんて方には絶好です。

ネイビー文字盤はサンレイ仕上げがなされており、光の角度で微妙に色合いを変えるのも魅力。こういう細かいところへのこだわりが価格以上の高級感を生んでいます。