プロが教える、海辺の「ヨコシマキャンプ」で恋の予感が炸裂!?

昨今はキャンプと言えばグランピングが大人気。もちろんLEONもグランピングは大推奨、ではありますが、“大好きbutステディ未満”な彼女を最初から連れ出すには少々ハードルが高いですよね。そこでオススメなのが、「ヨコシマキャンプ」。
 
何それ？って貴兄にこっそりお教えしましょう。それは特段アウトドア志向でもない彼女でも、安心して参加できるお洒落で気の利いたキャンプ場で、仲間と和気あいあいを装いながら、自分のオトコらしさやサバイバル能力をさり気なくアピールして彼女との距離を縮めようという、まさにヨコシマなキャンプのことであります。
 
コレ、当然場所を選びます。トイレが汚かったり、周囲の音がうるさかったり、サイト（区画）が狭くて隣が近すぎる……なんてことではいけません。そこでキャンプのプロが「最高の海特集」にちなんだ最高の海辺のキャンプ施設をご紹介。彼女ウケのよいキャンプを実現させるべく、小ワザも伝授いたしますので、最後までお付き合いくださいね。

ヴィレッジインクは、静岡県の西伊豆、南伊豆でお洒落なキャンプ場を展開しているほか、アウトドアをテーマにした各種施設のプロデュースなども手掛けている話題の会社。なかでも、彼らが西伊豆で展開中の「アクアヴィレッジ」「レンヴィレッジ」ならば、大人の男女が特別な時間を過ごせるに違いありません。では、その魅力を紐解いて参りましょう。

「アクアヴィレッジ」、「レンヴィレッジ」ともに、一番の魅力は一日一組限定のプライベートキャンプ場という点です。最低利用人数はどちらも平日4人、休日6人から。都心発だと高速・有料道路を使いクルマで約3時間半。続いて西伊豆田子漁港から10分ほど船に乗り、現地に向かいます。なにせ、船でしか行けない特別な場所にあるのですから、いやがうえにもアドベンチャー気分が高まります。しかもプライベートキャンプ場なので目の前のコバルトブルーの海は自分たちだけのもの。
これなら誰に気兼ねすることもなく、思う存分、羽根を伸ばしていただけます。

シュノーケリング、シーカヤックをはじめ、さまざまなオプションが、ふんだんに用意されています。あのコに「あ～あ、つまんな～い」なんて言われる心配は無用です。

現地へ持っていくキャンプ道具は寝袋だけ。あとのキャンプ道具はひと通り現地でレンタルできますから、到着したらワイワイと楽しみながらテントやタープを設営します。お風呂、トイレだって、ちゃ～んと整備されていますからご安心を。無論、調理設備に道具も揃っているので、調理だってできますが、オプションでケータリングが用意されているので、ゆったりとした時間を過ごしたいという向きはケータリングをいただくのもよし。その楽しみ方は自由自在なのです。

せっかく、プライベートキャンプ場で一日を過ごすのですから、キャンプをさらに盛り上げる小技を仕込んでおくのも一興かと。そんな時に参照していただきたいのが、お洒落なキャンプ術を提案する活動「ビューティフルキャンピング」。こちらからLEON読者好みのおもてなしの小ワザを抜粋してご紹介します。
 
【キャンドル】

ムーディな大人のテーブルに、眩しすぎる照明は似合いません。そこで活躍するのがキャンドルです。ビーチですから、海からの風を遮るデザインのものがよいかと。
 
【塊肉＆仕込み】

なんだかんだ言っても塊肉は男のロマンです。ただし丸っこい塊肉は中まで火が通らないので、ぶ厚いステーキのようにカットしたものが◎。事前に塩コショウ、ワイン、オリーブオイルをまぶして、刻んだガーリックとローズマリーとともにラップに包んでおくとさらに美味しくなります。家を出る前にラタトゥイユなどの煮物を作っておくと現地で温めるだけで済むので、遊ぶ時間の確保にもつながります。

【テーブルクロス＆クッション】

大人のキャンプの演出に効果的なのがテーブルクロス。これをパっと一枚広げるだけで、上品な雰囲気が演出できます。柄はチェックやストライプなど伝統的なものが大人には最適。

さて、LEON流のビーチキャンプのご提案、いかがでしたか？　夏は意外と短いもの。ビーチキャンプの予約、準備に出遅れてはなりません。善は急げ！