2026.08.05
【酷暑を抜け出せ】夏のニセコの泊まって、食べて、遊ぶ。おすすめスポット全部見せ
世界中のスキーヤーを魅了する北海道・ニセコ。しかし、その魅力は冬の雪だけではありません。「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」を拠点に、絶景のレストラン「NEST813」、多彩なアクティビティ、美食、クラフトジンやワイン、そして快適なロングステイを満喫。大人だからこそ知りたい、夏のニセコの新しい楽しみ方をご紹介します!
- CREDIT :
取材協力/ニセコ東急 グラン・ヒラフ
東京よりマイナス10℃の「涼」を求め、ニセコへ!
酷暑お見舞い申し上げます。
こう暑いと夜は眠れず、昼もボ~っとしてアタマが働きません。涼を求めてどこかへ出かけたい! と思うあなたへ今回、おすすめしますのは夏の北海道、それもニセコです。ニセコと言えば、誰もが知るラグジュアリーなウィンターリゾート。JAPOW(ジャパウ=日本の極上パウダースノー)いう言葉が生まれるほど極上の雪質で知られ、世界中のスキーヤーを魅了しています。でもグリーンシーズンである夏に訪れてみれば、ニセコの魅力は雪だけではないことに気づかされるでしょう。なにしろ東京で35℃近い猛暑日が続くころ、ニセコの日中は25℃前後。朝晩には17℃ほどまで気温が下がり、テラスでは軽く羽織るものが欲しくなるほどなんですから。

▲ エースゴンドラ山頂駅(標高813m)周辺から羊蹄山を望む。この涼しい風をお届けしたい!
「窓を開ければ涼しい」という、ごく当たり前だったはずの夏を取り戻せるニセコ。涼しく、さわやかな気候と雄大な自然が身体だけでなく思考まで軽くしてくれるようです。ではすっきりとしたアタマで、夏のニセコの魅力を「遊ぶ」「食べる」「飲む」「泊まる」というアクション別にぜ~んぶご紹介いたしましょう!
【基本】「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」をハブに、まずはゲレンデへGO!
夏のニセコのフィールドは広い。ラフティングに、ゴルフ、マウンテンバイク、トレッキング、美食、温泉……。楽しみが点在しているからこそ、どこを拠点にするかで旅の充実度は大きく変わります。今回、そのハブとなったのは、「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」。
冬は世界中のスキーヤーがJAPOWを求めて集まる日本屈指のスノーリゾート。その充実したインフラは、雪が消えた夏にも大いに力を発揮します。まずはエースゴンドラで羊蹄山を望む高原へ上がり、ランチをゆっくり楽しんだり、夕暮れにはテラスで一杯。ここを起点にすれば、ニセコの自然も、美食も、遊びも、シームレスに心地よくつながっていきます。
▲ エースゴンドラ山頂駅と直結しているレストラン「NEST813」。風が吹き抜ける「YOTEI SKY TERRACE」、芝生に身を委ねられる「YOTEI SKY FIELD」など、多彩な楽しみ方ができる。
▲ エースゴンドラの1番機は床面の一部がガラスになっているため、緑が美しい山の斜面を眺めることができる。
▲ エースゴンゴラ山麓にある「ALPEN NODE」がさまざまなアクティビティの入り口となります。
▲ レストラン「NEST813」でのある日のランチ。サーモンやビーフなど北海道産の食材のほか、焼きたてのパンも推し!

▲ エースゴンドラ山頂駅と直結しているレストラン「NEST813」。風が吹き抜ける「YOTEI SKY TERRACE」、芝生に身を委ねられる「YOTEI SKY FIELD」など、多彩な楽しみ方ができる。

▲ エースゴンドラの1番機は床面の一部がガラスになっているため、緑が美しい山の斜面を眺めることができる。

▲ エースゴンゴラ山麓にある「ALPEN NODE」がさまざまなアクティビティの入り口となります。
▲ レストラン「NEST813」でのある日のランチ。サーモンやビーフなど北海道産の食材のほか、焼きたてのパンも推し!
ベースとなるのは、2025年冬にゲレンデの山麓に誕生した「ALPEN NODE(アルペン・ノード)」。「NODE(結節点)」の名の通り、人と自然、アクティビティをつなぐハブとして設計されているため、ラフティングやマウンテンバイクなど各種アクティビティの受付をはじめ、ブルワリー併設のレストランやキッズエリアも完備。 夏のニセコは、まずここへ来れば一日が始まります。
【遊ぶ】カヤック、ツリートレッキング、MTB……今日はどれから?
夏のニセコでは、自然は眺めるものではなく、遊ぶもの。山、川、森という広大なフィールドを舞台に、大人の冒険心を呼び覚ますアクティビティが揃っています。午前は川でカヤック、レストラン「NEST813」で羊蹄山を眺めながらランチして、午後は山でツリートレッキング、合間にピックルボールを楽しむ……なんて、東京では考えられない一日が、ここではごく自然に成立しちゃうんですから。
▲ ニセコを流れる清流・尻別川では、初心者でも楽しめるリバーカヤックがおすすめ。安定感のある艇でゆったりと水面を進めば、野鳥のさえずりや木々の緑に包まれ、川の上からしか見られない景色に出会えます。スリルを求めるなら、同じくラフティングやSUPを楽しんでも。
▲ 森の中にあるのは、日本最大級の規模を誇るツリートレッキング「NACアドベンチャーパーク」。木々の間に設けられた吊り橋やジップラインを渡り歩く体験は、大人でも思わず夢中になるはず。
▲ マウンテンバイクはニセコの起伏をそのまま楽しめる人気アクティビティ。初心者向けのガイドツアーから本格的なダウンヒルまで揃い、爽快なスピード感と雄大な景色を同時に味わえます。
▲ マウンテンカートは、エンジンを使わない三輪カートでゲレンデを駆け下りる新感覚のアクティビティ。

▲ ニセコを流れる清流・尻別川では、初心者でも楽しめるリバーカヤックがおすすめ。安定感のある艇でゆったりと水面を進めば、野鳥のさえずりや木々の緑に包まれ、川の上からしか見られない景色に出会えます。スリルを求めるなら、同じくラフティングやSUPを楽しんでも。
▲ 森の中にあるのは、日本最大級の規模を誇るツリートレッキング「NACアドベンチャーパーク」。木々の間に設けられた吊り橋やジップラインを渡り歩く体験は、大人でも思わず夢中になるはず。

▲ マウンテンバイクはニセコの起伏をそのまま楽しめる人気アクティビティ。初心者向けのガイドツアーから本格的なダウンヒルまで揃い、爽快なスピード感と雄大な景色を同時に味わえます。

▲ マウンテンカートは、エンジンを使わない三輪カートでゲレンデを駆け下りる新感覚のアクティビティ。
自他ともに認める運動音痴の私はカヤックとツリートレッキング、ピックルボールに挑戦。この内、ツリートレッキングは私にはちょっとハードルが高かったんですが、私以外の参加者は全員、コースをフィニッシュできていたのでご安心を。動きやすい服装と靴で行きましょう。
【学ぶ】「ニセコ蒸溜所」と「NIKI Hills WINERY」で知る豊かなテロワール
夏のニセコの楽しみは身体を動かすことだけではありません。近年、ニセコ周辺ではクラフトスピリッツやワインづくりも盛んになり、世界に誇る雪や水だけでなく、テロワールそのものを味わえるデスティネーションへと進化を遂げています。
▲ ショップやバーは誰でも入れる「ニセコ蒸溜所」。施設内ツアーは要予約。
▲ これが「ニセコ蒸溜所」のニューメイク(樽で熟成させる前の原酒)。ふたたび出会えるのは5年後か、10年後か……原酒の味わいをしっかりと記憶しました。
▲ ピンぼけですみません。中央が追加購入を検討中の二ホンハッカを使用した限定の「ohorro GIN」。
▲ 風通しのよい斜面をブドウ畑に活用している「NIKI Hills Winery」。敷地内には作家のC.W.ニコルさんが設計した森林もあり、マイナスイオンたっぷりの空気を味わいました。
▲ ワインを試飲していたらワインバー「Lilt」(仙台)のオーナー、ハッシーさん(左)に偶然出会いました。What a small world!
▲ 仁木町へ行く間に、クルマのドライバーさんがおすすめしてくれたジェラートカフェ「三田牧場」へちょい寄り。濃厚ミルクジェラートが美味でした!
▲ お世話になったドライバーさんと「三田牧場」のアイドル、ヤギさん。

▲ ショップやバーは誰でも入れる「ニセコ蒸溜所」。施設内ツアーは要予約。

▲ これが「ニセコ蒸溜所」のニューメイク(樽で熟成させる前の原酒)。ふたたび出会えるのは5年後か、10年後か……原酒の味わいをしっかりと記憶しました。
▲ ピンぼけですみません。中央が追加購入を検討中の二ホンハッカを使用した限定の「ohorro GIN」。
▲ 風通しのよい斜面をブドウ畑に活用している「NIKI Hills Winery」。敷地内には作家のC.W.ニコルさんが設計した森林もあり、マイナスイオンたっぷりの空気を味わいました。

▲ ワインを試飲していたらワインバー「Lilt」(仙台)のオーナー、ハッシーさん(左)に偶然出会いました。What a small world!

▲ 仁木町へ行く間に、クルマのドライバーさんがおすすめしてくれたジェラートカフェ「三田牧場」へちょい寄り。濃厚ミルクジェラートが美味でした!

▲ お世話になったドライバーさんと「三田牧場」のアイドル、ヤギさん。
「ニセコ蒸溜所」はニセコの伏流水を仕込み水に用い、この土地の風土を映し出すジンやウイスキーづくりに挑むクラフトディスティラリー。2021年にオープンし、同年にはウイスキーを仕込んでいますが、まだ熟成中……ということで、現在の看板商品は「ohoro GIN」。私はお土産にニホンハッカをボタニカルに使用した限定品を購入しましたが、これがほんとうに美味で……オンラインで買い足そうか、悩んでいます。
また「NIKI Hills Winery」はニセコから車で約40分、仁木町の丘陵地に広がるワイナリーです。冷涼な気候を生かしたピノ・ノワールやシャルドネなどを栽培し、北海道ワインの新たな可能性を切り拓いていると最近話題。広大な敷地をカートでまわるツアーに参加し、ブドウ畑を見渡す開放的なテラスで味わう一杯は格別でした。
【食べる】人生最高のジンギスカンと、25年ぶりの至福フレンチ
▲ 「Loft倶楽部」のジンギスカン、これで4人前。「多いのでは?」と思いましたが、ペロリ! でした。
▲ オーベルジュでもある「マッカリーナ」。泊まった翌日の朝食もまた、素晴らしいんです。
▲ 「マッカリーナ」のディナーより。蒸してオリーブオイルをほんの少量垂らしたブロッコリーがまた美味で!
▲ 「POWDERHOOD」で飲めるクラフトビール。

▲ 「Loft倶楽部」のジンギスカン、これで4人前。「多いのでは?」と思いましたが、ペロリ! でした。

▲ オーベルジュでもある「マッカリーナ」。泊まった翌日の朝食もまた、素晴らしいんです。

▲ 「マッカリーナ」のディナーより。蒸してオリーブオイルをほんの少量垂らしたブロッコリーがまた美味で!
▲ 「POWDERHOOD」で飲めるクラフトビール。
そろそろお腹がすいてきた……。夏のニセコでおいしかったものを列記しますと、まずはジンギスカンの「Loft倶楽部」。臭みの少ない生ラム肉のスライス(といっても6㎜くらいある!)を炭火で香ばしく焼き上げ、新鮮な野菜とともに頬張れば、そのシンプルさゆえに素材のよさが際立ちます。私のいままでの人生最高のジンギスカンでした。
また、美食家ならぜひ足を延ばしていただきたいのが、真狩村の「マッカリーナ」。羊蹄山を望むロケーションの広々とした敷地で、自家菜園や近隣農家の野菜、後志(しりべし)の魚介など、この土地ならではの食材を繊細なフレンチへと仕上げています。実は私、ここには25年ぶり3度目の来訪でしたが、その鮮烈な印象は四半世紀を経てもまったく変わらず。私自身、この間に世界をかなり広げてきたと自負していますが、、「やっぱり、おいしい」という素朴な感動が真っ先に込み上げてきたのです。素晴らしいお料理とは、トレンドや話題性を超えて、人を幸せにする力を持っているのですね。
そうそう、ALPEN NODE内の「POWDERHOOD RESTAURANT & TAPROOM」のクラフトビールも秀逸でした。大きく開かれた窓の向こうに山並みを眺めながらランチに1杯、夕方に1杯、と、夏のニセコを楽しく彩ってくれるはず。
【泊まる】暮らすように滞在する「綾ニセコ」
最後に宿泊先としておすすめしたいのが、「綾ニセコ」。エースゴンドラ乗り場まで徒歩7分ほどという絶好のロケーションにあり、夏のグラン・ヒラフを遊び尽くす拠点として申し分ないでしょう。羊蹄山を望む客室はゆったりとしたつくり。多くの客室にはキッチンやダイニング、ランドリーを備え(一部の客室タイプを除く) 、長期滞在にも最適。温泉やスパも併設されているから、アクティビティで心地よく疲れた身体をゆっくりと癒やせます。

さらに見逃せないのが、そのコストパフォーマンス。世界中のスキーヤーが集う冬にはプレミアム価格となるホテルも、グリーンシーズンは驚くほどリーズナブル。冬には手が届きにくいラグジュアリーな滞在を、夏ならぐっと身近に楽しめます。7泊以上のロングステイプランも用意されているから、「暮らすように過ごすニセコ」を体験するには、この上ない一軒かと。
ニセコ東急 グラン・ヒラフ



























