2026.04.26
夢の楽園「タヒチ」を舞台に2軒のインターコンチをはしご旅デート♡
南太平洋に浮かぶフランス領ポリネシア最大の島、タヒチ。独自のポリネシアン文化が宿るダンスや食事、画家ゴーギャンをも魅了した鮮やかな自然が待つヒーリングリゾートです。今回は玄関口となるタヒチ島と、離島の中でもとりわけ人気が高いボラボラ島での滞在をレポートいたします。
- CREDIT :
文・写真/星子莉奈 編集/森本 泉(Web LEON)
地上の楽園タヒチ島&ボラボラ島をアイランドホッピング

▲ 118の島々が浮かぶタヒチ。大半の時間をこの青と共に過ごしました。
古くから地上の楽園と題され、ハネムーンでもお馴染みのリゾートとして親しまれてきたタヒチ。エメラルドブルーに煌めくラグーンと壮大な火山に歓迎されれば、誰もが楽園と呼ばれる所以を感じるはずです。
成田から直行便が飛んでいるので最短で3泊5日程度のクイック旅が叶うのもいいところ。フッ軽な旅先は多忙なオヤジさんのスケジュールを圧迫しない上、その気軽さゆえにお誘いの勝率が上がるというメリットも。
ではタヒチに5日間滞在するならどこに行くのが正解か? まさしくその王道コースが今回ご紹介するタヒチ島&ボラボラ島のアイランドホッピング。2泊をボラボラ島で過ごし、最終日をタヒチ島で過ごすのが王道スケジュールです。
ローカルも太鼓判! シーサイドダイナー「イエローフィン」で腹ごなし

▲ 朝食から夕食まで通し営業のオールデイダイニング。
グルマンなローカルが集まるイエローフィンは、地産食材を知り尽くしたタヒチアンのシェフによる創作料理が自慢のホットアドレス。

▲ 特等席はヨット前の海側シート。

▲ 海風に当たりながらのビールが旨いのなんの! HP/イエローフィン
大ぶりのエビやアヒがトッピングされた粋なサラダをはじめ、とにかくココは魚介料理が抜群。見た目と裏腹に脂が軽やかなサーモングリルは食べきるのが惜しかったほど。エディブルフラワーが多用された華やかなビジュも女子ウケ上々でデートには申し分ない一軒かと存じます。
タヒチの伝統が息づくレジェンドホテル「インターコンチネンタルタヒチリゾート&スパ」

▲ 総面積13ヘクタールと超BIG。宿泊はホテル棟と水上バンガローから選べます。
タヒチ島のインターコンチネンタルタヒチリゾート&スパはファアア国際空港から車でたった5分と抜群のロケーションに立地。ゆえに日本帰国前の最終日に一泊利用するゲストも多いのだとか。
しかしながら実際に滞在してみると一泊じゃ勿体ないかも? というのが正直な感想。なんせ施設内には2種のプール、テニスコート、熱帯魚と一緒に泳けるラグナリウム、スパ、フィットネスセンター、レストラン&バーが6軒、と滞在の満足度を上げてくれるコンテンツが充実しまくり。

▲ 海までシームレスなビューを堪能。
最推しはヘブンリーな気分になれるインフィニティプール。サンセットタイムに訪れればマジックビュー横目に可愛い彼女と戯れるロマンチルな時間が過ごせます。

▲ ソーラーパネルで自家発電に取り組むサステナブルな一面も。

▲ エントランスではプールバックに絵になる記念写真を撮影。
島の中で最も歴史の長いホテルですが、数年前にリノベーションを済ませているのでネガティブな古さは感じません。むしろオールドタヒチならではの温もり感は残しつつ、綺麗にアップデイトされているのが好印象。

▲ 1 King Premium Moorea Island View客室。広さ37平米。

▲ 展望良好なテラス。目下の緑が癒しを誘います。
客室は木材にグリーン調のテキスタイルを織り交ぜた、南国らしさ全開のデザイン。ローカルアーティストのアートやベッドヘッドのキャノピーカーテンもいいアクセントに。
生温かい風が頬を撫でるテラス時間も豊か。ヤシの木を観察したり、星空を眺めながらお酒を飲んで過ごすのも一興です。

▲ ブラインドを上げると客室からバスルームが覗ける大胆な仕様。
大人二人でも快適に過ごせる大きなバスタブも完備。長旅の疲れを癒しつつ、仲睦まじいバスタイムを存分にお楽しみいただけます。

▲ 水曜日と金曜日の夜はダンスショーも開催。

▲ 昼・夜は共通メニュー。アラカルトで好きなものを組み合わせる自由気ままなスタイル。

▲ マイフェイバリットディッシュはこちら。
タヒチの味を楽しみ尽くすべく、お腹が空くと駆け込んでいたのがメインダイニングのTe Tiare Restaurant。オーソドックスなポリネシアンキュイジーヌがいただけるこちら。アヒやフォアグラといったタヒチ定番の食材をオリジナリティ溢れる美味にトランスフォームさせています。
勝手にスペシャリテ認定して滞在中3度もリピートしたのが、燻製したフォアグラが主役の(そうはまったく見えない)サプライズなひと皿。アップルチャツネ、アヒの刺身をフォアグラに合わせ、土台にジンジャーブレッドを敷いています。りんごの酸味、甘味がフォアグラのコクに重なるリッチな味わいも見事でしたが、クリスピーなジンジャーブレッドとアヒのコラボが生む独特の食感が印象的でした。

▲ 姉妹島のモーレア島を眺める窓際の席をリザーブするのが吉。
ドラマティックな夜を演出するならミシュランシェフのBruno Oger氏が監修する水上ガストロノミーレストラン「Le Lotus」にお任せを。タヒチ島の中でも随一のファインダイニングとして知られ、ハレの日レストランとして確固たる地位を築いているようです。

▲ 日替わりの一口アミューズ盛り合わせ。ビーツのフムスや胡瓜のゼリーなど野菜使いが妙。

▲ メインは日替わりのお魚料理、ホタテ、フォアグラ、仔牛のフィレからチョイス。HP/インターコンチネンタルタヒチリゾート&スパ
繊細な島フレンチがいただけるこちら、空間に負けず劣らずムードたっぷりの料理が続きます。メインは仔牛のフィレを注文、極めて柔らかな食感と穏やかで濃い肉の味わいが口福をもたらします。ワインはパワフルな果実味が持ち味のコートデュローヌのワインをコーディネートして束の間の南仏気分を味わいましたよ。
ローカルに溶け込むマーケット巡り

▲ 異国情緒感溢れるマルシェで旅の思い出をゲット。

▲ タヒチアンパールのアクセサリーは7000円〜1万円程度と手ごろなお値段。
お土産を調達するのに市内のマーケットをチラ見。タヒチ名産のタヒチアンパールやシェルを使った一点もののアクセサリーなど、彼女へのちょいプレに喜ばれそうなアイテムがずらりと並んでいます。
手作りアイテムを手に取って地元の人たちと交流する時間もプライスレスな思い出に。ぜひお散歩がてら立ち寄ってみてくださいね!
タヒチブルーをふたり占めする「インターコンチネンタル ボラボラ ル モアナ リゾート」の水上バンガローにステイ

▲ ワールドベストビーチ常連のオーシャンブルーとご対面!

▲ ボラボラ島へのアクセスはエア・タヒチのジェットで40分、空港からはホテル専用の船で20分の移動。
ボラボラでは島の中で最も夕陽が綺麗に見えるマティラ岬のインターコンチネンタル ボラボラ ル モアナ リゾートにお世話になることに。典型的なポリネシアンスタイルのバンガローが立ち並ぶクラシックリゾートです。

▲ 客室でも海を愛でられるスケルトンテーブル。
客室は迷わずラグーンビューの水上バンガローを予約。言うまでもありませんが、わざわざボラボラまできたならば、この美しい海に抱かれる水上バンガローの滞在をマストで体験すべきです。

▲ 写真はジュニアスイート。

▲ 時たま先客のかもめが佇んでいることも。
広さ60㎡の客室はダイニングルームとベッドルームが仕切りを隔ててひと続きになっており、奥には独立したバスルームが備えられています。適度にプライベートを保てる間取りなので、互いに気兼ねなく過ごせるのが嬉しいところ。
テーブルセットとデッキチェアが置かれてもなお、スペースにゆとりのある贅沢なテラスも。直接ラグーンにアクセスできるので、朝起きてそのまま海に飛び込む、なんて夢のような朝も許されますよ。
内装デザインはクラシカルなポリネシアンスタイルがそのまま投影されています。バンブーで編まれた壁はいかにもリゾーティかつオーガニック、バンダナスの葉で造られた屋根も野生味を帯びていて気に入りました。

▲ フラワーベッド4750xpf。
せっかくのデートリップですから、ふたりの親密度を高めるサプライズの準備も抜かりなきよう。ベッドをお花で彩るベッドフラワーはもちろん、泡風呂をお花で埋めるフラワーバスまで、彼女が喜びそうなオプションが多数用意されています。

▲ フラワーバス 4750xpf。
バスタブに咲き乱れるプルメリアやハイビスカスに胸キュンなフラワーバスは彼女の笑顔を引き出せること必至の可愛さ。必然的にラブラブなバスタイムが約束されるゆえ、オヤジさんにとってもご褒美サプライズとなるはずです。

▲ カヌーブレックファスト 2名料金/19800xpf。
モテるオヤジたるもの、朝のサプライズも使いこなせてこそナンボです。そこでレコメンしたいのが、ふたりの特別な朝時間を演出するカヌーブレックファスト。文字通りカヌーに乗って朝食を届けてもらうタヒチらしいおもてなし、実はココンチのホテルが発祥なんです。

▲ ゲストの好みに合わせて多少アレンジしてくれるようで甘党だと話したらクレープも追加で持ってきてくれました。
オムレツやフルーツ、パンといった定番のブレックファストセットにお花をモリモリ盛り付け、眺めているだけでも気分がアガるカラフル具合に仕上げてくれます。

▲ 至高のモーニングとはまさにこのこと
カヌーで帰っていくクルーを見送った後は水入らずのモーニングをのんびり満喫。エネルギーチャージとラブチャージを同時に叶えるグッドモーニングとなりましたよ。

▲ オーシャンブルーのマジックにかけられる海沿いシート。

▲ ハンバーガーやカルボナーラといったパワー系から、ポケボウルやタヒチアン料理まで豊富に揃います。
ランチはオールデイダイニング のVini Vini bar & restaurantへ。卓越したオーシャンビューと打ち寄せる波の音に耳を傾けながら乾杯すれば、早くも高揚感に包まれます。
肝心のメニューはカロリーを抑えられそうなアヒサラダをお願いしました。高タンパク、低脂質のアヒがタルタルスタイルに仕立てられ、ヘルシーな上にお酒のアテにもぴったり。ワインを片手にちびちびやっていたら、ロケーションもあいまってすっかり長居してしまいました。

▲ エフォートレスな空間ゆえ、ドレスアップなしの軽装でもOK。

▲ マナガツオにマスタードと生クリームを合わせたコクのあるソースが好相性。

▲ ドラム、ギター、ウクレレの生演奏とダンスの競演。
ディナーはポリネシア語で「芳しい香り」を意味するNoa Noa Terrace Restaurantにて。店名の通り、南国の花々と潮風、そして馳走の香りが混じり合うメインダイニングです。テラスからはライトアップされたラグーンの幻想的な景色を、中央のダイニングエリアは心地よいガーデンを眺めることができます。
供されるのはタヒチ産の新鮮な魚介をフレンチの技法で昇華させたフレンチ・ポリネシアンスタイルのお料理。ココナッツミルクや黒トリュフが融合した新しい味が舌を喜ばせてくれるのです。
毎週火曜と土曜の夜に開催されるタヒチアン・ナイトも必見。ダンサーの情熱的なパッションがドラムの鼓動と呼応する白熱のライブショーはいい思い出になるでしょう。

▲ モツ・ピティアアウと呼ばれる小島に上陸。
数日滞在するのであれば、アイランドピクニックを予約して水上ランチへ1DAYトリップへと出掛けるのもアリでしょう。モーターボートにのって手付かずのハイダウェイへと逃避行です。

▲ ランチ付きのシュノーケリング終日ツアーは一名1万5000XPF。

▲ 自家製ココナッツブレッドとフルーツの盛り合わせ。
楽園に降り立ち、昼食までひと泳ぎして時間を潰すことに。あたたかい海に浮かびながら真っ青な空を見上げれば天国に召された気分です。
料理の準備が終わると水上テーブルに案内され、大皿スタイルの料理と果物が運ばれてきました。マヒマヒをココナッツミルクで和えたポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココや、バナナポエと呼ばれるタピオカ粉とココナッツミルクで作ったもちもちのスウィーツなど、タヒチの家庭料理を初体験。
お食事系メニューにココナッツミルクというのが意外な組み合わせでしたが、投入されるだけで一気に南国味が増すのでとても万能であります。

▲ カラフルなスズメダイ、チョウチョウウオが生息しているそう。HP/Bora Bora Manu Lagoon Excursion
食事に夢中になっていると足元に熱帯魚集まってきました。魚が遊泳している姿をこんなに間近で見たのはシュノーケリング以来、ましてやランチを食べながら眺められる日が来るとは思いませんでした。
エア タヒチ ヌイでタヒチバイブスが高まる空旅を

▲ ボーイング 787-9型、ドリームライナー。週2便の運航。約11時間のフライト。

▲ タヒチの海と空を想起させるブルーのシート。写真はビジネスクラス。
エアラインはタヒチのフラッグシップキャリアであるエア タヒチ ヌイを利用。唯一の直行便という点が決め手になりましたが、成田を夜出発して同日午前中にタヒチへ到着する効率的なスケジュールもナイスでした。
搭乗中はハートフルな接客に安らぎを感じ、いつも以上にぐっすり。まさしく南国らしい癒しと安堵感を覚えるホスピタリティに心掴まれたのでした。
こちらの記事もオススメです














