東京タワーふたり占め！ のド直球デートを楽しむ新生「ザ・プリンス パークタワー東京」

最後に東京タワーの展望台に登ったのはいつでした？ え、登ったことない？ いつも当たり前のように存在している東京タワー、今さらデートに登場させるのはちょっと気恥ずかしいかもしれません。それでも日没と共にライトアップされ東京の街を照らす東京タワーはやっぱりロマンティックなんです、悔しいけど。

その“俺たちの”東京タワーに、今、外国人観光客が熱い視線を注いでいるのをご存知でしょうか。ここ数年、写真や動画を「撮影する（映え）」ことを旅の重要ミッションに掲げる人が急増するなか、東京のシンボルでもある東京タワーをキレイに撮影したいと外国人観光客が切望するのは、まあ当然といえば当然。

が、この10月から、ちょっとばかり状況が変わってきました。今年、開業20周年を迎えた「ザ・プリンス パークタワー東京」が、“目の前が東京タワー”という最大のウリを生かした大規模リニューアルを慣行。これまで以上にデートに使える施設に生まれ変わりました。

高さ104.4mを誇る同ホテルの最上階33階のバーとレストラン、32階のスイートルームとプレミアムクラブラウンジを全面改装。32階のスイートは3室から5室に増室しました。リニューアルのデザインコンセプトは「THE TOKYO FUSION」。東京タワーとの親和性を深めたインターナショナルオレンジや足元に広がる芝公園の自然の緑をアクセントカラーに取り入れ、高層階のきらめきや伝統文化を現代風に再解釈したインテリアを随所にあしらったそうです。

33階は、バーエリアとダイニングエリアで構成される「Sky Bar & Dining Stellar Garden」（スカイバー＆ダイニング ステラガーデン）に。東京タワーや東京の絶景を見ることができるバーエリアは、席数も54席から84席に増席されました。バーエリアはリニューアル後も基本的には予約不可ですが、東京タワーを真正面に臨む「プラチナシート」だけは1日3組限定で予約ができます。

気になるお値段は、１時間半の利用で1組（2名まで）10万円なり！（※）  「高っ」と思いましたよね？ 私も思いましたが、内覧会の際、しれっと座ってみたところ、はい、納得しました。間違いなくココが特等席です。東京タワーを独り占めというより、東京タワーとタイマンを張れるくらいの距離感でした（笑）。これほど“東京らしい”体験、なかなかできるものではありません。

また、プランにボトルシャンパン1本、日替りオードブルプレートが付くことを考えると決して高くはないかも⁉　なんといっても行列に並ばなくていいのは大きいです。近い将来、プロポーズスポットの定番となるんじゃないでしょうか、って、もうなってるかもしれませんね。

富士山や東京の景色を眺望する116席のダイニングエリアは、今回のリニューアルで新設しました。朝食は和洋ブッフェを提供、ディナータイムはカジュアルなコースメニューやア・ラ・カルトなどが楽しめるダイニングバーとして利用できます。そしてこれまでの「レストラン ブリーズヴェール」は4室26席からなる「Private Dining Brise Verte」（プライベートダイニング ブリーズヴェール）としてリニューアルオープンしました。

リニューアルしたスイートルームに宿泊して、東京タワーの懐でしっぽり過ごすのもオススメです。5室に増設されたスイートルームは70～135㎡。それぞれ間取りやテーマが異なりますが、あくまでも東京タワーにこだわるなら、ずばり「タワービュースイート」（135㎡、定員4名）を推奨します。

リビング、ベッドルーム、バスルームすべての空間から東京タワーを間近に見ることができる、東京タワーでお腹をいっぱいにしたい二人にぴったりのスイートです。リビングとベッドルームが一体化した、「ファミリアスイートB」（70㎡、定員4名）も利便性が高そうでした。

また一部の宿泊客のみが利用できる32階のプレミアムクラブラウンジも既存エリアを拡張し、約3倍の110席に増席。こちらは東京タワーはもちろんのこと、東京スカイツリー®、レインボーブリッジも含めた「東京3景」の眺望をすべて楽しめるなど、美しい景観とともにゆっくりと寛げる温かみのあるデザインに刷新され、新たに東京タワーと東京スカツリー®の両方を正面から存分に堪能できる「Tower Seat」という特等席も設けました。