2025.12.05
トヨタ・クラウン“THE 70th”で行く！ 星のや富士：コーヒーざんまいなデート旅
多忙なオヤジさんのリフレッシュには、1泊2日のドライブデートがちょうどいい。というわけで今回は、トヨタ・クラウンの70周年記念モデル「CROSSOVER RS “THE 70th”」に乗って、都心から2時間で行ける富士山麓のグランピングリゾート「星のや富士」で羽を伸ばしてまいりました。自らの手でコーヒー豆を焙煎するなど、コーヒーざんまいなプランを中心にリポートします！
- CREDIT :
写真／長谷川直紀 写真協力／星のや富士 文／吉田奈緒子（Web LEON）
富士山麓で、野趣溢れる大人なグランピング・デートを満喫
冬の気配が日増しに濃くなるこの頃。空気が澄んできた初冬は、自然のなかで遠くの山々まで見渡せる景色や星空観測などをふたりで楽しむにはうってつけの季節です。日々忙しいオヤジさんには、都心から2時間程度のドライブで非日常へと入り込めるデートプランがオススメ。というわけで今回、ご紹介する旅先は、“丘陵のグランピング”を謳う「星のや富士」です。
▲ 「星のや富士」の本館前。クラウン「CROSSOVER RS “THE 70th”」のスポーティかつエレガントな見た目もオヤジさん向け。
河口湖畔まで約120kmのドライブ旅の相棒となったのは、トヨタ・クラウン「CROSSOVER RS “THE 70th”」。オヤジさん世代にはなじみ深い名車の70周年記念モデルが、ふたりきりの時間をいっそう特別に紡いでくれるはず。
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スポーティでエレガントな見た目に違わず、2.4Lターボエンジンとハイブリッドシステムが、快適でパワフルな走行を実現。都内から標高約800mまでの高低差も難なくこなし、ドライバーのオヤジさんも彼女も疲労知らずのまま、実にスムーズに目的地へと到着できます。
▲ 宿泊棟のキャビンが連なる、「星のや富士」の敷地内。木々が茂る高台に立ち、河口湖を一望できる。
行きの道中、中央道から東富士五湖道路に入り、富士山が目前に迫ってくる頃には、ふたりの時間は非日常モードに切り替わるでしょう。河口湖ICを降りて約20分後、案内板に従って、河口湖沿いの湖北ビューラインから民家が点在するエリアへとハンドルを切って数100m進むと、「星のや富士」のガラス張りのレセプションが忽然と出現しました。
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▲ 約40㎡のシンプルナチュラルなツインルームからは、眼下に広がる森と河口湖が織りなす景色を楽しめる。
受け付けを済ませて送迎車に乗り換えると、スタッフの運転で丘を上がり、宿泊棟のキャビンへ。三方を森に囲まれた箱型の宿泊施設は一棟一棟が独立しており、プライベート感満載！ オフホワイトを基調にした開放感溢れる室内からは河口湖を見渡すことができます。テラスのソファーに彼女と一緒に寝転んで、刻々と変わる景色を眺めているだけでもリフレッシュできるでしょう。
「星のや富士」の真骨頂を堪能するのはここから。ひと休みしたら、さらに高台にある「クラウドテラス」まで上がってみてください。
「星のや富士」の真骨頂を堪能するのはここから。ひと休みしたら、さらに高台にある「クラウドテラス」まで上がってみてください。
▲ 敷地内の遊歩道に掲げられた案内板も、林に溶け込むようなあしらい。
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▲ 「クラウドテラス」の最上層にあるウッドデッキ。日中は、椅子に寝転んで森林浴を楽しんで。
アカマツの木々に囲まれた「クラウドテラス」は、何層かの広いウッドデッキで構成されています。一番上まで到達すると、薪ストーブを備えた小屋「ライブラリーカフェ」やレンガで作られた焚き火台があり、炎を囲みながら暖を取れるだけでなく、焼きマシュマロや温かな飲み物で小腹を満たすことができます。
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▲ 「ライブラリーカフェ」では、焼きマシュマロの体験が可能。外側カリカリ、中はトロリな食感を味わって。
▲ 「ライブラリーカフェ」には、季節のジュースやホットコーヒー、焼き菓子などを楽しめる。
▲ 「ライブラリーカフェ」では、焼きマシュマロの体験が可能。外側カリカリ、中はトロリな食感を味わって。
▲ 「ライブラリーカフェ」には、季節のジュースやホットコーヒー、焼き菓子などを楽しめる。
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午後のひとときを、ていねいに抽出したコーヒーとともに
▲ 森の中で淹れたてのコーヒーを自らの手で味わう「コーヒーディスカバリー」を、取材陣も体験。
森のなかの凛とした冷たい空気は心地良く感じると同時に、炎の暖かみがいっそうありがたい。そんな季節にぴったりなアクティビティが、「コーヒーディスカバリー」です。グランピングマスターと一緒に焚き火を熾すことから始まり、コーヒー豆の焙煎・抽出を実際に体験。豆は季節ごとにブレンドされた「星のや富士」のオリジナルを使用します。
Coffee Discovery 【1】
コーヒー豆を自分好みに焙煎する
▲ STEP 【1】：生豆を2〜3杯分、専用の焙煎器に移し替え。
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▲ STEP 【2】:カラカラと焙煎器を回しながら、ひたすら豆をローストし続ける。カップルはぜひ、交代しながら共同作業でトライを。
専用の焙煎器に入れたコーヒー豆を焚き火にかけると、だんだんと香りが立ってきて出来上がりが楽しみになってきました。焙煎器を回していると豆がカラカラと音を立て、それも耳に心地良い。途中で何度か火から外して、目指す中炒り程度の色合いかどうかを確認します。
▲ STEP 【3】 中炒りに仕上がったコーヒー豆をザルで振るい、熱を冷まします。
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焙煎し続けること約20分。ようやくミディアムローストのコーヒー豆が完成しました。これをコーヒーミルで挽いたら、お待ちかねの試飲タイム。まずは、グランピングにこそふさわしいワイルドな飲み方でいただきます！
Coffee Discovery 【2】
２通りのワイルドな飲み方を体感
▲ やかんで沸かしたお湯の中に、コーヒー粉を直接入れちゃうんですね!? 初めて見た淹れ方にビックリ！
この北欧式の淹れ方、“フィールドコーヒー”には度肝を抜かれました。やかんの水を沸騰させて、煮立ったお湯の中にコーヒー豆を豪快にザバッと入れる……なんて男っぽいんでしょう。
▲ やかんからワイルドに注ぎ入れたコーヒーは、小菓子とともにいただきます。
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数分置いたらストレーナーでこして出来上がり。フレッシュなコーヒーの香りとスッキリとした味わいを堪能できましたよ。次に、マキネッタで抽出すると、今度はまろやかでリッチな風味がカラダに染み渡ります！
▲ マキネッタのバスケットにボコボコとコーヒーが湧き上がってくると、テンションが一気に上がります！
▲ 焚き火を眺めながら、屋外でいただくコクまろなコーヒーと「森のひととき」のクリームブリュレは格別です。
コーヒーを毎日飲む方ほど、焙煎から抽出まで手間をかけてていねいに淹れるアクティビティは楽しいはず。森のなかで味わうコーヒーゆえ、余計に美味しく感じられること請け合い！ 「星のや富士」オリジナルブレンドのコーヒー豆は、お土産としてもいただけるので、ご自宅で旅の思い出に浸ることもできちゃうのですよ。……と、「コーヒーディスカバリー」の魅力をお伝えしましたが、“発見”はまだまだ続きます。詳報は後ほど！
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Column
香りのルームスプレーを自作できます
森の中の「クラウドテラス」には、水蒸気蒸留法で作るアロマスプレーのサービスも。ヒノキ、ラベンダーといった植物の香りを瓶に詰めて、寝る前にピローに吹き掛ければ安眠効果が得られます。余りは持ち帰って、旅の思い出に！
ジビエとワインと、コーヒーカクテルで過ごす夜
日が山陰に隠れて、辺りが徐々に暗くなっていく頃、ディナータイムが始まります。晩秋から初冬にかけては、富士山麓の山の恵みを盛り込んだコースメニュー「ガストロノミック・ワイルド」とワインで、さまざまな食材の旬な美味しさをふたりで存分に堪能できるんです。
▲ 森の中の高台にあるダイニングルーム。山小屋風の雰囲気もグランピング気分を盛り上げます。
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▲ コース「ガストロノミック・ワイルド」の一品目、「鹿肉のタルタル クロモジ香るジンのジュレ」（ダッチベイビー付き）。上にのったキャビアもワインを進ませます！
まずは、彼女とワインで乾杯を。ぜひ地元・山梨県産のオススメをスタッフにお尋ねください。コース一品目の「鹿肉のタルタル クロモジ香るジンのジュレ」には、果実味が主張するフレッシュなワインが合います。ふわふわモッチリな生地のパイにタルタルをのせていただくと、美味しさ倍増！
▲ 二品目に登場する「牛肉と猪ソシスの朴葉味噌焼き 松茸と煮アワビの土瓶蒸し」。
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二品目に登場するメイン料理は、「牛肉と猪ソシスの朴葉味噌焼き 松茸と煮アワビの土瓶蒸し」という名の通り、秋の味覚が盛りだくさん！ 猪ソシス（猪肉を使ったソーセージ）は濃厚なお肉の旨味が口中に広がります。しっかりとボリュームがあるので、お腹を空かせた御仁でも十分満足できるコース構成かと！
▲ 「ババ・オ・レザン 白州の香り」
最後に登場するデザートは、ラム酒入りのシロップがたっぷりと染み込んだケーキが大人な味わいの「ババ・オ・レザン」。マスカットやベリーソース、バニラジェラートがそれぞれの甘みや食感を引き立て合う一品は、仕上げの段階でウイスキー「白州」とスモークの香りをまとわせており、食すほどにほろ酔い気分が高まります。もう１杯、屋外でアフター・ディナードリンクはいかがでしょうか？
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Coffee Discovery 【3】
夕食後、アイリッシュコーヒーでホッとひと息
▲ 日が暮れて夜が訪れたのちも、「クラウドテラス」はゲストに開放されています。薪が爆ぜる様子をボーッと眺めるのも、心身をリフレッシュするのに有効。
とっぷりと暮れた森のなか、ほのかな足元灯を頼りに「クラウドテラス」最上階に上がってみましょう。なにやら、打楽器の不思議な音が聴こえてきます。音の発生源は「ライブラリーカフェ」。地元のアーティストが日替わりで奏でる神秘的な音は、焚き火の炎の1/fゆらぎと共鳴し合い、ゲストたちが集うテラスに癒やしをもたらしています。
▲ 一日の締めを飾る「コーヒーディスカバリー」はアイリッシュコーヒーで。おつまみと一緒にどうぞ。
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▲ カラダが冷えてきたら、「ライブラリーカフェ」の薪ストーブで暖を取りながら音楽家の演奏を楽しんでも。
そんな「クラウドテラス」の焚き火を囲みながら、「コーヒーディスカバリー」の続きを楽しめちゃいます。供されるのは、ウイスキーカクテルのアイリッシュコーヒー。ウイスキーの芳醇さ、コーヒーの苦味、生クリームのまろやかさに砂糖の甘さが加わったデザート酒は、食後の胃にやさしく染み渡る感じです。ホッとひと息をつきながら、森の澄み切って冷たい空気や音楽、炎のゆらぎに身を任せて、非日常感に没入してみてはいかがでしょうか。
Coffee Discovery 【4】
目覚めの一杯に、コールドブリューコーヒー
▲ サッパリとした味わいながら風味豊かなコールドブリューコーヒー。
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「コーヒーディスカバリー」の最後を締めくくるのは、翌朝、各客室にて提供されるコールドブリューコーヒー。「星のや富士」オリジナルブレンドのコーヒー豆からじっくりと低温の水で抽出した爽やかなコーヒーを、目覚めの一杯に。東側を向いた客室のテラスで朝日を浴びながら、至福の時間をお過ごしください。
▲ 遮るものが何もないテラスの開放感ときたら！
ルームサービスの朝食は、ボックスに入って届きます。河口湖畔の雄大な風景を眼前に、テラスのソファー席で広げれば、ふたりでピクニック気分を楽しめること請け合い！
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▲ ホットコーヒーもジャーに入って付いてきます。ハチミツやバジルソース、フルーツのコンポートはお好みで。
自家製の焼きたてパン、スパニッシュオムレツ、手作りヨーグルト、地元野菜のサラダ、ソーセージ、ミネストローネというボリューム満点な朝食で一日のスタートを切れます。
こうして、河口湖の湖畔の丘陵で過ごす、大人なグランピングでエネルギーをチャージしたら、周辺のドライブデートもいっそう楽しくなるってもの。次回は、今回の相棒カー、トヨタ・クラウン「CROSSOVER RS “THE 70th”」の試乗記を、富士山の雄大な景色とともにお届けいたします！
こうして、河口湖の湖畔の丘陵で過ごす、大人なグランピングでエネルギーをチャージしたら、周辺のドライブデートもいっそう楽しくなるってもの。次回は、今回の相棒カー、トヨタ・クラウン「CROSSOVER RS “THE 70th”」の試乗記を、富士山の雄大な景色とともにお届けいたします！
◾️ 「星のや富士」の「コーヒーディスカバリー」
所在地／山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
料金／1名4万1000円、2〜3名3万2000円（税・サービス料込み）
※記事内で紹介した４つのコーヒー体験+夕食（ガストロミック・ワイルド）+朝食ルームサービスが含まれます
※宿泊料別
予約・お問い合わせ／TEL050-3134-8091
詳しくはこちら
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今回のデートカーは……
クラウン「CROSSOVER RS “THE 70th”」
Spec
全長×全幅×全高：4930 × 1840 ×1540mm
エンジン：2.4ℓ直列4気筒ターボエンジン
最大出力：272ps（200kW） 最大トルク：460N・m
重量：1910kg 価格：680万円（税込み）／トヨタ（トヨタ自動車お客様相談センター）
お問い合わせ
トヨタ自動車お客様相談センター 0800-700-7700
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