2024.11.24
潜伏キリシタンの思いを今に伝える教会巡り。旅慣れオヤジにおススメ五島列島の旅【後編】
日本にいながらプチ外国気分を味わいつつ、日々の疲れも癒してくれる。そんな理想的なデスティネーション・五島列島の魅力をレポート。後編は、五島で必ず訪れたいカトリック教会について。さらなるおすすめ宿もあわせてご紹介します。
- CREDIT :
写真・文/矢吹紘子

※【前編】五島列島の自然とウェルネスなホテルを楽しむ旅はこちら
カトリックの教会がいたるところに。“祈りの島”五島の原風景を訪ねる


パートナーと一緒にドライブで立ち寄りたい、心に響く五島の教会たち
▲ 「頭ヶ島天主堂」は鉄川与助により1919年に完成。石造りの重厚感のある外観とは裏腹に、内部にはパステルカラーの花々の装飾が施され「花の御堂」とも呼ばれる。©︎2024 長崎の教会群情報センター
▲ 1925年に創建された「中ノ浦教会」は、別名“水鏡の教会”。満潮時には入り江の水面にその姿が鏡のように映りロマンティック。©新上五島町観光物産協会
▲ 上五島の漁港内に佇む「カトリック桐教会」は1897年創建。真っ白な壁の効果か、他にはない明るさと開放感が。©︎2024 長崎の教会群情報センター
▲ 福江島北部、水ノ浦湾を一望する高台に立つ「水ノ浦教会」。設計はやはり鉄川与助。これからの時期は椿も見頃に。写真提供/(一社)長崎県観光連盟
▲ 「頭ヶ島天主堂」は鉄川与助により1919年に完成。石造りの重厚感のある外観とは裏腹に、内部にはパステルカラーの花々の装飾が施され「花の御堂」とも呼ばれる。©︎2024 長崎の教会群情報センター
▲ 1925年に創建された「中ノ浦教会」は、別名“水鏡の教会”。満潮時には入り江の水面にその姿が鏡のように映りロマンティック。©新上五島町観光物産協会
▲ 上五島の漁港内に佇む「カトリック桐教会」は1897年創建。真っ白な壁の効果か、他にはない明るさと開放感が。©︎2024 長崎の教会群情報センター
▲ 福江島北部、水ノ浦湾を一望する高台に立つ「水ノ浦教会」。設計はやはり鉄川与助。これからの時期は椿も見頃に。写真提供/(一社)長崎県観光連盟
▲ 「水ノ浦教会」の裏手にはイエスの導きを刻んだ十字架が立ち並び、異邦の地のような趣に満ちている。
▲ 「堂崎天主堂」は資料館になっていて、島の信仰の歴史に触れることができる。現在の建物は1908年築。設計には鉄川も参画した。写真提供/(一社)長崎県観光連盟
▲ 福江島の西端にある「井持裏教会」は五島初のレンガ建築の教会。ルルドは島の各地から運ばれた岩石で作られたのだそう。
▲ 「水ノ浦教会」の裏手にはイエスの導きを刻んだ十字架が立ち並び、異邦の地のような趣に満ちている。
▲ 「堂崎天主堂」は資料館になっていて、島の信仰の歴史に触れることができる。現在の建物は1908年築。設計には鉄川も参画した。写真提供/(一社)長崎県観光連盟
▲ 福江島の西端にある「井持裏教会」は五島初のレンガ建築の教会。ルルドは島の各地から運ばれた岩石で作られたのだそう。
ほんのり淡いブルーの海とエッジの効いた料理。グッドデザインで居心地抜群のホテル


▲ North棟は部屋ごとにレイアウトが異なる。こちらは上階テラスにキッチンがある「メゾネット アウトドアキッチン」。
▲ North棟「メゾネットワイドテラス」は、本格的なダイニングを備えていて、中長期滞在にももってこい。
▲ South棟のオーシャンテラスツインは、ご覧の通りインフィニティなオーシャンビューがウリ。
▲ 海に面したオーシャンデッキ。ヨガマットをレンタルして、朝ヨガを楽しむこともできる。
▲ North棟は部屋ごとにレイアウトが異なる。こちらは上階テラスにキッチンがある「メゾネット アウトドアキッチン」。
▲ North棟「メゾネットワイドテラス」は、本格的なダイニングを備えていて、中長期滞在にももってこい。
▲ South棟のオーシャンテラスツインは、ご覧の通りインフィニティなオーシャンビューがウリ。
▲ 海に面したオーシャンデッキ。ヨガマットをレンタルして、朝ヨガを楽しむこともできる。
▲ 半露天風呂もこのサイズ感。開放的な空間で、ゆったりと足を伸ばしてくつろげる。
▲ 滞在中はアクティビティが一つ無料で体験できる(要事前予約)。ということでテントサウナをチョイス。芝生スペースに設置された薪ストーブのサウナは、100度~120度と温度も十分。
▲ 水風呂に浸かって汗を流した後は、リクライニングチェアに座ってぼーっと海を眺めるという至福。クセになりそうな爽快感!
▲ 半露天風呂もこのサイズ感。開放的な空間で、ゆったりと足を伸ばしてくつろげる。
▲ 滞在中はアクティビティが一つ無料で体験できる(要事前予約)。ということでテントサウナをチョイス。芝生スペースに設置された薪ストーブのサウナは、100度~120度と温度も十分。
▲ 水風呂に浸かって汗を流した後は、リクライニングチェアに座ってぼーっと海を眺めるという至福。クセになりそうな爽快感!
▲ 五島meetsメキシコ!? 現地で経験を積んだシェフによる、地産地消のコースディナーは見た目にもクリエイティブ。
▲ どこかほっとする和食膳の朝食。島産の鮮魚の焼き物や野菜の小鉢、地元のブランド米「なつほのか」、あご出しの味噌汁。「大石養鶏場」の卵や自家製のお茶漬け出汁はセルフで好きなだけ。
▲ 「喫茶うみかぜ」は11時から16時まで(火曜休)。写真の五島産レモングラスのコーディアルドリンクなどのソフトドリンクをはじめ、アルコールやスウィーツも。
▲ 五島meetsメキシコ!? 現地で経験を積んだシェフによる、地産地消のコースディナーは見た目にもクリエイティブ。
▲ どこかほっとする和食膳の朝食。島産の鮮魚の焼き物や野菜の小鉢、地元のブランド米「なつほのか」、あご出しの味噌汁。「大石養鶏場」の卵や自家製のお茶漬け出汁はセルフで好きなだけ。
▲ 「喫茶うみかぜ」は11時から16時まで(火曜休)。写真の五島産レモングラスのコーディアルドリンクなどのソフトドリンクをはじめ、アルコールやスウィーツも。

旅のプランニングには「Booking.com」が便利です!
今回の五島トリップには「Booking.com」のアプリを使いました。コレ、何が良いかというとホテルなどの宿泊施設はもちろん、実は航空券やレンタカー、ロケーションによってはタクシーやアクティビティなどの予約もできるという点。さらに「WALLET」という独自のポイントシステムがあり、宿泊すると約14日後に個人アカウントにポイントが付与されます。それらを1ポイント=1円相当で新たな宿泊予約に使えるほか、アクティビティやタクシー(前払いのみ)にも利用OK。宿泊施設での現地払いは不可だったり、ポイント付与対象外の宿もあったりはするものの、物理的にも気分的にもお得なサービスであることは確か。アクティビティに関しては、旅行先によってサービスの展開バリエーションに差があるようですが、例えば、東京や関西から五島にアクセスする際にトランジット先となる可能性が高い福岡や長崎なら、カスタムメイドのプライベートツアーや、史跡や神社仏閣をめぐるショートトリップ、ビーチでのピクニック体験とバラエティ豊かなコンテンツがラインナップ。「Booking.com」のアプリを使うことで、旅の楽しみがグッと広がりそうです。
HP/Booking.com

カラリト五島列島
住所/長崎県五島市浜町546-2
TEL/0959-78-5110
HP/カラリト五島列島 Booking.com
アクセス/福江空港・福江港から車で20分。
客室料金/2万5000円/泊~(2名1室利用時の1室料金。税サ込)
● 矢吹紘子(やぶき・ひろこ)
ライター、編集者、通訳案内士。小誌のほか『BRUTUS』『POPEYE』などライフスタイル誌を中心に記事を執筆・編集。ロンドン大学で修士課程修了後、プライベート通訳としても活動。京都を拠点に海外からのVIPゲストの旅のキュレーションやアテンドを行なっている。
Instagram/hiroko__yabuki