【解説】あの名作ジュエリーを知らないのは男性だけ

男性の多くは、女性ほどジュエリーに詳しくはないでしょう。ですからギフトシーズンになると、有名ブランドの定番商品に頼るのは理になかった選択といえます。毎シーズン新作が生まれる中で、”名作”や”定番”として現在に残っているジュエリーには、相応の理由があるもの。

誰もが目にしたことのある定番や名品はご存知でも、ジュエリーの「通」が知っている名品を知っていれば、それを身に付けた女性に気づいてあげられたり、ギフトを贈る際にも一層喜ばれるはず。そんな通好みな知る人ぞ知る名品ジュエリーをご紹介しましょう。

フレッドといえばケーブルとシャックルをモチーフにした「フォース10」や、映画『プリティウーマン』でジュリア・ローバーツがつけていたハート型のルビーのネックレスが有名ですが、「サクセスリング」はご存知でしょうか。

対照的な直線と曲線が絶妙なバランスで取り入れられたデザイン。「サクセス」というコレクション名もあって、通な女性から大人気なのです。

「オープンハート」や「バイザヤード」を生み出したデザイナー、エルサ・ペレッティが生み出した「ボーンカフ」は、ティファニーの3大アイコンのひとつです。

人間の骨をモチーフに、手首のくるぶしを包み込むように形成された美しいカーブは右腕用と右腕用が別々に用意されていて、素材もカラーも様々なモデルが展開されている定番コレクション。ちなみに大英博物館の20世紀パーマネントコレクションにも選定されているアートピースでもあります。

手書きの文字をそのまま立体化したかのような「ウィ」は、ディオール ファイン ジュエリー部門のアーティスティック ディレクター、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが自らデザインしたもの。

”YES”を意味する肯定的で前向きな言葉は、誰でも笑顔になれると評判のデザインです。ゴールドの糸で筆記した文字がアームにまで延長して、途切れることなくつながっていることから“永遠”の意味も込められています。

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