【最旬髪型】 デキる男に魅せる！ 失敗しない大人のツーブロックとは!？

サイドや襟足を刈り上げることで顔まわりがスッキリと見えるツーブロックは元来、清潔感がありビジネスシーン向きの髪型です。しかし、刈り上げ具合やトップとのバランスによっては、ともすればイカつく見えてしまったり、カジュアル過ぎてしまうことも。幅広くデザイン可能なツーブロックですが、今回は好感度高めなスタイルを手に入れた30代のビジネスパーソン3名をご紹介します。

手がけるのは、大人に似合うスタイル提案が得意な理美容サロン「THE BARBER（ザ・バーバー）」。三者三様のジャケットの着こなしとともにご参考にしてください。

サイドはフェードカットに近い刈り上げで思い切り短くし、ウエーブが効いたトップを七三分けにして整えた松尾一希さんのスタイル。精悍なお顔立ちをしっかりと見せつつ、ウエーブの効果で堅苦しくなく、かつ知的な印象に仕上がっています。

「クセが強くて柔らかい毛質のためにまとまりにくく、以前はセットに苦労していました。この髪型にしてからはジェルだけで整うのでありがたいです」と松尾さん。

全体をタイトにし過ぎずトップはボリュームをキープし、クセ毛を生かしてカットしたそう。口ヒゲ、顎ヒゲとのバランスも絶妙な、キリリとした男前スタイルの完成です！

「クセ毛を生かしながら、ボリュームを出すところ、抑えるところのメリハリをつけたことがポイントです。流れをキープでき、かつしっかりとまとまるジェルを使ってスタイリングしました。スプレーをプラスするとキープ力が強まります」（担当スタイリスト・若林夢子さん／日本橋店）

■ ご本人コメント
「まだリモートワークも多いのですが、ビジネスの場面ではやはり気分を上げたい。だから自分で髪型がきちんと整えられるのはうれしいですよね。この髪型は休みの日のカジュアルなスタイルにも合うので、気に入っています」

ナチュラルウエーブを生かしながら前髪を立ち上げ、サイドを短く刈り上げてタイトに抑えた雨宮孝祐さんのツーブロック。分け目をきちんとつけていますが、ほどよい抜け感もあり、アイウエアまでコーディネートされたトラッド系スタイルによくお似合いです。

雨宮さんの悩みはクセ毛で、しかも爆発系なのだそう。「横への広がりを抑えられるので、最近はずっとツーブロック。トップをちょうどセットしやすいボリュームにカットしていただけるから、素早くセットできますね」（雨宮さん）

カットのポイントは、適度な梳き加減だとか。「クセ毛は梳き過ぎるとまとまらず、足りないとのっぺりしてしまうので、正面から見てちょうどいいバランスを探りました。後頭部が張り気味なため、形良く見えるように少し長さを残しています」（担当スタイリスト・伊東万元さん／東京店）

サイドをかなり短く刈り上げているのは、増えてきた白髪を目立たせないためでもあるそう。「グリースでツヤ感を足すことも、白髪の存在感を抑える効果があります」（伊東さん）

■ ご本人コメント
「休日は前髪を下ろしてセットすることもあります。どちらのスタイルも思いどおりにセットできて、一日中キープできるのでうれしいです」

ボリュームと流れを出したトップがほのかに艶っぽい、牧野慎之介さんの髪型。サイドとバックは刈り上げていますが、サッパリとした清潔感を醸す程度に抑えました。男らしい顔立ちにソフトさが加わり、上品な雰囲気も漂います。

以前は直毛のセンターパートにしていたという牧野さんですが、今回、ヘアチェンジに挑戦。硬く量が多い髪にパーマをかけて柔らかさをプラスし、分け目もやや右サイドに動かしました。

「前髪を少し前側に出してみたり、後頭部も丸く見えるようにカットしたり、と立体的にまとまるように工夫しました。以前は分け目の部分がつぶれやすかったのですが、パーマをかけたことにより、しっかりと立ち上がるように」（担当スタイリスト・浪波龍太さん／青山店）

パーマの柔らかさを生かすために、全体的にワックスでスタイリング。「年齢が上がれば、もっとツヤの出るジェルを使ってもいいかもしれませんね。今回はヒゲも整えさせてもらいました。口ひげはフラットめにしてスマートに、あごひげは少し中央を長めにして、カッチリし過ぎないよう仕上げています」（浪波さん）

■ ご本人コメント
「いつもアドバイスをいただいて髪型を決めています。今回はパーマヘアに挑戦し、自分の殻が破れたかなと。雰囲気が変わって気分も上がりますね」

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