【髪型スナップ】30〜50代の大人に似合う！ いま人気のパーマヘアとは?

まとめづらくなったり、ボリュームを出しにくくかったり……。年齢を重ねるほど、髪の悩みは尽きません。その点、パーマはひと手間かかるけれど、実は大人髪にはイイことづくめ。ボリュームの悩みやクセ毛の扱いにくさも一発解消するうえ、さりげない色気まで纏えるのですから。各世代の代表的なパーマヘアをまとめてみましたので、ぜひご参考に。

広がりを抑えつつ、アレンジのしやすさも抜群のニュアンスパーマ。「直毛で広がりやすいというお悩みでしたので、根元から強めにパーマをかけています。サイドは顔に沿って動きが出るよう、逆巻きに。頭頂部は寝てしまいやすいのでボリュームが出るようにすいて、顔周りは短めにカットしました」（「シセイドウ パサージュ ボーテ」スタイリスト・森さん）

スタイリングでは、ツヤ出しに柔らかいワックスとバームを使い、根元から揉み込んでトップに高さが出るようにセット。前髪を上げればスッキリと、下げればナチュラルな雰囲気になるのでTPOに合わせてアレンジを楽しめます。

パーマでトップに程よいラフさを出しつつ、耳まわりとバックをスッキリと刈り上げた椛澤謙一さんのツーブロックヘア。

「毛量がとても多くて髪質も直毛なので、かなり梳きました。サイドの刈り上げも、見えている部分は少ないですが、実は深く入れています。パーマをかけたトップはコンパクトにまとまるよう、ボリュームやシルエットを調整しましたね」（担当スタイリスト／「ザ・バーバー」広尾店・平元真仁さん）

パーマは強めですが、ワックスで毛先に束感を出しながら動きをつけつつ、グリースでツヤも足してホールド。ニュアンスのあるカーリーヘアは、長めの顎ひげや古着風のカジュアルな装いと相まって、大人のこなれ感がたっぷり！

くしゅくしゅっとしたパーマが印象的。「ジャニーズ好きな妻のリクエストもあり、アイドルのような子犬っぽい感じを出してほしいとリクエストしたんです(笑)」と、浅田康範さん。

トップは大きめのカールが出るパーマで動きを出し、前髪を下ろしていても軽やかさをキープ。また年齢的に気になるボリューム感をカバーする効果も。

サイドと襟足はハサミで、ツーブロックにしてはやや長めにカットし、トップとのバランスを取っています。柔らかそうなカールが、セルフカラーされたダークブラウンの髪色と相まって、まさに“犬っぽい（！）”仕上がりです。