2018.03.17

「それどこ？」と彼女の興味をひきつける、大阪の新名店ディナー

オーナーの名を冠したお店にはハズレがない!?　デートに使いたい、大阪のフレンチ・鮨・おばんざいの新名店です。

CREDIT :: 写真／静物・蜂谷哲実　取材・トライアウト　文／トライアウト、いとうゆうじ

2018年4月号より

オーナーが自身の名を冠したお店には、ハズレがありません。なぜならば、こだわりと自信と愛に満ち溢れた空間が広がっているから。「あのBarから望む夜景が素敵らしいよ」や「星が付いた隠れ家的名店があるんだ」という口説き文句もいいですが、大阪に来たならば「吉野さん処に行こ～や」な〜んて通な誘い方をしてみてはいかがでしょう？

Spot 01　【メゾンタテルヨシノ】　

ミシュランの星が輝く吉野シェフ監修のメゾン

パリで日本人として最初期にミシュランの星を獲得して以降、自身が手がける数々のレストランでその偉業を成し遂げ続けている重鎮・吉野建さんがプロデュースしたこちら。フランス料理の伝統を大切に、独自の感性を加えたモダンクラシックな料理が楽しめるとあり、舌の肥えた大人たちに贔屓にされています。

その確かな腕により、開業1年にして『ミシュランガイド京都･大阪2018』の一ツ星を獲得。懐かしくも新しい、唯一無二のフレンチをどうぞ。

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ディナーメニューでは、牧草で燻した仔羊の背肉のローストに舌鼓を。鍋のまま運ばれ、目の前で切り分けて仕上げられます。
ディナーメニューでは、牧草で燻した仔羊の背肉のローストに舌鼓を。鍋のまま運ばれ、目の前で切り分けて仕上げられます。
ディナーは1万円、1万5000円、2万円のコースを用意。

ディナーメニューでは、牧草で燻した仔羊の背肉のローストに舌鼓を。鍋のまま運ばれ、目の前で切り分けて仕上げられます。
ディナーメニューでは、牧草で燻した仔羊の背肉のローストに舌鼓を。鍋のまま運ばれ、目の前で切り分けて仕上げられます。
ディナーは1万円、1万5000円、2万円のコースを用意。

◆ MAISON TATERU YOSHINO

住所／大阪府大阪市北区堂島浜1-3-1 ANAクラウンプラザホテル大阪 2F
営業時間／11:30～14:30、18:00～21:30 　
定休日／無休　
お問い合わせ／☎06-6347-1128　

●不定期で吉野シェフが来店。

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Spot 02　【鮓木村建介】

主人の職人技が光る粒揃いのネタに心躍る

さまざまなお店で16年間修行し、2016年に独立した木村健介さん。自身の名を冠したこちらでは、店主自ら毎朝仕入れるネタが常時30種類ほどスタンバイしています。鮮魚に抱かれる艶やかなシャリは、4種類の赤酢と米酢をブレンドしており、甘みと酸味のバランスが絶妙。自家製のガリも相当なレベルで、まさに名脇役です。

コース制ではないので、好みのネタを自由にオーダー可能。若き主が構えた城では、連日美食家たちの唸り声が響いています。

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お客の目の前で両面をパリパリに焼き上げるウナギは1貫600円。タレか岩塩＆ワサビでいただきます。
常連たちが愛してやまないアツアツふわっふわのダシ巻き玉子（ひと切200円）もぜひ。

お客の目の前で両面をパリパリに焼き上げるウナギは1貫600円。タレか岩塩＆ワサビでいただきます。
常連たちが愛してやまないアツアツふわっふわのダシ巻き玉子（ひと切200円）もぜひ。

◆ 鮓木村建介

住所／大阪府大阪市中央区東心斎橋2-5-14 シノハララピスビル 1F 　
営業時間／ 17:00～23:00　
定休日／日・祝　
お問い合わせ／☎06-6214-2788

●10席ほどの店内は、賑わっている場合があるため予約がベター。

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Spot 03　【石川さゆり】

さゆり嬢がつくる肴と石川の地酒に酔いしれて

19歳から板前修業を始め、大阪や金沢で経験を積んだ林さゆりさんが女将をつとめるこちら。店名は、石川県の地酒を楽しめることから。日本酒のラインナップはさすがに幅広く、味の濃淡も香りの強弱も多彩な銘酒が常時約20種類揃っています。カウンターに並ぶ15種類ほどのおばんざいや石川県産の魚介を使った肴をつまみながら、グイッといっちゃいましょう。