2017.06.26

「浅草観音裏」「ダガヤサンドウ」花火大会の後でも混まないおいしいごはん３選

東京の人気花火大会と言えば「隅田川花火大会」（2017年は7月29日）と「神宮外苑花火大会」（同8月20日）。ともに90万人以上を動員する人気大会であり、当日ともなれば、浴衣姿の男女が渋谷や銀座にあふれます。花火をお好きな場所で鑑賞して、終わると大体8時半。ふと隣を見ると、「人混みで汗かいたし、お腹もすいた～」というちょいムクレ顔！まずい、これは不機嫌警報です。せっかくの花火の余韻をそのままにいいムードを保つべく、速やかに移動いたしましょう。大混雑の電車やタクシーを避けて徒歩圏内を条件に、彼女の笑顔が大輪花火のように咲くこと間違いなしの名店へいざ。

CREDIT :: 文／秋山都　撮影／菅野祐二

◆ ペタンク（東京・浅草）　

食通も注目する観音裏エリアのニューオープン

マイクロビストロと謳う、カウンター8席のみの小店。「グレープガンボ」「FUJIMARU」の料理長を歴任した山田武志氏さんが今年3月にオープンし、ひとりで切り盛りしています。

メニューには「ウフマヨ」「リエット」「クスクス」などフランスの食堂でおなじみのお惣菜に加え、「牛サーロインステーキ」「鳥（片羽）丸揚げ」などガッツリ系も。

「おひとりなら前菜盛り合わせとワインを1杯でもいいし、おふたりなら数品をシェアして。この辺はいま美味しいお店が続々できているので、はしごするのも楽しいですよ」と山田シェフが語るように、いま食通からも注目を浴びているのが「観音裏」エリア。

前菜の盛り合わせ（１人前）1,200円。クスクス、リエット、キャロットラペなど日替わりで10種程度。

浅草寺の裏手にあるほんの数ブロックを歩くだけで、ミシュランで星を獲った店や、地元民に愛されるローカルな甘味屋にでくわす美食密度の高さです。

■ペタンク

◆ ペタンク

住所／東京都台東区浅草3-23-3 上野ビル101
営業時間／月〜金17:00〜24:00、土・日15:00〜22:00
定休日／不定休
お問い合わせ／☎03-6886-9488

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◆ 焼鳥トリビアン（東京・浅草）　

コスパよいコースと〆のラーメン

ミシュランで星を獲った店とはこちら。ビブグルマンで紹介された「焼鳥トリビアン」は、名店バードランドで修業した半田聡さんのお店です。焼鳥は基本コースで3,000円と4,000円の2種。甲斐路軍鶏を絶妙の火入れで焼いた焼鳥はもちろん、〆の自家製中華そば（単品600円）は麺も自家製で作るこだわりぶり。

店内は昨年拡張リニューアルして席数が増えたため、入りやすいのもうれしいポイント。真紅の壁に浴衣が映えそうですね。

■焼鳥トリビアン

◆ 焼鳥トリビアン

住所／東京都台東区浅草3-35-12
営業時間／月・火・水・金17:30～23:00、土・日、祝17:30～22:00
定休日／木曜
お問い合わせ／☎03-5808-0327

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◆ テラ・アウストラリス（東京・千駄ヶ谷）　

神宮花火大会のあと狙うのは「ダガヤサンドウ」

さて、ところ変わって神宮花火大会。外苑前のお店はどこも混雑しているので渋谷や新宿まで移動する方も多いかと思いますが、灯台もと暗し、なのがこの神宮球場からほど近い「ダガヤサンドウ」エリア。

「ダガヤサンドウ」とは千駄ヶ谷と北参道の中間あたりを示す造語。美味しくて評判のお店やこだわりの雑貨店が多く、いま話題のエリアです。