2018.10.09
秋冬スーツを着こなすルールは、たったふたつ!
秋冬スーツのこなしのポイント。それはズバリ、ふたつの首、“首元”と“足首”を隠すこと。大人のオトコたるもの、抑制こそが最大の武器。緊張感を纏わせれば、自ずと色気が滲み出るのですよ。
- CREDIT :
写真/人物・長山一樹(S-14) スタイリング/四方章敬 ヘア/Kazuya Matsumoto(W) メイク/MAKI KOJIMA(mod’s hair)
文/竹内虎之介(シティライツ)
ふたつの"首"を隠すだけ
■ Rule【1】 Neck
「首元」から色気が滲む、緊張と緩和

艶っぽさ漂うタイドアップにおいて、もっとも重要なのはタイの締め方。ノットを小さく固く、キュッと。結ぶのではなく、締める感覚が大切です。黒地に白で、どこか80’sのポストモダンなムード漂う幾何学柄をちりばめたタイ2万8000円、スーツ57万5000円、シャツ5万4000円/すべてラルフ ローレン パープル レーベル(ラルフ ローレン)、時計110万円/ゼニス
■ Rule【2】Ankle
あえて「足首」を見せない、巧妙な意図

ブーツで足首を隠し、さらにソックスでガードする。この隙のなさが艶っぽいのです。男性●イタリア職人の高い技術と美意識が際立つジョッパーブーツ12万5000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)、スーツ8万9000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン)、ソックス1300円/バーニーズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター) 女性●スカート2万2000円/アナイ、靴はスタイリスト私物
しかも、秋冬にはブーツという秋冬ならではのアイテムがあり、これがまさに隠すことで艶っぽさを誘発する装置に最適なのです。その実、ブーツのくびれに艶っぽさを感じるのは男も女も同じ。我々が女性のブーツ姿にセクシーさを覚えるのと同様に、女性もブーツに包まれた男の足首にはちょっとドキッとするのです。なので、この秋冬はこうした装置も駆使しつつ、意図的に足首を隠してみたいと思う次第。
■ お問い合わせ
アナイ 03-5739-3421
ウィリー 03-5458-7200
ゼニス 03-5524-6420
バーニーズ ニューヨーク
カスタマーセンター 0120-137-007
ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718
ラルフ ローレン 0120-327-420