他の人とかぶらない!? 別注＆コラボなポロシャツとは？

クールな黒ポロの両胸に両ブランドのアイコンマークをダブルネーム的に配したスペシャルな一枚。 スポーツウエアの文法を取り入れた冴えたカッティングや、ストレッチの効いたシャリシャリした生地感もいまどきで、さまざまなコーディネートに使えそうです。

ポロシャツに限らず、さまざまなジャンルにおいて別注やコラボが最近目立つのは、ブランドにとってそれだけメリットがあるからでしょう。今までとは違うファン層にアピールできるだけでなく、先方の得意な技術やセンスを取り入れることで自身のクリエーションにとっても大きな刺激になるといった具合に。その好例がご覧の黒ポロです。

著名人から絶大に支持され今をときめく「ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ」と、サッカーやラグビーウエアで知られるイギリスの名門スポーツブランド「アンブロ」という、ジャンルのまるで異なる両者ががっぷり組んでコラボを敢行。結果、ラグジュアリーにしてスポーティ、そしてほんのりモードなテイストさえ漂うポロシャツとなっています。

服好きから絶大に支持されるセレクトショップ、レショップ。こちらは同店のコンセプターである金子恵治氏が、60年代のフレッドペリーの雰囲気を完璧に再現するため、同社開発陣と何度も試行錯誤しながら開発したものです。襟型、生地感、さらにサイドスリットに当てられた補強用の布といった細かい部分まで往時に肉薄しています。

つなぎ目のない丸胴編みにより、サイドのゴロツキ感は皆無。生地は洗い加工が施され、新品時からやわらかな肌触りを堪能できます。

エストネーションだけでエクスクルーシブ展開されるモデル。ジョン スメドレーの定番のレトロポロよりやや太い糸を用い、ざっくりと爽快感ある生地に編み上げています。加えて襟型もコンパクトにアレンジされており、さまざまなコーデにすっきりと馴染みます。

素材はもちろん、ジョンスメの十八番である“ジョン スメドレーズ シーアイランドコットン”。ライラックカラーの発色も実に綺麗です。

パックＴが有名な米国のフルーツ オブ ザ ルーム。その定番ポロシャツをベースに、ブルーブルーらしいインディゴ染めで仕上げたのがこちらです。洗うほどに濃いブルーカラー淡いブルーへと色変化が楽しめます。胸の果実ロゴのワッペンも可愛らいしいアクセント効果に。

本来はカラフルな果実ロゴを白ベースにアレンジ。ボディのインディゴカラーと爽やかなコントラストをなしています。

アスペジといえば、Ｍ-65型ジャケットが有名ですが、実はアスペジはシャツファクトリーとして1968年にイタリア・ミラノで創業。こちらはそんな歴史を改めて感じさせる麻布テーラーのエクスクルーシブです。ほどよく肉厚な鹿の子生地を用いつつ、じつにドレッシーな雰囲気に仕上げています。

タイドアップもこなす台襟付きのBD（ボタンダウン）デザインにして、背中にはドレスシャツのような背ヨークも。仕事でも無理なく着用できる優秀モデルです。

ハリウッドセレブも虜にする米国LAのプレミアムカットソーブランドにバーニーズ　ニューヨークが別注を敢行。素材をしなやかなコットンピケ素材に載せ替え、とろけるようなやわらかな着心地としています。ウエスト部分にほどよくしぼりを入れ、体にぴったりフィットするシルエットも魅力です。

襟はカッタウェイ気味ですが、襟羽根がコンパクトなためよくあるイタリアシャツのようないやらしさはありません。第1ボタンを開けた時の開きが美しいのもポイントです。