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2017.08.28

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「GUCCI DIY」グッチ銀座で自分だけのグッチを作る!【前編】

今年の2月に日本でも開始されたグッチの新たな試み「GUCCI DIY」プログラムは、アイテムを自分好みにオーダーできるというもの。そのサービスを本誌とウェブの両編集長、石井・前田が実際に体験してみました。前後2編に分けてそのサービスの魅力に迫ります。

写真/静物・蜂谷 哲実(hachiya studio)、取材・金田 亮
スタイリング/坂井 辰翁
文/LEON・LEON.jp 編集部

「GUCCI DIY」で叶える"自分だけのドレスアップ"

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刺繍を当ててみて、完成像をイメージ……。迷う瞬間も楽しんでください。
2015年、アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、あらためてグッチはモードブランドとしての個性をより前面に推し出し、世界中から注目を集めています。

そんな個性的で遊び心溢れるデザインをカスタマイズしてオーダーできるのが、日本では今年の2月にスタートしたばかりの「GUCCI DIY」プログラム。グッチならではのモードな雰囲気を自分好みに取り入れることができるうえに、オーダーならではの"マイサイズ"で表現できるとあって、すでに人気を博しています。
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コチラが銀座店の「GUCCI DIY」スペース。手前ではシューズやバッグ、ボンバージャケットを、奥ではスーツ、ニット、シャツのオーダーができます。
「GUCCI DIY」のサービスは、日本では青山と銀座の店舗のみの展開。特にグッチ銀座ではメンズ「GUCCI DIY」のために広々と5階の全スペースを割き、ミケーレがデザインを手がけた空間で、サービスを受けられます。

「GUCCI DIY」でカスタムできるアイテムは、ドレススタイルでは、スーツ、シャツ、ニットの3点。他にもシューズ、各種ジャケット、コートのカスタムも可能。どのアイテムも基本となる型からディテールまでカスタムでき、存分にあなたの遊び心を発揮できます。
ここでは、読者の皆様により馴染み深いドレススタイルに的を絞ってご案内します。

■ Part 01 スーツ
スーツは、クラシックなスタイルのものから、いまどきなタイトフィットなものまで全5型展開。ディテールもとことんこだわってカスタムできます。
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全5型のうち、もっともタイトフィットな「ニュー マルセイユ」。ピークドラペルと合わせることでモードな仕上がりに。ジャケット49万3000円、パンツ15万4000円 全てグッチ(グッチ ジャパン)
まずはスタイル(シングルかダブルそれぞれのスタイルあり)を選択、ラペルはノッチドラペルか、ピークドラペルが選べます。
生地も表地・裏地ともに豊富なバリエーションから選べ、またスーツのモデルによっては、タックやアジャスターの有無など、パンツのディテールのカスタムも可能です。
スーツのみをとってみても、これだけカスタムできるのが「GUCCI DIY」のポイント。人とかぶらないスタイルで他人と差をつけられるので、こなしにも余裕が生まれます。

「GUCCI DIY」スーツオーダー

スタイル/5型 ※ジレ/1型
サイズ/42〜66(スタイルにより異なる)
生地デザイン/200種程度から選択可能(シーズン、スタイルにより異なる)
価格/ジャケット 44万円〜
   ジレ 16万8000円〜
   パンツ 12万2000円〜
納期/約8〜12週間

■ Part 02 シャツ
シャツはまず、シルエットをレギュラーかスキニーかを選択し、ディテールを決めていきます。襟やカフスの形、生地までカスタム可能なので、自分だけのテーラーリングシャツが楽しめるというワケです。
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生地を選べるので、襟とカフスがホワイトのクレリックにすることも可能です。タックインすると見えなくなる前身頃にあえてイニシャルを入れるのが、さりげなくて粋です。シャツ 12万9000円 グッチ(グッチ ジャパン)
襟の形はスリム、クラブ、ポインテッド、フレンチカラーから選択。襟の刺繍はビーやアローハートなど、5種類からひとつ、左襟もしくは両襟に施せます。他にも、イニシャルならば、ドットを含めて6文字まで刺繍が可能ですし、生地やカフスの形まで指定できます。
シックなタイドアップも、シャツのカスタム次第で一気に華やかな雰囲気にも。特に襟の刺繍は効果的に印象の変化をもたらすので、センスの見せドコロです。
たかがシャツ、されどシャツ。スーツスタイルの印象を左右する大切なポイントですので、こだわって選んでみてください。

「GUCCI DIY」シャツオーダー

スタイル/2シルエット(8型)※襟(4種〜)、カフス(6種〜)
サイズ/36-46/15-17(スタイルにより異なる)
生地デザイン/100種程度から選択可能(シーズン、スタイルにより異なる)
イニシャル/ドットを含むアルファベット最大6文字まで。カラーはブルー、グリーン、レッドから選択可能。
刺繍デザイン/襟…5種、カフス…5種 ※ハンドメイドかマシンメイドか選択可能
※最大2か所に刺繍可能(スタイルにより異なる)
価格/8万2000〜11万7000円
納期/約8〜12週間

■ Part 03 ニット
ニットはまず基本のデザインを、クルーネック、Vネック、タートルネック、カーディガンの4種から選択したのち、素材はカシミアか、エクストラファインウールから選びます(タートルネックはカシミアのみ)。エクストラファインウールは21ゲージのウルトラファインゲージを使用しています。
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柔和なホワイトを選べば、素材のリッチさがさらに際立ちます。左腕袖の刺繍で、遊びゴコロ溢れる印象に。休日のジャケパンスタイルを格上げしてくれる一枚です。19万7000円 グッチ(グッチ ジャパン)
カラーバリエーションが大変豊富で、カシミアは全10色、ウールは全9色。ダークトーンからビビットなものまで選べるので、複数枚買いもアリですね。ニットの刺繍は8種から選び、ウエスト左下部分か左腕袖部分のどちらかに入れられます。
ニットは単体使いでもスーツとあわせても活用できますし、はたまたカーディガンなら合わせるインナーによって印象が変わるので、ぜひ自分のスタイルを見つけてください。

「GUCCI DIY」ニットオーダー

スタイル/クルーネック、Vネック、カーディガン、タートルネック
サイズ/XS-L
生地/エクストラファインウール、カシミア(タートルはカシミアのみ)
カラー/ウール 9色、カシミア 10色
イニシャル/ドットを含む最大6文字まで。カラーは同色か、ブルー、グリーン、レッドから選択可能。
刺繍デザイン/8種 ※ハンドメイドかマシンメイドか選択可能
※ウエスト左下部分か左腕袖部分のどちらかひとつ
価格/ウール  13万5000〜19万2000円
   カシミア  15万〜23万2000円
納期/約8〜10週間

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オーダーの醍醐味は迷うことにあり!?

「GUCCI DIY」のカスタムの自由度の高さについてご理解いただけたでしょうか? そのサービスをLEONの本誌編集長・石井とウェブ編集長・前田が実際に体験してみました。皆さまがオーダーされる際の参考にされてみてください。
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グッチ銀座のメンズ「GUCCI DIY」スペースに訪れると、まずその空間に驚かされる両編集長。ワンフロア全てオーダー用のスペースというのは、閉じた空間のなかで行われると考えられがちなオーダーのイメージを覆すものでした。

オーダーするアイテムを悩んだ末、石井はニットカーディガンをセレクト。
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スワッチ(生地見本)で出来上がりをイメージしながら、素材はエクストラファインウール、色はモスグリーンに決定しました。

一方前田は、シャツをオーダーすることに。
シルエットを選んでサンプルを試着したら、そこから採寸して、肩幅や腕周りを合わせていきます。
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迷った結果、選んだのはベーシックなホワイトのシャツ。ただし、ラウンド襟に刺繍を施して、遊びゴコロは忘れません。
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ふたりのオーダーの模様をまとめたショートムービーを、「GUCCI DIY」スペースの雰囲気とともにお楽しみください。
両編集長がオーダーしたアイテムの出来栄えやいかに? その結果は後編にてお届けします。
オーダーのポイントや、着こなしのコツも合わせてご紹介するので、ぜひオーダーのご参考に!
■お問い合わせ
グッチ ジャパン カスタマーサービス 0120-88-1921
URL/www.gucci.com
LINE ID/@gucci_jp

※掲載内容は2017年8月時点の内容になりますので、その点をご了承ください。

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