2016.04.29

これがジャケット選びのモテるキモ

やっぱりオトコのファッションの基本はテーラード型のジャケットにあり。

今日は、生地や縫製の進化も相まってジャケットのバリエーションは多種多様。ゆえにアッチの雑誌ではコレコッチの雑誌ではアレと、どこも太鼓判がバラバラなもんだから正直どれが正解なのよ、というのが本音でありましょう。

そこで、小誌が今季オススメのジャケットを厳選リコメンド。アレやコレや情報を紐解きながらモテるためのジャケットをご紹介いたします。

Lanvin ランバン ジャケット
Lanvin[ランバン] モードな緊張感が美しさの秘密
ムラ糸の少ない平滑なデニム地により、ドレッシーなテイストの強い1ボタン仕様。上襟のヒゲをあえて露出させたデザインに、タイユール(仏語でテーラー)の矜持が見て取れます。25万1000円/ランバン(ランバン ジャパン)

若々しく都会的かつイマドキ最有力です

普段使いにマットな 「シャカジャケ」

合繊独自の軽快感からスポーティ色の強いナイロン素材。そんなスポーティ色はそのままに、今日は生地の進化によって高級感も十分に備わったマットなナイロン素材が多数出てきているのですね。

つまり、ワードローブに加えていただきたいジャケットの最有力というわけ。軽く機能的にして、しかも大人シック。カットソーやポロシャツといった軽めのインナーになる夏だからこそ最適な一着です。
ジャケット ティモーネ
日本が誇るハイテクナイロンはタッチも極上!
微起毛の合繊素材を使用し、優しいタッチとコシのある素材感が楽しめる新作。内部パーツの取り付けで、重ね着風スタイルも楽しめます。ジャケット3万8000円/ティモーネ(ティモーネ東京ショールーム)

ここゾ!の時の、そのこなれ感が新しいんです

キメのシーンにドレスな「デニジャケ」

パーティーやレストランで見かけるドレスコード「スマートカジュアル」。
基本的にはジャケット着用ということだけで正解なのですが、ドレス顔したデニム地のジャケットで現れるのが最高に素敵なオヤジさんを演出します。

適度に薫るデニムのリラックス感が、ふたりの空気をジンワリと和ませてくれるのですね。
男性:パンツ11万8000円、チーフ9000円、ベルト3万9000円/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)、シャツ2万3000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム) 女性:ドレス11万9000円、ブレスレット3万9000円/ともにディースクエアード(ディースクエアード 東京)
TPOをわきまえつつもこの砕け感がなんとも小粋!
どんなパーティーでも私服然とした装いはナンセンス。礼服を意識したデニム地ジャケットなら大概の場面にフィット確実。初対面でも打ち解けやすく、しかも品格まで十分漂いますよ。男性:パンツ11万8000円、チーフ9000円、ベルト3万9000円/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)、シャツ2万3000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム) 女性:ドレス11万9000円、ブレスレット3万9000円/ともにディースクエアード(ディースクエアード 東京)

リゾートのユルさとリッチ感が気分です

ジャケ+短パンには 「パイルジャケ」

イタリアオヤジを見ると、ジャケットに短パンは多く見受けられます。が、それはファッションが大好きな一部のオヤジに限ったお話でして。

とはいうものの、夏場に短パンは誰もがはきたいアイテムのひとつ。そこで、今季豊作のパイルジャケが最高なのです。リゾート由来のフワリな質感が短パンのリラックス感と好相性。

夏のジャケ短パンは、パイルこそベストオブベストと断言します!
ジャケット26万円/ジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
Giorgio Armani[ジョルジオ アルマーニ] とにかく軽い着心地がリゾート気分を盛り上げる
素材に徹底的にこだわるアルマーニのパイルは、官能的な滑らかさと夢のような軽さがポイントです。立体裁断のテーラー仕立て。ジャケット26万円/ジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
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キメる時はキメる、が大人のヤリクチ

コンサバにして色気足し、なら金ボタンの「黒ブレザー」

カジュアルに羽織るジャケットがトレンドならば逆にクラシックな一着が気になる方もいらっしゃるかと。そこでドレスなジャケットの次なる一手として選ぶならズバリ、金ボタンの黒ブレザーが小誌のイチ押しです。

黒がもつストイックな色気とともに金ボタンのリッチ感が、脱コンサバ感を醸せますよ。
27万5000円/サンローラン バイ エディ スリマン(イヴ・サンローラン)
Saint Laurent[サンローラン] ディテールで今を語るモードなブレザー
ラペルステッチの入り方はまさに正統派ブレザー。が、しかし細身のシルエットと短めの着丈、細ラペルが昔ながらの紺ブレとの違いを演出できます。27万5000円/サンローラン バイ エディ スリマン(イヴ・サンローラン)

カーディガン感覚で着こなすのがイマドキです

郊外デートにこだわり素材の 「ジャージージャケ」

ジャージージャケットは伸縮性ある編み素材ですからストレスフリーで楽チン。もはやオヤジさんの大定番ですので、どなたも一着はお持ちのことでしょう。

なればこそ、素材にこだわった一着を新たに加えていただくことをリコメンド。Tシャツの上からラフに羽織るだけで、さり気なくドレッシーな気分を添えつつ大人の余裕を醸してくれますので郊外へのドライブデートにも最高です。
Gucci[グッチ] リネン混ジャージー
Gucci[グッチ] リネン混ジャージーだから夏場の汗ばむ素肌に快適です
ドライなタッチは夏場もシャリッと快適。上襟や袖口にはシルバーのパイピングが施されているので、普通に羽織ってもリッチな輝きがアクセントになるのです。26万5000円/グッチ(グッチ ジャ

実は合わせが圧倒的にラクですから

今季買い足すイチ押しジャケはキザにならない「不良い白」

キザなイメージから日本人には敬遠されがちですがむしろ白ジャケットほど、リッチなオーラがありつつどこか不良い薫りがして合わせもラクなシロモノはありません。なかでも今季オススメなのが、生地に遊びのある白ジャケ。

洗いざらしの白シャツを着るように気流せますのでぜひ一着は取り入れていただきたいイチ押しの一品なのです。
イタリアオヤジは白の達人
イタリアオヤジは白の達人
どうです?イタリアオヤジはみ〜んな白ジャケのこなしがお上手です。それというのも、白はどんな色でも似合う懐の深さをもっているからこそでありまして。ベーシックカラーから、差し色使い、トーンもさまざまになんでもござれ。カラーリング上手に見せてくれますので、お洒落に見えるという次第です。

カジュアルシーンはお茶目なぐらいが素敵でお洒落

スポーティなインナーと相性なのは「デコなジャケ」

Tシャツやパーカ、リブパンにスニーカーなどラグスポに欠かせないスポーツアイテムを活かすためにはレタードやワッペンなどデコラティブな装飾のあるジャケットが好相性です。

それというのも、そもそもブレザーはあらゆるスポーツチームの正装着ですからむしろスポーティなインナーには「デコジャケ」こそ正解なんですね。
Stone Island Shadow Project[グッチ] ストーンアイランド シャドウ プロジェクト
Stone Island Shadow Project[グッチ] ストーンアイランド シャドウ プロジェクト
実験的なデザイン要素を盛り込んだシャドウ プロジェクトの黒ジャケット。素材は撥水加工も施した黒一色のクールなジャケットです。11万円/ストーンアイランド(トヨダトレーディング プレスルーム)
写真/人物・平井敬治、静物・小林孝至、スナップ・木村金太
スタイリング/武内雅英 ヘアメイク/吉田葉づき 文/長谷川 剛、池田保行(ともに04)
撮影協力/モルテーニ東京、インターセクト バイ レクサス

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