大人にこそ似合う「MA-1」はコレ！ 【Part１】

ミリタリーアウターにおいて、最も有名と言っても過言ではない「MA-1」。多くのブランドからリリースされ、ボンバージャケットといった名前でも呼ばれています。

アウターの絶対定番とあって選択肢は豊富にあるのですが、それだけに目利きが重要。だって、キッズからおじいちゃんまで着ていますからね（笑）。都会的でリッチなモテる大人に似合うMA-1となれば、なおさらです。

子供っぽさやミリオタっぽさを感じさせない大人のMA-1といえば、やはり"黒"が狙いドコロ。定番のセージグリーンやネイビーでもシルエットや素材、またディテール次第で大人見えするんですが、手っ取り早く大人見えさせるならやっぱりモードな黒が頼りになるんです。

矛盾しているようですが、要はいかにもミリタリーって感じを払拭するのが正解ってこと。合わせるアイテムもその辺りに留意すると、都会的でリッチなMA-1コーデが楽しめますよ！

ダウンを採用したタトラスの「オソド」。保温性を確保しながら、着膨れ感のないスッキリとしたシルエットに仕上げています。さらに黒にすることで、アームのポケットやコード用のタブといったMA-1らしいディテールも洗練顔に。そこにスラックスや柄スカーフといったドレッシーなアイテムをモノトーンで組み合わせることで、男らしさと都会的な雰囲気を両立できます。

アメリカ軍への納入実績のあるアルファ インダストリーズとの初コラボ。MA-1の後継モデルとして登場した「CWU-45／P」に、レザーのオキシジェンタブといったMA-1のディテールをプラスしているのが特徴。黒のワントーンに加え、中綿をあえて排除することで、都会的な雰囲気に仕上げています。

光沢の強いナイロンが、オリジナルのMA-1を想起させるこちら。オキシジェンタブやパッカリングといったヴィンテージのMA-1を想起させるディテールを随所に採用しながら、黒に加えて全体的なシルエットをコンパクトにすることで、野暮ったさをまるで感じさせないのはさすがです！

ワイドシルエットで中綿入りと聞くと、いかにもミリタリーなMA-1を想像するかと。ところがどっこい！ コヤツは薄くて暖かいシンサレートを採用することで、オリジナルにありがちなもっこり感を抑制。特殊染料により後染めした深みのある黒と相まって、イマドキな雰囲気を楽しめます。