デニムとの相性抜群！ な、大人の鉄板スニーカーとは？

さわやかさが重要となる春夏ファッションですが、大人（特にオヤジ）の場合さわやか一辺倒だと気恥ずかしく感じますよね。例えばデニムパンツに白Tシャツと白スニーカーなんて組み合わせとか。フレッシュな若者ならまだしも、オヤジには少々さわやかすぎるんですよね。でも、ソールに一手を加えるとそんなドさわやかコーデがこなれて見えるんです。

いわゆるガムソールってヤツですが、これは一般的なソールに使用される合成ゴムではなく、天然ゴムを使用したソールのこと。キャメルカラーが特徴で、合成ゴムが登場する以前から使われていたとあって、ヴィンテージな雰囲気が楽しめるんです。

そんなガムソールを採用した白スニーカーなら、さわやかにして味のある春夏コーデに。無骨なウエスタンスタイルとだって好相性ですよ！

色落ちしたデニムパンツにシャンブレーシャツ、そしてブラウンのスプリングコートというワイルド&ヴィンテージなコーデ。革靴だとこの季節には重たいですが、ガムソールの白スニーカーならヴィンテージな雰囲気を壊すことなく、さわやかさを加えられます。

1980年代にドイツ軍で採用されていた、トレーニングシューズに着想を得る「ジャーマンミリタリートレーナー」。ガムソールスニーカーにおける象徴的なスタイルです。イタリアンスエードとイタリアンスムースレザーの組み合わせと相まって、まさしくヴィンテージ顔です。

1985年に誕生した「クラブシー」。こちらは40周年を記念したスペシャルモデルで、フルグレインレザーとガムソールを採用した「クラブシー85ヴィンテージ」となっています。ややボリュームのあるシルエットも、こんな組み合わせならシックで品良く見せてくれます。

スエードアッパーとガムソールの組み合わせが、ヴィンテージな雰囲気を一層アピールする「パレルモ」。1980年代のモデルで、当時はサッカーファン向けにリリースされました。ヴィンテージな雰囲気のなか、サイドのゴールドロゴがさり気なくリッチ感も楽しませます。

こちらはガムソールではないのですが、起毛感の強いスエードアッパーとベージュソールの組み合わせがヴィンテージ感に溢れる「ウインドスピン ロー」。ソールが薄いのも、その印象を後押しします。シャープなシルエットなので、ランニング系でも履き姿は実に洗練。