世界のセレブが愛した、グローブ・トロッターのこと、ちゃんと知ってる？

いまや最新のスーツケースはAIを搭載し、持ち主を自動追尾するものまで出てきている時代。しかしどんなにテクノロジーが進化しようとも、輝きを失わないのが英国の老舗「グローブ・トロッター」です。
 
創業は1897年。紙やパルプを原料とする「ヴァルカン・ファイバー」を用いたトラベルケースを製作したグローブ・トロッターは、世界を旅する冒険家たちから厚い支持を集めます。4角がレザーで補強された特徴的なトラベルケースは象が乗っても壊れないほど頑丈で、しかも軽く、当時としては最先端。エドモンド・ヒラリーによる人類初のエベレスト登頂など、偉業達成の傍らには、いつもグローブ・トロッターがありました。

そんな夢とロマンに溢れる歴史を築いてきた同社のトラベルケースは、現在もほとんど製法を変えることなく、昔ながらのスタイルを踏襲。長く使い込むことによる経年変化や、旅先のステッカーを貼ることでパーソナライズされていくアナログな感覚は唯一無二のものがあります。

確かに、今となっては最先端ではありません。でも、グローブ・トロッターでなければ出来ない旅があるのです。その証拠に、愛用者には数々のセレブリティが名を連ねます。テクノロジーが進化すればするほど、その魅力は増していくことでしょう。

ブランドの創業当初から変わらない「オリジナル コレクション」が最も伝統的なモデル。ネイビーはブランドカラーでもあり、今ドキなクラシックスーツにもこの上なくマッチします。16インチのサイズはA4が余裕を持って収納でき、ビジネスシーンに最適です。

上部の蓋側に付いているフォリオは着脱可能。中で大切な資料や貴重品がバラバラになる心配もありません。シンプルですがラグジュアリーな使い心地はクセになります。

同じくオリジナル コレクションのものですが、こちらは引き手のついたトロリーケース。ヴァルカン・ファイバーは発色の良さもウリの一つで、深みのあるブラウンはさらにエイジングすることで味を増していきます。創業当時からある色でもあり、ストーリーを大切にしたい方はこの色一択でしょう。

2〜3泊程度の出張にちょうどいい20インチ。国際線・国内線の機内持ち込みに対応したサイズで、取り回しも良し。

「センテナリー」はブランドの誕生100周年を記念して発売されたコレクション。2本のレザーストラップがあしらわれたクラシックなスタイルは、タイタニックなど豪華客船が活躍した時代を彷彿とさせます。真鍮パーツも程よいアクセント。

普段使いできる小振りなデイリートロッターもございます。正方形に近いフォルムは奥行きが14cmあり、休日には十分な収納力。ショルダーストラップには英国伝統のウィンザーグレインレザーを採用し、細部までラグジュアリーな雰囲気が宿ります。