ずばりエロカッコいい！ 定番トートバッグの使い方とは？

ビジネスでも市民権を得たトートバッグですが、キャンバスとレザーでは印象がまるで異なります。上質感でいえば、いうまでもなくレザーに軍配が。レザーというと重厚感や構築的といったイメージが強いですが、今どきのトートバッグ事情においては、むしろ柔らかさがキーワードなんです。

柔らかレザーのトートバッグにおける魅力は、ズバリ持ち方が変えられること。バッグを2つ折りにして、クラッチバッグのように持てちゃうんです。柔らかレザーならではのクタッとした無造作な感じ。これがコーデに遊び心を加えてくれるんですよね。パソコンなどを入れる時には通常のトートバッグ持ちで。荷物が少ない時はクラッチ持ちで。このギャップを楽しめるのが、柔らかレザーの魅力ってワケ。

ビジネスシーンではブリーフケースも貫禄があって良いですが、たまにはトートバッグでユルく、そして無造作にこなしてみるのもよろしいかと。そうそう、小脇に抱えちゃうと集金バッグみたいに見えるので、下の写真のようにガシッと男らしく持つのがコツ。革のクタッとした質感と相まって、エロさが漂う手元になるんです。

こんな風にラフに丸めてガシッと持つと、無造作感が演出できます。クラシックなダブルのコートも、それによりほどよい抜け感が生まれます。さらに、ワシ掴みした手が男らしく見えるのもポイント。手に力を入れた時に浮き出る血管や筋が色っぽく見えるです。

1893ハーネスコレクションで展開するこちらは、トートバッグ用のストラップに加えて、ボトム近くにレザーループを採用。それにより、クラッチ持ちが可能になっています。素材は柔らかなグレインカーフ。ビジネスになじむ端正さと、カジュアルな抜け感が両立する、まさにオンオフ兼用バッグです。

柔らかなカーフに、ブランドのシグネチャーであるダイヤモンド スタッズをあしらった「PIMLICO」。スタッズはレザーと同じブラックで統一されているとあって、カジュアルに寛容な今どきのビジネスにもマッチします。クラッチ持ちの際には、指圧効果もあり!?

クタクタ感が一目瞭然なこちら。ショッパーに着想を得たデザインとあって、実にシンプルです。とはいえ、ストラップのベースにはさり気なくTステッチをあしらうなど、高級感はしっかりと。内部には着脱可能なポーチがセットされ、それもクラッチバッグとして使えます。

ショートトリップ用とあってやや大きめなんですが、ナイロンのような柔らか&軽いカーフが、クラッチ持ちも可能に。つまり、トートバッグ、ショルダーバッグ、クラッチの3通りで持てちゃうってこと。内側にはジップポケットとオープンポケット×2と、充実の収納性。

ヨーロッパ産の原皮をイタリアで柔らかく鞣したカウレザーを採用する「カーマ トート ラージ」。裏地にあしらった人工レザーも実にソフトで、しっとりと手になじんでくれます。マチ幅があるので荷物をたっぷり収納可能。シンプルなデザインは、スーツにもカジュアルにも。