一点投入で勝負できる“強印象”小物のこなし方

なんだかんだ夏のお洒落は難しい。重ね着もあまりできませんし、一歩間違うと味気ない凡庸な印象に映ってしまいがち……。

そこでモノを言うのが小物の“ちょい足し”ですが、中でも特効薬となるのが、メゾンブランドが展開する強印象小物の一点差しです。

ポイントはインパクトのあるデザインと、上質な素材使いという2点を兼ね備えたものを選ぶこと。そんなバッグやシューズを投入するだけで、スタイル全体の印象がガラリと変わります。

遊び心あふれるデザインとビビッドなカラーリングで目を引きつつ、上質な素材使いによって大人にふさわしいクラス感もばっちり押さえれば、たとえ白T一枚でも物足りなさを感じさせません。

その際、アクセントが中途半端にならぬよう、マルチカラーやメタリック素材といった、まさに強印象なものを躊躇せずに取り入れることをお忘れなく。

文字通りコツいらず、一点投入でシンプルスタイルを格上げできる夏のお洒落の切り札です。　

たとえば、白の無地Tシャツにネイビーのスラックス。そんなシンプルの極みというべき夏のスタイリングでも、カラフルなアートワークがプリントされたクラッチを小脇に抱えるでけで印象は変わります。

ルイ・ヴィトンのクラッチバッグは、こなしに洒脱なメリハリが生まれ、かつラグジュアリーなムードもプラスできるキラーアイテム。

こなしがシンプルであればあるほど、このバッグの持つ非凡な存在感は一層引き立ちます。

通常のモノグラム・キャンバスでも十分存在感はありますが、無地Tシャツ一枚のこなしなら、一段上のインパクトのあるこんなデザインが適役です。

モノグラム・キャンバスに、デザイナーのコルム・ディレイン氏による顔のような抽象的なアートワークのプリントが圧倒的な存在感を見せつけます。

瞳の部分はレザーパッチになっており、金具には重厚感のあるSロックスタイルを採用。

ちなみに、ライニングはしなやかなマイクロファイバーに。オールブラックのおかげで、プリントが鮮やかに際立ちます。

間違いなく、バッグを開けても二度見されることでしょう。

エンベロープ型のドキュメントケースは収納力にも優れ、13インチのノートパソコンやA4サイズの書類、スマートフォンやペンも収納できますよ。

新作の「セリーヌ アラン」は、エレクトロニック ロックパーティーが流行した‘70年代のスニーカーにインスパイアされた一足。

アッパーは表面がシルバーメタリックに彩られたカーフスキンで、アッパーの側面にはこのモデルのコードがさり気なくデザインされています。

夏の日差しに光り輝く、まさに強印象な一足です。

2023年春夏にデビューした「ラブトロッター」にメンズバージョンが初登場。

直線的な再生プラスチック製ハンドルにアーカイブから復刻させた、ベルベット調のジャガード織りのファブリックを組み合わせたもので、前面にはアイコンのペガソが立体的に刺繍されています。

ちなみにこちらは、裏側にベルトホールが付いたベルトバッグ仕様。付属のベルト以外にも装着ができますから、ちょいエロなアクセントとして携行できます。

イタリア靴の名門からは、ブランドアイコンのガンチーニを大胆に取り入れたスニーカーが登場。超・立体的なソールに加え、鮮やかなライムグリーンが存在感を放つ一足です。

足をしなやかに包み込むアッパーは、異素材を組み合わせたテクニカルニットを採用しています。

これぞ、色も形も強印象。足元からスタイルを一変します。

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