“ユルくてエロい♡”が簡単に作れるジャケットとは？

モテる大人の鉄板アイテムである紺ブレ。先月も「仕事でもデートでも使える万能ジャケット」として紹介いたしましたが、今どきはいかに柔らかでしなやかかが重要。とはいえ、それだけでもダメ。しっかりと見せ場は作っておかないと。そう、柔らか生地の金ボタンブレザーのように。

ダウンライトの中でもキラリと光る金ボタン。大人のモテに黒金が有効なのと同じように、ブレザーの紺金も結構使えるんです。生地や仕立てが柔らかいブレザーは、貫禄がありつつも、ヌケ感のあるユルさが魅力。そこに金ボタンの色気が加われば、すなわち鬼に金釦です。このユルさと色気のバランスがエロさに繋がるんです。

ちなみに、その相乗効果をより高めるなら着丈長めの6ボタンがオススメ。艶感のある金ボタン数が増える＝エロス度も上がると覚えておきましょう！

タイドアップでなら貫禄、ボーダーとならマリンと振り幅広いのが紺ブレの魅力。ワンピースカラーのシャツとなら、こんなにセクシーな装いを楽しめます。結構セクシーさが強めなシャツですが、金ボタンのおかげでジャケットが顔負けせず、むしろアクセサリー的にアイキャッチを効かせてくれます。これ以上盛るとクドいので、パンツはシンプルに白、シューズもスリッポンで軽やかに。

先ほども述べたように、ブレザーの金ボタンはもはやアクセサリー。ということで、腕時計はシンプルな一本を選び、バランスを取るのが正解です。こちらはゼニスの「エリート クラシック」。シンプルな3針ですが、さり気なくゴールドで金ボタンとシンクロを。

腕時計と同様に、ジュエリーもシンプルに。ブレスレットはキューバンリンク、リングはサイズこそ大きめですが、透け感のあるデザインが主張を控えます。サングラスは、1930年代のメタルフレームブリッジに着想を得たヴィンテージ顔の一本を。イエローゴールドカラーが、金ボタンと相まって統一感を演出します。

アクセサリー類を統一カラーにすると、洒落っ気がグンと上がるのはご存知のとおり。つまり、金ボタンに合わせてスリッポンのビットもゴールドにしましょうってワケ。ダイヤモンドシリーズから着想を得たビットは、エッジの立ったデザインでゴールドならではのキラメキを強調します。

アンコン仕立てで軽さにこだわって作った、6ボタンのダブルブレスト「ダレル」。太陽にかざすと透けて見えるメッシュ生地が、涼しく軽やかな着心地を楽しませます。一方で、素材はシルクとウールのブレンド。実に上質な風合いで、カジュアルに着てもちゃんとリッチ感をアピールしてくれます。メタルボタンはブランド名の頭文字「T」がゴールドであしらわれていますが、地色は黒なのでゴールド感は控えめ。ピッカピカの金に抵抗がある人にもオススメです。