2022.12.06
モテる大人のカーディガンの条件とは？
暖かな日はアウターとして、肌寒い日はインナーとして重宝するカーディガンは、秋冬のマストアイテムです。しかも素材やフィットにこだわるだけで、モテ度や親密度が飛躍的にアップすること確実。その選びのコツを伝授いたします。
- CREDIT :
写真／小林孝至（itarustudio） スタイリング／稲田一生 文／長谷川 剛（TRS） 構成／長谷川茂雄
カシミアのふんわり素材で優しくエスコート
やはり、ひとヒネリ、モテの要素を加えた視点でチョイスしたいもの。その要素とはズバリ上品な触り心地と、くつろぎをもたらす素材感にあります。
狙い所はふんわりタッチのカシミアが王道です。コートを脱いだ際に、隣にいるパートナーが自然に触れたくなる肌触り、それが理想的。
さらに昨今のオーバーシルエットの流儀にならったゆったりフィットを選べば、ルックスに今風かつ柔な“隙”まで生まれるので、さらに高ポイントです。
そんなモテ･カーデの洒落たこなし方と今季のオススメをご紹介しましょう！
まずはクリーンな無地で清潔感をアピール
パンツもウールなどの柔らかな素材感のもので、しかも白と好相性の暖色系に徹すれば、“甘さ”と優しい雰囲気が強まってモテ度もアップします。
こちらのカーデは、カシミア混に加え肉厚地ゆえに、ソフトな触り心地が持ち味。ひとたび触れれば、とろりとした質感に引き込まれます。
また、胸や裾回りは、ゆったりフィットのくつろぎ感溢れる仕立て。イマドキムードを高めるのにも一役買ってくれますよ。
さらに着こなしバリエを広げるなら、以下のモノトーン＆柄カーディガンも合わせてご確認を。
◆ モテるカーディガン その1 「ヘリル」
長時間着たくなるシームレス仕立ての新作
厳選のカシミアを採用し、膨らみ感を重視し編み上げたカーディガンは、包み込まれるような軽さと柔らかさに特徴があります。脇などに縫い合わせのないホールガーメント仕様もまた、長時間心地良く装えるポイントです。
繊維が細く長い高級カシミアをチョイスしており、一般的なハイゲージのカシミアニットよりも、包み込まれるような優しいタッチが味わえます。合わせるパンツを選ばないメランジ調のライトグレーも魅力。
◆ モテるカーディガン その2 「クルチアーニ」
カントリー調の優しい色柄で親近感MAX！
この一枚はウールにカシミアをブレンドした肉厚素材を使用し、カントリーなチェック柄の効果と相まって、柔和な雰囲気を打ち出せます。ブラウンやグレー系が多い冬アウターと相性の良いカラーも見逃せません。
世界最高峰のニット糸製造工場である、イタリアはカリアッジ社のカシミアを中心に厳選素材でニットを作るクルチアーニ。ウールをブレンドした厚手ニットはモコモコとヌイグルミのようなキュートなルックス。温かみあるイエローカラーも相まって、見る人をほっこりさせる効果も備えています。
◆ モテるカーディガン その3 「ユーゲン」
男前ローゲージで凛々しくそして温かく
トラッドベースのカーディガンは、ゆったりフィットかつ肩の丸みを意識した編み方で、実に優しげなルックス。あえて太番手のカシミア糸を使用ており、男らしくもじんわり温かみを実感できる仕上りです。
通常、細番手の糸を束ねた毛糸でローゲージ編みを作るものですが、このニット素材はあえて太番手の糸を選び、仕上げにシェトランド風の風合いを加えています。それゆえに男らしい手応えある仕上りにして、実は軽くて暖か。
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