【まとめ】いま、定番スタイルはこう変わっている？

定番のスタイルやアイテムは流行に左右されないからこそ、定番たり得るわけですが、それでも微妙にアップデートされているんです。ベーシックなものだからこそ、差が明確になる。だから、いつものアイテムと交換するだけで、グッと今っぽい雰囲気になるんです。

例えば、アメカジスタイルやニット。アメカジもひと工夫でより大人っぽく着られますし、ニットは程よくゆとりのあるシルエットがイマドキ。こなれた装いの参考にどうぞ！

アメカジアウターの大定番であるGジャンをシャツ感覚でインナー使いするテクは、昨今のモード系デザイナーズのランウェイでもしばしば見かけたコーデテク。手持ちの着こなれたジージャンを使えば、大人の余裕も漂います。

ただしGジャンはアウターとしてかなり存在感が強いので、コートを羽織ってチラ見せぐらいがちょうどよかったりするんです。さらに付け加えておくと、Gジャン＋デニムパンツは素人が絶対やっちゃいけないNGコーデです。あくまでパンツはスラックスというのが大人Gジャンの攻略法と覚えておきましょう。

ブルゾンはリブ使いや、大きめのポケットなど、ワークなイメージのタイプがおすすめですが、ここでチノパンやデニムでは、オジサンぽいコーデになってしまいます。

ブルゾン攻略のポイントは、まるでテーラードジャケット代わりに着ているかのようにキレイ目かつ、トレンドのアイテムと組み合わせること。ここではワイドテーパードなパンツを合わせて、足元は白スニでハズしてみました。

インナーはこれもいまどきのテーラードジャケットの着方にならって、クルーネックのニットをチョイス。計算し尽くしたアイテム選びをさり気なくこなせれば、大人カジュアルの上級者ですぞ。

【人気】2020、大人のアメカジはこんな感じ？ 着こなし実例で解説！

24ゲージの、やや厚みのあるコットンニット。そのリラックスした着心地は、身頃やアームホールのゆったりしたシルエットと、深めのVネックだけが理由ではありません。

1980年代のアーカイブからインスピレーションを得た、サドルショルダーもその一因。ショルダーの繋ぎ目を前後に逃がし、そこに幅を持たせることで、快適な着心地を楽しませてくれるんです。

コットンにナイロンをブレンドした糸は、さらりとドライな肌触りが特徴。その心地良さを後押しするのが、ざっくりとした編み感とゆったりとした着心地です。

特にアームホールのゆとりが特徴で、腕周りに余裕を持たせることでリラックスした着心地をより強調しています。加えて、ネック周りのリブにもゆとりあり。とはいえ、裾はリブで絞られているので、ダラッとした印象は皆無です。

【定番も進化!?】大人が着るべきニットがゆる〜い感じになってる？