【注目】大人のボディバッグ５選。キャッシュレス時代にはコレ！

国を挙げてのキャッシュレス化が進行中の今、以前のような収納力のある長財布は、文字通り無用の長物。コンパクトな財布を愛用する大人も増えているようです。持ち歩く現金も最小限で済むようになりましたから、週末のちょっとした外出なら、スマホ、チビ財布、コスメ用品さえ収納できるボディバッグさえあれば十分ですよね。
 
なので、そんな必要十分の容量と使い勝手の良さを兼ね備え、大人の品格を醸すボディバッグをここに厳選してみました。キャッシュレス時代にふさわしいサイズ感、意表を突く素材と色、もちろん使い勝手も重視。

首から下げたり、タスキがけしたり、もちろんウエストポーチとして便利に使ったり、その日の着こなしに合わせてあれこれ楽しめるのが、ボディバッグの大きな魅力です。奥様や彼女とのシェア使いもおすすめしますよ。

質実剛健とも言える作りの良さを基礎としながら、近年はデザイン性の高いアイテムを発表しているコーチ。得意とするレザーをブラウンとブラックであしらい、前面のパネルには、おなじみのシグネチャーパターンをあしらったリフレクター素材に！　斬新な異素材使いに加えて、ジッパースライダーにはアウトドアギアで使われるようなカラーコードを採用するなど、ひねりを効かせています。メインコンパートメントに加えて、背面には薄マチのジッパー付きポケット、キーホルダーなどを引っ掛けられるリングなど使い勝手も秀逸。

ナイロンとレザーという異素材のコンビネーションで、数々の傑作バッグを生み出してきたフェリージ。ブランドネームとロゴを刻印したレザープレートが目印で、こちらのボディバッグにおいても重要なデザイン要素のひとつになっています。茶のレザーパーツは同ブランドが得意とするバケッタレザーで、ボディにはクロム鞣しによるスエードレザーを採用。表面は起毛加工を施すことでシルキーな手触りに仕上げ、上品なピスタチオカラーと相まって存在感も抜群。内側は同系色のナイロン製ライニングでシンプルに。

トレンドに左右されることのないデザインと、こだわりのシュリンクレザーが信条の日本ブランドから。こちらの鮮烈なオレンジに染め上げたレザーも、もちろん肉厚で柔らかなシュリンクレザー。現在も皮革産業が盛んな姫路の松原地区で開発されたこの素材は、下地の段階で革の内部まで染め上げる特殊な技法によって、味わいあるシボ感を引き立てています。マチのある立体的なフォルムのため、多少かさばる小物も収納できます。内側のライニングは、滑らかで耐久性のあるマイクロライトスエードで肌触りも抜群。

オヤジからも支持されているポーターから選出したのは、楕円形フォルムのシンプルなウェストバッグの新作。素材表面に顔料コーティングを施してシャイニーな仕上げにしているのが特徴。必要最小限のサイズでありながら、スマホや財布などの小物を収納するのに十分な容量に設計。左右どちらからでも開閉できるようにダブルスライダーのジッパーをあしらうことで、タスキ掛けした状態でも使いやすいのです。薄マチのフロントポケットとメインコンパートメントの2室構造で、必要度に応じて小物を仕分けして収納できるのもありがたい。

今季はさまざまなハイブランドで、ホルスター型やベスト一体型など多様なボディバッグが数多く見受けられましたが、いずれも共通するのがバッグを身に着ける感覚。こちらの横長ボディバッグも、身体にフィットさせて着る感覚で楽しめます。薄マチの設計で、シンプルな１室構造、それでいて立体感のあるフォルムなので、コンパクトな見た目以上に小物を収納できます。ライトグレーのシュリンクレザーにメタルバックルという組み合わせも都会的です。