2022.07.31
ひと味違う!? 大人の半袖シャツ5選
この夏の最旬トップスといえば、総柄の開襟シャツですが、「こなしが難しそう……」なんて声もチラホラ。ところがどっこい、選びのツボを押さえれば、こなしやすく、かつ色気の演出も簡単な一枚を手に入れられるのです。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/四方章敬 文/押条良太(押条事務所) 構成/長谷川茂雄
定番色で、色数は少なめ、が選びの基準

オープンカラーが開放感を、柄がリゾート的なこなれ感を生み出す総柄の開襟シャツこそが、まさにこの夏の切り札となるアイテムの1つです。
とはいえ、柄の選びには少々ご注意を……。そう、あまりにカラフルな色柄を選んでしまうと、こなしのハードルが急激に上がるのです。
では、大人が着るべき総柄の開襟シャツとは……? ポイントは、ずばり「ベースの色」と「色数」にあります。
ボディのベースがネイビーやベージュといった定番カラーで、かつ使われている色数が大体2色以内と少ないもの。もちろんベース色と柄が同系色で揃えられているのも大いにありです。
そんなチョイスをするだけで、解放感も洒落感も両得できるだけでなく、アクセを使った艶足しもグッと簡単になります。
今回は、それら条件にぴたりとハマる5枚の秀作をピックアップしました。
◆ 大人が着るべき総柄開襟シャツその1 「エムズブラック」
洗練という言葉が似合うモノトーンの総柄

黒ベースに陰影のある白いリーフがちりばめられた総柄は、華やかでありながら、色数の少ないモノトーン配色ゆえ、とにかく取り入れやすいのがミソ。
普段、柄シャツに馴染みがない人でもこなしやすいでしょう。ラグランスリーブの長めの袖とボックスプリーツが生む、ちょいルーズなシルエットも今の気分にしっくりきます。
◆ 大人が着るべき総柄開襟シャツ その2 「エンジニアド ガーメンツ」
ネイティブなストライプも同系色でシックに

今シーズンは、淡いベージュに同系色のドビーストライプが配されたコットンポリ素材のモデルが登場しました。
ネイティブなムード漂う存在感のある柄ながら、落ち着いたカラートーンのおかげで大人っぽく着ることができますよ。
◆ 大人が着るべき総柄開襟シャツ その3 「デボンファクチュール」
1940年代のフランスの空気を宿す幾何学パターン

淡いベージュがベースなうえ、柄ゆきも細かいため、印象はあくまでシック。細やかな縫製や貝ボタンといった質感の高いディテールも大人っぽく見える所以です。
◆ 大人が着るべき総柄開襟シャツ その4 「ブルーブルージャパン」
汎用性は随一、なネイビーベースのボタニカル柄

色数が少なく、かつ同系色によって柄のコントラストも最小限に抑えられているため、幅広いこなしに合わせられます。
天然インディゴによる深みのあるネイビーといい、サラリとしたコットンの風合いといい、大人の色気もしっかり兼備。
◆ 大人が着るべき総柄開襟シャツ その5 「トゥモローランド」
技ありの配色。ベースの黒が柄を引き締める

ボディにはペルー原産の超長綿・ピマコットンを高密度に織り上げたブロード生地を使用。ハリのある生地は直線的なシルエットをより立体的に見せてくれます。
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OKURA 03-3461-8511
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メイデンズ ショップ 03-5410-6686
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