【話題】スペックが本気すぎ!? 最新の都市型ミリタリーウエアがヤバい！

2017年の秋冬にデビューした日本発のマウト リーコン テイラー。拡張式寒冷地被服システムECWCS（エクワックス）の概念に、ウェビングテープにポーチなどを装備するPALS（パルス）システムを組み合わせた独自のシステムEPACS（エパックス）を生み出すなど、とにかくスペックの高いアイテムを揃えています。

第２回目となる今回は、今シーズンの主力素材であるマイクロテックヌバッククロスをはじめ、頑丈なバックルパーツや機能性保温素材など、ひと語りもふた語りもできるハイスペックなインナーやパンツ、ブーツや小物類をご紹介。はじめに断言しておきますが、どれも前回ご紹介したインサレーション・シューティング・ジャケットと同様に、オトコ心をくすぐるアイテムばかりです。

秋冬シーズンはハイスペックアイテムの実力を実感しやすいだけに、今回初めてマウト リーコン テイラーに興味を持ったという方は、是非今シーズンGETすることをオススメします。

ポーラテック社のサーマルプロハイロフトを採用したフリースジャケット。さらに、通気性とストレッチ性に優れつつ、高い防水性を備えるポーラテック社のネオシェルを組み合わせることで、冬のアウターとしても着られるスペックに。着脱式のフードには、フェイスガード機能も。

今シーズンのキー素材となるマイクロテックヌバッククロスを採用。滑らかにしてタフ、そしてシワになりにくく通気性と撥水性も備えるというマルチファンクションな素材です。さらに、ポーラテック社のポーラテック アルファが、高い保温性と透湿性も実現。1プリーツ入りでゆったりとしたシルエットに。

サブソルとの共同開発となるブーツは、分厚いソールによるトレンドのダッド系フォルムが見所。とはいえ、そのスペックはバックル付きストラップを見ての通り、もちろんタクティカル基準。アッパーの素材にはインビスタ社のコーデュラナイロンを採用。軽量ですが、耐久性、耐水性に優れるタフ仕様です。

ベーシックなウェリントン系のサングラス。レンズは透明ですが、これはトランジションズオプティカルが開発したトランジションシグネチャー調光レンズで、実は紫外線量に応じてレンズの濃度が変化するんです。室内にいる状態だと、一般的なメガネと同様にクリア。でも、紫外線が降り注ぐ屋外では下の写真のようにパイロットグリーンに。

紫外線に当てた状態がこちら。その量によって、さらに濃度は変化します。レンズ片側分サイズにコンパクトにたためるフレームは、日本発のアイウエアブランドであるエイチ フュージョン製。

左はウォレットチェーン。緊急時の一人用落下防止伸縮ランヤードに、ハイグレードアルミ製のコング社のフロッグクランプを採用。2.5トンまでの耐荷重を誇ります。右は、米軍でも採用されるAUSTRIALPIN（オーストリアルピン）社製のコブラバックルにミラーポリッシュを施したベルト。ミルスペックコーデュラウェビング、ミルスペックボンデッドステッチなど、車を引っ張り上げられるほど頑丈です。

ハイスペックゆえに、それなりの価格がするマウト リーコン テイラーですが、小物なら比較的手に入れやすいかと。ニット類には、ウール×ナイロンによるコーデュラ・コンバットウールを採用。レザーパイピングやロゴパッチが重厚なアクセントに。ネックウォーマーも同素材で、内側はフリース仕様に。大判ストールには薄手のメリノウールを採用し、オールシーズンでの活躍を実現しました。