【人気】オヤジのスニーカーといえば、やっぱイタリア〜ンでしょ！

大人ならカジュアルだけでなく、スラックスなどちょいドレスな着こなしにもハマるスニーカーを持っておきたいもの。それでいて、しっかり足元でオヤジのリッチさやセクシーさをアピールできたら最高ですよね？

となるとイタリアンスニーカーは絶好。もともと彼の地は艶っぽい見た目で履き心地に優れたドレスシューズの宝庫なわけですが、そこで培われた素材選びや色使い、美しい木型をそのままスニーカーに移植したようなモデルが多いんですよ。

しかも嬉しいのが、多くのイタスニは外見からはわからないように厚底仕様になっており、さりげなく身長もＵＰ！　以下おすすめの５足をご紹介しましょう。

イタリアを代表する名門ドレス靴ブランド「サントーニ」。もともとここは靴のデザインによって製法をガラリと変える手練れとして知られ、近年はラグジュアリーなスニーカーにも注力。ドレス靴づくりで培われた官能的なフォルムや贅沢な素材使いが、世界中のお洒落オヤジの心をがっちり捉えています。

今作も見るからに柔らかに足に吸いつきそうなアッパー素材を採用。黒×ワイン×グレーというイタリアンブランドでなければ絶対にありえない大胆な配色と相まって、抜群にリッチな佇まいとなっています。それで白にオレンジを効かせたラバーソールにより、どこか軽快に見せているのもさすが。

かかと部分をドレス靴のようにレザーを積み上げる仕様としているのもユニークで、足元に視線を集中させたいなら絶好の一足と言えましょう。

伝統的靴作りとモードを融合させたクリエイションで、イタリア靴のトレンドを牽引してきたプレミアータ。メインで展開しているスニーカーは、クラシックなランニングシューズを彷彿とさせるデザインに、ソールサイドのスタンプをはじめ小気味よくやんちゃな要素を盛り込む絶妙アレンジで人気を博しています。

こちらはその新作で、アッパーはスエードとメッシュのコンビネーション。パッと見は落ち着いた佇まいゆえ、スラックスとの合わせも難なくこなすでしょう。ちなみにサイドのロゴマークは、カタカナの“ホ”ではなく、PREMIATAの“T”とユニオンジャックを掛け合わせた意匠とか。店頭での目印にしてください。

イタリア発の高級スニーカーブランドとしてメキメキ頭角を現した「フィリップモデル」。靴紐を結ばず、あえて垂らしたまま履きこなすスタイルを流行らせたことでも有名ですよね。

ご覧のモデルは定番「TROPEZ」をアップデートした「TROPEZ X」。ヒールカウンターデザインを微修正したほか、踵のソール部分の厚みが従来より増した6.5㎝となり、さらなる背高効果が得られるよう進化しています。

もちろんイタリア製ナイロンと極上カーフスエードを組み合わせた圧巻フィットのアッパーは健在。軽量な設計のため長時間の歩行もラクラクです。メッシュ素材で通気性を高めたトウ部分など、機能面もしっかり配慮された作りです。

「デイト」はフィレンツェに本拠を置く新鋭スニーカーブランド。ミラノに直営店を持ち、世界中の有名セレクト店も続々取り扱いを開始するなど、今最もホットな“イタスニ”と言えます。

その理由は今作FUGA(フーガ)を見れば一目瞭然でしょう。フォルム自体は流行りのダッドシューズ的ですが、アッパーの複雑なカッティング、さらに多彩なカラー（白・オフ白・ベージュ・グレー・黒・赤の全７色使用！）を上品にまとめあげるセンスには目を見張るものがあります。足元を新鮮に彩るならコレです！

「ヴァルスポルト」は1920年にイタリアで創業した、ヨーロッパ初の本格スポーツウェアブランド。靴はサッカーシューズが有名で、その後テニスシューズやバスケシューズにも数多名品を輩出しました。

こちらの新作ハイカットモデルは往年のテニスシューズを復刻した「トーナメント」のハイカット版。スラリとした細身シルエットやクリーム色のソールがクラシックなムードを発散し、もしかしてデッドストック？ なんて錯覚しそうなほどの仕上がりです。そこらの白スニに差をつけたいのなら、ぜひ狙ってくださいませ。