ザ・ノース・フェイスの白が注目される理由とは？

アウトドアウエアといえばビビッドカラー。確かに、リアルな自然の中では視認性の高いビビッドカラーは有用です。が、アーバンではそれに限らず。昨今はモノトーンのアウトドアウエアも人気です。そんな中、注目されているカラーが、ホワイトです。

ザ・ノース・フェイスから発表された「アンダイド・コレクション」。直訳すると「無染色コレクション」となります。文字通り、色付けをせずベースカラーのホワイトを纏ったアイテムを展開。アーバンなスタイリッシュさを楽しませてくれるうえ、トレンド的にもホワイトのアウターに注目が集まっている中とあって、実に気になる存在です。見た目に軽快で爽やかので、春シーズンに向けても重宝しそうですよね。でも、見どころはそれだけじゃないんです。

実はウエアを作るうえで、染色は大量の水を使用します。もちろん、使用後は汚水となるわけで、これが環境保護の点から問題視されてきました。そう、染色を行わない「アンダイド・コレクション」は、本来そんなSDGsな観点から生まれたものなんです。つまり、デザインにおいても製造工程においても、イマドキってコトです。

ご覧ください、このクリーンで上品なルックスを。アーバンを超えて、もはやドレッシーとさえ評したいほどです。白シャツやグレスラが、こんなに似合うのですからね。春シーズンに向けては、インナーにボーダーを合わせて爽やかに着こなしたいものです。と言っても、スペックはあくまでザ・ノース・フェイス。「アンダイド・GTX・ジャケット」と言う名の通り、3レイヤーのゴアテックスを採用するハイパフォーマンスシェルに仕上がっています。

Φ10×H16の付属サックに、コンパクト収納が可能。旅先用にシェルを備える人は多いと思いますが、アンダイド コレクションの登場によって、万が一の時のコーデ幅が広がりますね。

こちらは「アンダイド・トライアンフ・アノラック」。3レイヤーのゴアテックスに加え、シームシールと本格スペックながら、薄手とあって着心地は実に軽やか。街に溶け込みやすいホワイトカラーとともに、日常使いで重宝する一着になっています。そうそう、おなじみのロゴも色を使わず、エンボスで記されているんです。

シェルと合わせれば、よりクリーンで爽やかさが増す「アンダイド・ハット」と「アンダイド・キャップ」。それでいて、バゲットハットとベースボールキャップというストリートな形を採用しているあたり、さすがはトレンドセッターのザ・ノース・フェイスです。