一台三役のスマートイヤホン！ これ、聴力強化・音楽鑑賞・通話がお洒落に叶います

「人生100年時代」なんて言われるようになった昨今。いつまでも健康でいたいけれど、寄る年波には勝てないもの。「最近なんだか耳の聞こえが悪くなった……」なんて方もいるのではないでしょうか。

そんな方に朗報です！

今回ご紹介する「Jabra Enhance」は、ワイヤレスイヤホンのような見た目で“聴力強化”をおこなってくれるスマートイヤホン。聞こえを良くしたいけど「補聴器」をつけるほどでもない──という方にピッタリなアイテムなんです。さらには聴力強化だけでなく、音楽鑑賞、通話もこの一台で完結するので、耳の聞こえづらさを最近感じているという方はぜひ注目を！

一見するとこの「Jabra Enhance」はスタイリッシュなワイヤレスイヤホンですが、実は“ヒアラブルデバイス”というものになります。“ヒアラブル”とは、ウェアラブルデバイスの中でも音声に特化したもの。通常のイヤホンとは異なるメディカルグレードの技術で作られ、音量の全体ボリュームを上げることなく日常生活の「聞きたい音」だけを耳に届けてくれます。つまり、普段はワイヤレスイヤホンとして通話や音楽を楽しみながらも、大事な打ち合わせや会議で話をしっかり聞きたい時には“聴力強化”デバイスとして機能するんですね。

そもそも「Jabra」は補聴器を製造するGNグループの一員であり、メディカル分野の知見を持ったオーディオブランド。その実力は折り紙つきです。

例えば、聞こえる音を自然にする「ワープ コンプレッション」や、環境音に合わせて音をクリアにする「環境連動ノイズリダクション」、そしてハウリングを抑制して音質を向上させる「自動デジタルフィードバック抑制」に、正面からの声を聞こえやすくする「両耳連動ビームフォーミング」といった機能を搭載。これまで聞こえにくかった人の声や生活音が、これをつければ自然に聞こえるようになります。

それでいて不要な雑音はカットしているので、ザーザーとうるさい音が入ったりせず、つけっ放しでもストレスを感じることはほとんどありません。これまで聞き逃しや聞き間違えなど、聞こえに悩まされていた人にとってはまさに救世主と言えるでしょう。

こちらの「Jabra Enhance」、現時点ではiPhone11以降、iOS15以降のみに対応しており、Androidは今後対応予定とのこと。その設定方法は一般的なBluetoothイヤホンとは違い、少し特殊です。

まずiPhoneとのペアリングですが、イヤホン両方のボタンを3秒長押し。そこからiPhoneの「設定」アプリから「アクセシビリティ」→「ヒアリングデバイス」を選択し、ペアリングすれば完了します。続いて専用アプリの「Jabra Enhance」アプリをダウンロードして連動すれば、自分に合った聞き取りの音量やリスニングモードなども変更できます。

リスニングモードは3種類で、1つ目は指向性ビームフォーミングマイクを使って、正面の相手との会話に焦点をあてる「フォーカスモード」。2つ目は周囲の環境に合わせて自動的に集音を調整する「アダプティブモード」。そして3つ目は、特定の音だけでなく周囲全体の音をより多く取り込む「サラウンドモード」です。状況に応じて使い分けることができます。

また本機は、1回の充電で最長10時間の使用が可能。充電ケースを併用すれば最長30時間まで使えます。充電時間は約3時間なので、寝る時に充電すれば1日中使える計算。ちなみにIP52準拠の防塵防滴性能をもち、ジムで汗をかいたり少々の雨に濡れたりしても問題なく使えるのもうれしいポイントですね。

何よりもそのデザインが秀逸なので、補聴器に抵抗がある方でも受け入れやすいのではないでしょうか。最近、会話や通話の声がちょっと聞こえづらくなった。音楽も前よりなんだか聴きにくくて楽しめなくなった……そんな方はこの聴力強化イヤホンで、あの頃のクリアな音を聞いてみませんか？