2018.09.20
夏フェスより秋フェスでしょ!
やっと秋めいてきた今日この頃、いつも通りの食欲の秋しかない私ですが、今回は食欲の秋とのあいだに珍しく“音楽”の秋を楽しんできました。
- CREDIT :
文/八木千晶(LEON)
その世界レベルのアーティストっていったい誰よ?と気になるビギナーさんに今回の出演者をチラっとご紹介!
ハービー・ハンコック and His Band
featuring ジェームス・ジーナス、トレヴァー・ローレンス Jr.、
リオーネル・ルエケ & テラス・マーティン
2011年にはユネスコ親善大使に就任するなど、音楽文化、芸術活動を通じた平和への貢献活動が認められる一面も。またハービーは東京JAZZ初期の音楽プロデューサーを務めているなど東京JAZZ育ての親とも言われており、精鋭バンドメンバーを率いた60分以上の豪華すぎる神ライブはオーディエンス総立ち•感涙ものでした!
R+R=NOW
NYの摩天楼を模したモニュメントをバッグに、ドラム、ベース、シンセサイザー、キーボード、サックス、ヴォコーダー(電子楽器やエフェクターの一種)を使ったボーカルで、現代の音の構築を魅せてくれました。大きめのシャツで気取りなく演奏する彼らの姿もとってもチャーミングでした!
コーネリアス
彼のライブの特徴は何と言っても演奏とシンクロさせるスクリーンに投写した映像や照明の独特な世界観でしょう。今回の東京JAZZではホールライブのファーストアクトとして大きなインパクトを感じさせてくれました。サポートバンドのドラムが女性だったところもカッコ良かったですね。それにしても映像の面白さはハンパなかった!!
他にも渡辺貞夫オーケストラ、マンハッタン・トランスファー、ジョン・スコフィールド、オマーラ・ポルトゥオンド from ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ™など書ききれないほどの豪華アーティストが出演した文字どおりの“お祭り騒ぎ”な2日間だったのでした。
今回はホールライブのみ観賞させていただきましたが、ケヤキ並木周辺に出てもさまざまなアーティストのジャズサウンドがいたるところに流れており、とても豊かな気分に! そう、夏フェスも良いですが、過ごしやすい今だからこそ楽しめる“秋フェス”も大変オススメですよ〜。