2018.09.14
貴兄はどっち派? 軽井沢でアウディか銀座でメルセデスか!
おそらく銀座の街がいちばん似合うクルマなのではと思ってしまうメルセデス。そして、軽井沢のワインディングをクワトロエンジンで走り抜けたいなと思ってしまうのはアウディ。貴兄のライフスタイルに、よりぴったりなのはどっち?
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文/近藤高史(LEON)
こんにちは、LEON編集部のクルマ担当、近藤です。
景気が良いのでしょうか、各ブランドによる新車発表も目白押し。
そんななかでもドイツが誇る2ブランドの新車発表のお話しをしたいと思います。
のっけからパンチの効いたタイトルを書いてしまいましたがつい先日、軽井沢で行われたのはアウディの新型A7スポーツバック&A8の同時試乗会。旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンホテルを舞台に行われた話題の2台の試乗会は、クルマ担当としてハズせない!と朝9時集合で軽井沢へ行ってまいりました。
クルマの詳細はLEON12月号「しあわせグルマ」連載をご覧いただくとしてこのA7スポーツバックは、オトナな男性にぜひ乗ってもらいたい1台。
見た目の洗練されたスポーティさは、さすがのひと言だし、ボディの軽量かにより、見た目のサイズ感では考えられないほどの走り出しの軽快さや、直線の楽しさをもたらしてくれました。
何よりその洗練されたスタイリッシュなデザインは軽井沢の市街地や別荘地に乗っていっても実にサマになるということ。
これはきっと海に乗っていっても、大都会に乗りつけても同じ感想を抱くはずです。
旧軽井沢から白糸の滝を抜け、鬼押し出しまで走らせたのですが細いカーブの連続する山道を見事に走り抜けてくれました。
わざと多少、荒い運転をしてみたのですが、安定感や安心感、静粛性などなど、アウディの最大クラスならではの余裕を感じられました。それでいて走りはキビキビとしていて、運転手付きで乗りたくなるというよりは、ドライバーズカーとして所有したい、そんな一台だったのです。
秋の休日の軽井沢を大切な誰かを助手席に乗せて、あるいはひとりででもぜひ乗っていただきたいクルマでした。
“伝統と革新”をテーマに掲げた新型車にぴったりの場所での発表、そんな触れ込みでしたが、僕個人的に言わせてもらうといつの時代も銀座に似合うクルマ=メルセデスというイメージをさらに強くした発表会だった気がします。
購入した暁には女性とふたり、歌舞伎座でも新橋演舞場でもいいから新型Cクラスで銀座に歌舞伎を見に行くなんてシーンにぴったりのクルマという印象です。
とまあ、ライフスタイルを感じさせつつ、印象に残る試乗会を開くことも各クルマブランドの絶対使命。
今後、どんな場所でどんな発表のスタイルが表われるのか、これからも注目です!