まだまだ続く「瀬戸内レモン」ブーム！ 広島県人の編集者がレモンケーキを食べくらべ！

ここ数年、広島・瀬戸内産のレモンの人気がすごいですね。各食品メーカーがこぞって瀬戸内レモン限定商品を発売し、なかには予約で数カ月待ちのものまであるくらい。広島県といえば、もみじ饅頭やお好み焼き、牡蠣などが広く知られていましたが、最近では「レモンの町」としても有名になりましたからね。

おすすめのレモンケーキをご紹介する前に、広島レモンについて少しご説明をば。
そもそも、広島県が日本一のレモン生産量を誇ることを、ここ数年の瀬戸内レモンブームで知った人も多いはず。国産レモンの半分以上が広島県産であることなんて、広島県人でも知らないくらいですからね。

そんな広島県産のレモンのなかでも有名なのが、呉市豊町大長を中心に大崎下島・豊島・大崎上島で栽培されている「大長レモン」と、尾道市瀬戸田町の生口島・高根島で栽培されている「瀬戸田レモン」。瀬戸内の温暖で雨の少ない気候が、かんきつ類の栽培適地なんだとか。中学ん時の先生が黒板に書いていた、あの瀬戸内海式気候ってやつですね。そんな環境で育った広島レモンは、酸味の奥に旨味も栄養もたっぷり含まれていて、防腐剤などが使われた外国産レモンと違って、無農薬や減農薬で作られているので、皮ごと食べられちゃうんですよ。

さてさて、レモンのお話が長くなってしまいましたが、そろそろワタクシがおすすめするレモンケーキのお話を。今や、広島のレモンケーキを検索すれば何十種類も見つかると思いますが、今回はワタクシが厳選した３品をご紹介いたしますね。

まずは「バッケンモーツアルトのプレミアム広島レモンケーキ」（パッケージ写真の左）。広島レモンをコンフィチュールにして、生地に混ぜ込んで焼き上げた、ふんわり生地が特徴のレモンケーキ。表面のレモンチョコは、レモンの香りが強く甘めなのがワタクシの好みで、広島に帰省した時は必ず買って帰るほど。

ふたつ目は「島ごころの瀬戸田レモンケーキ」（パッケージ写真の中央）。広島のレモンケーキのなかで、最も有名で人気があるのがこちら。最大の特徴は香りで、レモンの香り成分・リモネンが含まれている果皮だけを生地に練り込んでいるんだとか。しっとりとした生地の中に入った果皮の食感が癖になるんですよね。皮まで食べられる安全な瀬戸田レモンならではです。

最後は「ボストンの広島レモン」（パッケージ写真の右）。大正12年に広島県初の洋菓子屋さんとして創業した老舗の一品。老舗ならではのオーソドックスなレモンケーキですが、スポンジに漬け込みレモンを散りばめているのが特徴。濃厚なレモンチョコが厚めにコーティングされた濃厚なレモンチョコはワタクシにはたまりませんね。ちなみにこちらのレモンスティックケーキも絶品です！

以上、ワタクシおすすめのレモンケーキはいかがでしたでしょうか。食べたくなりましたよね？ 今回ご紹介した3品は、広島駅はもちろん、ネットでも購入できますので、ぜひご賞味くださいまし。

ブチ美味いけぇ食べてみんさい！