ビール、といえば、そんなステレオタイプのイメージや認識が、長いこと日本では定着してきました。いわゆるホップの苦味を特徴とするピルスナースタイルのビールがなみなみと注がれたジョッキで乾杯!というすっかり見慣れた夏の風物詩は、もしかしたら今後は徐々に廃れていくかもしれません。というのも、4月の酒税法改正によってビールの多様化が見込まれるいっぽうで、いま密かに活況を呈しているのが“クラフトビール”市場だからです。
自由な発想で生み出される繊細な味の数々
私はコーヒーやフルーツをよく摂るせいか、左から3番目の濃色ビール「Afterdark」の深みのあるロースト感や、いちばん右側のラズベリーの甘酸っぱさが引き立つ「JAZZBERRY」が好きでした。
今後ますます成長するクラフトビール市場
まだまだ小規模ながら、こうした個性に富むクラフトビールが徐々にファンの拡大につながれば、近い将来、日本のビール業界の救世主に成長する可能性も。今後の動きに目が離せませんが、カタイ理屈は抜きに、とりあえずは1杯、飲みに行ってみてくださいませ!
■ SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)
住所/東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山内
営業時間/月〜土曜8:00〜24:00(L.O.22:00)、日曜8:00〜22:00(L.O.21:00)
※テラス席は22:00まで営業
席数/215席(1階: 102席、2階: 84席、テラス: 29席)
URL/http://www.springvalleybrewery.jp/tokyo/
予約・お問い合わせ/☎︎03-6416-4960