2017.10.23

大阪・昭和レトロと大正ロマンに出会う旅

大阪・梅田の繁華街からほど近い中崎町と中之島。たまにモダンなものから離れて、古き良き時代の遺構に触れてみるのも良いものですネ！

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文／LEON.jp 吉田奈緒子

まだ少し夏の暑さが残る９月の終わりに、大阪で羽を伸ばしてきました。2015年の暮れに、ウブロさんのイベントで行って以来約２年ぶりに訪れた大阪の旅は、題して「大阪・レトロ発見の旅」とでも言いましょうか。

まずご紹介するのは、いま注目度が高いと言われるエリア、中崎町。大阪・梅田駅の繁華街から東に向かってわずか500m程度しか離れていない地区に、古き良き昭和の香りがする街並みが残っていまして。

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ここには、昭和期の平屋やアパートをリノベーションした古着屋さんや雑貨店、飲食店が軒を連ねていて、狭い路地裏に入ると一気にタイムスリップしたようなノスタルジーに浸ることができます。ぶらぶらと散歩しているうちに小腹が減ったので、立ち寄ったお店もいい味を出していました。

懐かしい感じの磨りガラスや年月を刻んだ店構えに、引き寄せられずにはいられない「カフェバー巣バコ」。中に入ってみると、これまた昭和レトロな内装にアメリカのミッドセンチュリー風の家具が置かれていて、なんともいい雰囲気を醸し出しています。

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キッチュなバーカウンター。平日は夜のみの営業らしいです。
お冷のグラスまで昭和レトロ！　メニュー表は、アノ有名な絵本を模してる!?
「巣バコオリジナルカレー」850円。キーマカレーは、辛いもの好きの私の舌にもピリリと来ました。
確か、テーブル席は４席ほど。ふたり横並びで座れるソファ席もあったかと。

キッチュなバーカウンター。平日は夜のみの営業らしいです。
お冷のグラスまで昭和レトロ！　メニュー表は、アノ有名な絵本を模してる!?
「巣バコオリジナルカレー」850円。キーマカレーは、辛いもの好きの私の舌にもピリリと来ました。
確か、テーブル席は４席ほど。ふたり横並びで座れるソファ席もあったかと。

リッチでモダンなお店とは対極でありつつ、昔のデザインや時間の流れが生み出すシャビーシックに触れると、忙しない日常を束の間忘れてしまいますよね。ホッコリとした心の豊かさを感じられる。そんな場所が好きな女性とのデートには、いまオススメのエリアかと。

■「カフェバー巣バコ」

住所／大阪府大阪市北区中崎西 1-1-27

営業時間／18:00〜翌2:00(月〜金曜)、12:00〜翌2:00(土日・祝)
※ランチ営業は土日・祝のみ

お問い合わせ／☎︎06-6372-1035

午後は、市営地下鉄を乗り継いで堺筋線の北浜駅へ。レトロな洋館が集中する地区、中之島に移動しました。さっそく駅の近くで目を引いたのが、紅茶専門店「北浜レトロ」。1912年に建てられた瀟洒な洋館は、国の有形文化財にも登録されています。残念ながら２階の喫茶室は長蛇の列のため、本場の紅茶を楽しむことはできませんでしたが、かつての編集部で英国の田舎町を取材をしていた頃の記憶が蘇りました。

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